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「Hibiya Festival 2024」にて演劇ワークショップとトークイベントを行います

音楽、絵画、建築、文学、身体表現など。さまざまな要素からなる演劇は総合芸術とも呼ばれ、海外では演劇教育(ドラマ教育)が盛んです。日本でも、演劇を授業に取り入れる公立高校もみられる他、2021年度より日本で初めて「芸術文化観光」を深く学ぶ「芸術文化観光専門職大学」が開校されるなど、その普及が進んでいます。一方で、そのような教育機関の数はまだ限られているのが現状です。

演劇も教育も、ともに人の想像力と創造力があふれる時間と場所であるはず。GAKUでは、2020年度より演劇のクラスを継続的に開講しています。(「新しい演劇のつくり方(第1期)」「新しい演劇のつくり方(第2期)」「観劇プログラム」「教室が劇場になること、劇場が教室になること」)。

都市型の観劇フェスティバル「Hibiya Festival」 において、GAKUのこれまでの想いや知見をもとに、3つのプログラムを実施します。ぜひ、足をお運びください。

開催概要
日程:5月4日(土)、5月5日(日)
会場:東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井カンファレンスROOM6 *全プログラム共通
東京都千代田区有楽町1-1-2 日比谷三井タワー9階
参加費:無料
対象:未就学児〜大人(プログラムによって変動します)

 
ひとりごとから詩をつくる

*画像はGAKUクラス「新しい演劇のつくり方(第2期)」の様子です
ふとしたときに、あたまに言葉が浮かんできたり、思わず言葉を口にしたり。「ひとりごと」は、妙に自分自身に馴染むような言葉だったりもしますし、一方で自分自身が驚くような言葉だったりもします。そんな「ひとりごと」は、「あなた」と深く結びついているからこそ、他の誰かにとっては謎の多いものであるかもしれません。「わからない」ものなのかもしれません。でも、「わかる」から良い、「わからない」からダメということではなく、自分から出てきた言葉を大切にしてみる。同じように、他の人から出てきた言葉も大切にしてみる。そういう体験をしていきます。そのとき「ひとりごと」は、きっと詩になります。そして、その詩を読み合ってみる。きっとそこには演劇の原体験があるはずです。

日程:5月4日(土)16:00-18:00
会場:東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井カンファレンスROOM6
対象:10代(中学生以上)
定員:20名 *先着順
講師:青柳菜摘(アーティスト、詩人)、中島梓織(劇作家、「いいへんじ」主宰)

講師プロフィール

青柳菜摘
1990年東京都生まれ。アーティスト。現代美術の分野で映像インスタレーションを国内各地で発表し、近年は詩人としても活躍。観察と記録の関係性をプロジェクトベースに探究している。第28回中原中也賞受賞。コ本や honkbooks主宰。
https://www.datsuo.com/


中島梓織
劇作家・演出家・俳優・ワークショップファシリテーター。いいへんじ主宰。個人的な感覚や感情を問いの出発点とし言語化にこだわり続ける劇作と、くよくよ考えすぎてしまう人々の可笑しさと愛らしさを引き出す演出が特徴。創作過程における対話に重きを置いて活動している。

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がんばらない即興演劇

*画像はGAKUクラス「新しい演劇のつくり方(第2期)」の様子です
高尾さんは、「インプロは創造性をあなたに与えない。しかし、あなたの中にすでにある創造性を掘り起こす手伝いをする」とし、創造性が「スポンテイニアス(意識することなく自然)」に生まれてくるための理論と実践を往復しながら活動をなされています。その理論の1つに「がんばらない」というものがあります。なぜ、がんばらないのか。人の萎縮や恐怖心は、創造性の発露にとって取り除くべきものだからです。当日は、リラックスと安心感のなかで、演劇というものを体験していきます。

日程:5月5日(日)13:00-15:00
会場:東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井カンファレンスROOM6
対象:6才〜10才までの児童及びその保護者
定員:10組(20人)*先着順
講師:高尾隆(インプロヴァイザー、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)

講師プロフィール

高尾隆
インプロヴァイザー、吹奏楽指揮者・指導者。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。1​974​年島根県松江市生まれ。19​98年東京大学文学部卒業。20​04年一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。一橋大学学生支援センター専任講師、東京学芸大学芸術・スポーツ科学系音楽・演劇講座演劇分野准教授を経て現職。
インプロをキース・ジョンストン氏などに師事。学校、劇場、企業、地域などでインプロ・ワークショップをおこなう。主宰するインプログループ、即興実験学校ではワークショップをおこなうかたわら、舞台にも立つ。
著書に『インプロ教育:即興演劇は創造性を育てるか?』『インプロする組織』(共著)「学びと創造の場としての吹奏楽部」(青木利夫他(編)『生活世界に織り込まれた発達文化』所収)など。

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トークイベント「演劇の現在地」

*画像はGAKUトークイベント「教室が劇場になること、劇場が教室になること」の様子です
演劇は自由です。人の想像力と創造力があふれるものです。同時に、作家はこれまでの演劇文化の歴史や、現在の社会状況と向き合いながら、その表現の可能性や批評性を拡張し続けています。であるからこそ、「演劇の現在地」を探るということは、演劇のあり方のみを探求するのではなく、この社会をどう捉えてどのように働きかけるかというものとも重なっていきます。異なる表現方法を持つ劇作家4名が「演劇の現在地」をテーマに語ります。

日程:5月5日(日)16:00-18:00
会場:東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井カンファレンスROOM6
ファシリテーター:徳永京子(演劇ジャーナリスト)
トークゲスト:池田亮(「ゆうめい」所属)、カゲヤマ気象台(「円盤に乗る派」代表)、関田育子(「関田育子」主宰)、山田由梨(「贅沢貧乏」主宰)
対象:どなたでも
定員:30人程度 *先着順

ファシリテータープロフィール

徳永京子
演劇ジャーナリスト。東京芸術劇場企画運営委員。せんがわ劇場演劇事業外部アドバイザー。読売演劇大賞選考委員。緊急事態舞台芸術ネットワーク理事。ローソンチケットのサイト『演劇最強論-ing』企画・監修・執筆。朝日新聞首都圏版に劇評執筆。『act guide』にて「俳優の中」、『季刊エス』にて「演劇 3rd EYE」を連載中。著書に『我らに光を──さいたまゴールド・シアター 蜷川幸雄と高齢者俳優41人の挑戦』、『演劇最強論』(藤原ちからと共著)、『「演劇の街」をつくった男──本多一夫と下北沢』
©宮川舞子

トークゲストプロフィール(五十音順)

池田亮
脚本家・演出家・造形作家。1992年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。2015年「ゆうめい」を結成。ハンドメイドショップ「トイフクロ」運営。創作の多面性を追求している。主な作品に、『養生』作・演出・美術、『テラヤマキャバレー』脚本、フジテレビ『美大の駅伝』監督・脚本、『クリスタルハンドルの水栓リング』発起・カプセルトイ原型など。『ハートランド』にて第68回岸田國士戯曲賞を受賞。


カゲヤマ気象台
1988年静岡県浜松市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。 2008年に演劇プロジェクト「sons wo:」を設立。劇作・演出・音響デザインを手がける。2018年より「円盤に乗る派」に改名。2013年、『野良猫の首輪』でフェスティバル/トーキョー13公募プログラムに参加。2015年度よりセゾン文化財団セゾン・フェロー。2017年に『シティIII』で第17回AAF戯曲賞大賞受賞。2021年より共同アトリエ「円盤に乗る場」を運営。
photo by Arata Mino


関田育子
立教大学現代心理学部映像身体学科卒。2019年に演劇ユニット[関田育子]を設立。その後、「広角レンズの演劇」を提唱し、実践として演劇作品の創作を行う。「広角レンズの演劇」とは、観客が、演劇を構成するあらゆる要素(俳優の身体と劇場空間、戯曲など)を同じ解像度で知覚、認識することを目指す演劇作品のことである。『micro wave』で「かながわ短編演劇アワード2023」大賞と観客賞を同時受賞。


山田由梨
作家・演出家・俳優。1992年東京生まれ。立教大学在学中に「贅沢貧乏」を旗揚げ。俳優として映画・ドラマ・CMへ出演するほか、小説執筆、ドラマ脚本・監督も手がける。贅沢貧乏『フィクション・シティー』(17年)、『ミクスチュア』(19年)で岸田國士戯曲賞最終候補にノミネート。セゾン文化財団セゾンフェローI。主な担当ドラマにNHK夜ドラ「作りたい女と食べたい女」脚本、WOWOW「にんげんこわい」シリーズ脚本・監督など。
©Kengo Kawatsura

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(2024.4.13:定員に達したためキャンセル待ちを受け付けています。4月末日までにキャンセルが発生した場合、順次ご案内させていただきます。同日までに発生しなかった場合、速やかにその旨をご案内させていただきます。)

 
「Hibiya Festival」
「Hibiya Festival」は“日本のブロードウェイ”日比谷ならではの観劇の祭典として、 2018年から開催している日比谷の街との共創を実現したイベント。 日本人が育んできた上質で本格的な舞台芸術・伝統芸能から革新のパフォーマンスまで、 多様なエンターテイメントをオープンエアの空間で無料で体験できる、 都市型の観劇フェスティバルとなっています。
https://www.hibiya.tokyo-midtown.com/hibiya-festival/