REPORT
「東京芸術中学(第3期)」第32回 小田原のどかさん(後半)
編集者・菅付雅信さんと13人の世界的クリエイターによる『東京芸術中学』。2月3日は、彫刻家/評論家/出版社代表の小田原のどかさんによる2回目の授業です。
前回出された生徒のみなさんへの課題は、「関心のあるテーマについて評論を書く」こと。「評論とラブレターの違いは、第三者にも伝わる言葉で書くこと。そのためには客観的な視点も必要」と小田原さん。生徒の皆さんもそれぞれのテーマにおける「歴史」(=客観的な視点)のリサーチをベースに、自分自身の考えを述べていきます。
例えば、、、国立新美術館で開催された展覧会「テート美術館 光」について、ジブリ映画「ハウルの動く城」について、1970年代前半に活動した日本のロックバンド「はっぴいえんど」についてなど、多岐にわたるテーマに関する評論が発表されました。
「自分で自分の評価軸をつくることがクリエイターとして大切なこと。自分に手ごたえを感じ、それを重ねることを続けてみてほしい」と最後には小田原さんからエールが贈られました。
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