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「世界のどこでも自分の家になるモバイルハウス『動く家』」作品展示会を開催します


世界的建築家・伊東豊雄さんが主催する「伊東建築塾」による「世界のどこでも自分の家になるモバイルハウス『動く家』」。授業内で生徒が発想したアイデアが、カリモク家具株式会社との連携により、実物大の1点、その他はミニチュアとして実制作されました。2022年8月8日(月)~12日(金)の期間中、「Karimoku Commons Tokyo」にてそれらの展示発表を行います。併せて、初日の8月8日(月)には生徒の10代による作品ガイドツアーも行われます。新たなクリエーションと教育のあり方を発信するGAKUの取り組みにぜひご注目いただけますと幸いです。

 

開催概要

日時:2022年8月8日(月)~12日(金)12:00〜18:00
会場:Karimoku Commons Tokyo(東京都港区西麻布2丁目22-5)
料金: 入場無料

【特別イベント】初日の8月8日(月)16:30〜17:30にて生徒による作品ガイドツアーを実施

 

クラスについて

そもそも「家」ってなんだろう?素材の由来や、その建築が置かれる敷地との関係はどのようなものだろう?さまざまな「問い」を生み出しながら、「身体でいいなと思えるもの」を構想し、人工物でありながら小さな生きもののような動く家を構想していきました。

名称:世界のどこでも自分の家になるモバイルハウス『動く家』
実施期間:2021年10月24日(日)〜2022年2月27日(日)
対象:中高生(13〜18歳)
講師:百田有希(o+h)、大西麻貴(o+h)、廣岡周平(PERSIMMON HILLS architects)
特別講師:伊東豊雄(伊東建築塾)

クラスページはこちらから

 

授業風景

▼少人数制で生徒一人ひとりとじっくり向き合ってくれる講師の方々

▼講師・廣岡さんの作品でもあるご自宅でケーススタディ

▼自分のアイデアを模型で表現

▼作品を伊東豊雄さんたちに自分でプレゼンテーション

▼最優秀賞に選ばれた作品1点が実寸大、そのほかの全14作品がミニチュアで制作されます

授業レポートはこちらから

 

実制作の様子

カリモク家具株式会社の工場で職人の方々により実制作が進められました。



 

プロフィール


GAKU
10代の若者たちがクリエーションの原点に出会うことができる「学び」の集積地。渋谷パルコ9階にて2020年9月の開校以来、ファッション、アート、音楽、デザイン、建築、映像など、様々なクリエイターと連携したクラスを展開しています。クラスの空き時間には、10代専用の自習室として無料で開放。その他、podcast「ガクジン」も配信中。
https://gaku.school/


伊東建築塾
建築家・伊東豊雄が塾長を務める、これからの建築を考えるための新しい建築教育の場として2011 年より活動を開始しました。恵比寿にある伊東建築塾のスタジオでは、小学校高学年の児童を対象に、一年を通して建築やまちについて学ぶ「子ども建築塾」を開講しています。中高生を対象にしたワークショップでは、発想力を伸ばすとともに、地域や環境など社会性のあるテーマに取り組んでいます。
http://itojuku.or.jp/


カリモク家具株式会社
創業者である加藤正平が江戸時代から続く材木屋を引き継ぎ、愛知県刈谷市で小さな木工所を始めたことをきっかけに1940年に創業。様々な木製品を生産することで技術を磨き、1960年代に入ると、自社製の木製家具の生産と販売 を開始。高度な機械の技術と職人の技を融合させる「ハイテク&ハイタッチ」という製造コンセプトを掲げて木材生産分野における土台を作りあげ、国産家具メーカーへと成長を遂げる。
https://www.karimoku.co.jp/

 

<クラス講師>


百田有希
1982年生まれ。2006年京都大学工学部建築学科卒業。2008 同大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。2008年- 大西麻貴+百田有希 / o+h 共同主宰。2009-14年伊東豊雄建築設計事務所勤務。2017年- 横浜国立大学非常勤講師。
http://www.onishihyakuda.com/


大西麻貴
1983年生まれ。2006年京都大学工学部建築学科卒業。2008年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。 2008- 大西麻貴+百田有希 / o+h共同主宰。2016- 京都大学非常勤講師 。2017- 横浜国立大学大学院YGSA客員准教授。
http://www.onishihyakuda.com/


廣岡周平
1985年生まれ。2008年 関西大学工学部建築学科(江川研究室) 卒業。2010年 横浜国立大学大学院Y-GSA 修了。2011-2015年SUEP、2015-2016年大成建設設計部に勤務。2016年に柿木佑介とPERSIMMON HILLS architectsを設立し、「価値を重ねる」ことをテーマに設計を行う。設計の一方で自邸2軒、実家1軒を自ら施工し、つくることを通して、建築・都市・生活について考えている。
https://www.persimmon-hills-architects.com/


伊東豊雄
1941年生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。71年アーバンロボット設立。79年伊東豊雄建築設計事務所に改称。主な作品に「せんだいメディアテーク」(宮城)、「みんなの森 ぎふメディアコスモス」(岐阜)、「台中国家歌劇院」(台湾)など。日本建築学会賞、ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞、プリツカー建築賞など受賞。2011年に私塾「伊東建築塾」を設立。これからのまちや建築を考える場として様々な活動を行っている。また、自身のミュージアムが建つ愛媛県今治市大三島においては、地域の人々とともに継続的なまちづくりの活動に取り組んでいる。
(写真:藤塚光政)