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世界のどこでも自分の家になるモバイルハウス「動く家」

by 伊東建築塾

日曜日 16:00〜18:00 / 中高生(13〜18歳)

はじめに

昨年に引き続き、今年も伊東建築塾による授業を開催します。

今回は、建築家であるo+hの大西麻貴さんと百田有希さん、PERSIMMON HILLS architectsの廣岡周平さんをお招きし、モバイルハウスを構想します。世界中のどこでもが自分の居場所になる、小さな動く家です。そもそも「家」ってなんだろう?素材の由来や、その建築が置かれる敷地との関係を考えることで、人工物でありながら、小さな生きもののような動く家を考えたいと思います。

「自分の興味をカタチにする」と題した前回では、自分自身の興味関心を起点に、身の回りの世界をよく観察しながら考えをカタチにしていくことに挑戦しました。受講生のアイデアは、実際に家具となってGAKUで設置されますので、ぜひご覧ください。

 

開催概要

日時:2021年10月24日(日)-2022年2月27日(日)の隔週日曜日16:00-18:00(全11回)
*2回目のみ水曜日
対象:中高生(13〜18歳)
定員:10名程度
料金:90,000円(税抜)
主宰:伊東建築塾
協賛:カリモク家具株式会社

 

主宰

伊東建築塾
建築家・伊東豊雄が塾長を務める、これからの建築を考えるための新しい建築教育の場として2011 年より活動を開始しました。恵比寿にある伊東建築塾のスタジオでは、小学校高学年の児童を対象に、一年を通して建築やまちについて学ぶ「子ども建築塾」を開講しています。中高生を対象にしたワークショップでは、発想力を伸ばすとともに、地域や環境など社会性のあるテーマに取り組んでいます。
http://itojuku.or.jp/

 

講師

百田有希
1982年生まれ。2006年京都大学工学部建築学科卒業。2008 同大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。2008年- 大西麻貴+百田有希 / o+h 共同主宰。2009-14年伊東豊雄建築設計事務所勤務。2017年- 横浜国立大学非常勤講師。
http://www.onishihyakuda.com/

 

大西麻貴
1983年生まれ。2006年京都大学工学部建築学科卒業。2008年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。 2008- 大西麻貴+百田有希 / o+h共同主宰。2016- 京都大学非常勤講師 。2017- 横浜国立大学大学院YGSA客員准教授。
http://www.onishihyakuda.com/

 

廣岡周平
1985年生まれ。2008年 関西大学工学部建築学科(江川研究室) 卒業。2010年 横浜国立大学大学院Y-GSA 修了。2011-2015年SUEP、2015-2016年大成建設設計部に勤務。2016年に柿木佑介とPERSIMMON HILLS architectsを設立し、「価値を重ねる」ことをテーマに設計を行う。設計の一方で自邸2軒、実家1軒を自ら施工し、つくることを通して、建築・都市・生活について考えている。
https://www.persimmon-hills-architects.com/

 

特別講師


写真:藤塚光政

伊東豊雄
1941年生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。71年アーバンロボット設立。79年伊東豊雄建築設計事務所に改称。主な作品に「せんだいメディアテーク」(宮城)、「みんなの森 ぎふメディアコスモス」(岐阜)、「台中国家歌劇院」(台湾)など。日本建築学会賞、ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞、プリツカー建築賞など受賞。2011年に私塾「伊東建築塾」を設立。これからのまちや建築を考える場として様々な活動を行っている。また、自身のミュージアムが建つ愛媛県今治市大三島においては、地域の人々とともに継続的なまちづくりの活動に取り組んでいる。

 

プログラム

そもそも「家」ってなんだろう?素材の由来や、その建築が置かれる敷地との関係はどのようなものだろう?さまざまな「問い」を生み出しながら、「体でいいなと思えるもの」を構想し、人工物でありながら小さな生きもののような動く家を構想していきます。手を動かしながら考えて、考えなら手を動かして、最終的には1/1模型を制作。中間発表や最終発表には、特別講師として伊東豊雄氏も参加し、10代と対話を重ねていきます。

1:レクチャー
そもそも「家」ってなんだろう?屋根は必要?柱は?雨風を防げるもの?人間以外のいきものにとっての家とは?家が動いたら?いろんな観点から、家について考えます。

2〜4:エスキス(スケッチや模型)
手を動かしながら簡単にでもアイデアを表してみること。エスキスと呼ばれるステップは、考えを形にしていくために建築家からとても大切にされています。今回の受講生もそこから体験。最初のエスキスでは、「居場所」を手がかりにアイデアをスケッチで表現します。2回目以降のエスキスでは、中間発表に向けてアイデアを小さな模型で表現します。

5:中間発表
工夫したところや大切にしているところなど。小さな模型を手にしながら、1人1人が講師陣の前でアイデアを発表し、フィードバックをもらいます。自分で創意工夫をしていると、他の受講生の発表からも学べることがたくさん。

6:見学会(カリモクショールーム)
カリモクによる西麻布のショールーム「Karimoku Commons Tokyo」を訪れます。実際の家具に触れながら、材料としての木材に注目し、木材の特徴やサステナビリティに関する取り組みを学びます。

7:見学会(廣岡周平さんのご自宅)
講師・廣岡周平さんのご自宅を訪れます。牛乳パックや豆腐パックや葉っぱなど、身の回りのものを組み合わせて、自ら施工されてつくられています。「生活の中の素材を活用する」ことの可能性を学びます。

8〜10:1/1模型制作
グループに分かれ、実際の大きさ(1/1)の模型を協力して制作します。本当の大きさにすること、自分の身体で向き合ってみること。そうすることで、感じることも変わっていきます。そして、大きさが変われば制作の難易度もアップ。試行錯誤を重ねて、ときには大人の手を借りながら完成させます。

11:最終発表
グループごとに作り上げた1/1の模型を発表します。まだこの世界にはないかもしれないけど、あったらいいなと思える家。それが実際に形になってGAKUに立ち並びます。モノや言葉を通して伝えること。これが好き!という実感を込めて伝えること。創意工夫を重ねてきたこれまでの経験を活かす機会です。

 

お申し込み(先着順)

1)お申し込み/ご入金
peatixよりお申し込み、ご入金ください。

2)ご受講確定
ご入金が確認できましたら、主宰者より、メールにてご受講確定通知をお送りいたします。こちらのご連絡をもってご受講確定となります。

*ご入金後3日以内にメールが届かない場合は、大変お手数ではございますが、下記の問い合わせ先までご連絡をいただけますようお願い致します。(迷惑メールフォルダのご確認もお願い致します)

 

授業内容に関するお問い合わせ

gaku@itojuku.or.jp
03-6277-2175(担当:庄子)

 

協賛


カリモク家具株式会社
創業者である加藤正平が江戸時代から続く材木屋を引き継ぎ、愛知県刈谷市で小さな木工所を始めたことをきっかけに1940年に創業。様々な木製品を生産することで技術を磨き、1960年代に入ると、自社製の木製家具の生産と販売 を開始。高度な機械の技術と職人の技を融合させる「ハイテク&ハイタッチ」という製造コンセプトを掲げて木材生産分野における土台を作りあげ、国産家具メーカーへと成長を遂げる。

 

 

授業の日程

2021.10.24 SUN 16:00~18:00 1.レクチャー
2021.11.03 WED 16:00~18:00 2.エスキス①(スケッチ)
2021.11.21 SUN 16:00~18:00 3.エスキス②(模型制作)
2021.12.05 SUN 16:00~18:00 4.エスキス③(模型制作)
2021.12.12 SUN 15:00~18:00 5.中間発表
2021.12.26 SUN 16:00~18:00 6.見学会①(カリモクショールーム)
2022.01.16 SUN 16:00~18:00 7.見学会②(講師自邸)
2022.01.23 SUN 16:00~18:00 8.1/1模型制作①
2022.02.06 SUN 16:00~18:00 9.1/1模型制作②
2022.02.20 SUN 16:00~18:00 10.1/1模型制作③
2022.02.27 SUN 15:00~18:00 11.最終発表

 

昨年のクラスの様子

昨年度のクラスの様子は下記「トピックス」より、ぜひご覧ください。

授業へのお申し込みに関して

GAKU の授業への参加をご検討下さいまして、誠にありがとうございます。お申し込みにあたりましては、参加される生徒様の保護者の方による、参加へのご同意及び下記注意事項へのご承諾が必要となります。下記ご注意事項をご承諾いただいた上で、お申込みフォームへお進みください。

個人情報の取り扱いについて
お申し込み時にいただいた個人情報は、GAKU のプライバシーポリシーに基づき適正に管理し、 授業一連の活動に関する GAKU及び授業主宰者からのご連絡、今後行うイベントの情報のお知らせ、その他これらの業務上必要な範囲でのみ利用致します。

※GAKU の個人情報保護方針(プライバシーポリシー)は、こちらをごらんください。
https://gaku.school/privacy

※個人情報の訂正、削除等をご希望される場合には、下記のコンタクトフォームよりご連絡く ださい。
https://gaku.school/contact

当日の記録写真等について
当日の記録写真及び動画、作品などは、GAKU 及び授業主宰者や開催協力・後援団体の業務 (ホームページやパンフレット等への掲載を含む)に使用させていただく場合があります。また、授業の配信や記録動画の販売が行われる場合があります。なお、当日は、新聞やテレ ビ、インターネットサイトなどの取材が入り、授業の様子が報道されることがあります。氏名と顔が判別される動画像の同時掲載の際には、改めてご承諾をいただくようご連絡を致しますが、ご懸念の点がありましたら、お申し込みの備考欄やコンタクフォームより、お気軽にご連絡ください。

キャンセルについて
授業のキャンセルに伴うご返金に関しては、各授業主宰者のご案内をご確認ください。

新型コロナウイルス感染症防止への対応について

1.授業参加にあたって
①施設入場時の検温と手指のアルコール消毒、施設利用時のマスク着用にご協力お願い致します。
②授業当日に 37.5℃以上の熱があった場合には、いかなる理由があっても、授業には参加 出来かねますので、ご了承ください。

2.感染の疑いがある場合
①37.5℃以上の発熱が 3日以上続いた場合、その他発熱や体調不良等が続き感染が疑わ れる場合、2週間以内に海外に渡航している場合、新型コロナウイルスへの感染を疑われる 人との接触可能性が本人または同居家族にある場合には、当該事実の判明後、直ちにクラ ス主催者にご連絡の上、授業の参加をお控えください。
②授業中に参加者の体調不良などが確認された場合には、感染拡大防止のため、当日の活動を中止し、参加者皆様のご帰宅をお願い致します。ご了承ください。

3.感染が確認された場合
①万が一、GAKU の利用者に、新型コロナウイルス感染症が発症した場合、保健所の指示に従い、速やかな対応を行います。必要な情報提供にご協力お願い致します。
②渋谷 PARCO の他施設内で感染者が確認された場合、授業の実施を延期する場合もございます。その際、授業料返金は致しかねますのでご了承ください。
③万が一新型コロナウイルス感染症に感染された場合の責任は負いかねます。

承諾をした上で、申し込み手続きを進める

トピックス

  • 「世界のどこでも自分の家になるモバイルハウス『動く家』」作品展示会を開催します

  • 「世界のどこでも自分の家になるモバイルハウス『動く家』」第11回 最終発表会

  • 「世界のどこでも自分の家になるモバイルハウス『動く家』」第10回 模型制作

  • 「世界のどこでも自分の家になるモバイルハウス『動く家』」第9回 模型制作

  • 「世界のどこでも自分の家になるモバイルハウス『動く家』」第8回 模型制作

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  • 「世界のどこでも自分の家になるモバイルハウス『動く家』」第6回 「Karimoku Commons Tokyo」出張授業

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