REPORT

「東京芸術中学(第3期)」第10回 石田英敬さん(前半)


編集者・菅付雅信さんと13人の世界的クリエイターによる『東京芸術中学』。7月15日は、記号論者の石田英敬さんによる1回目の授業。

東京大学名誉教授も務める石田さんによる授業のテーマは、「AF(人工友達)の気持ちってどんな気持ち?ー 21世紀にサイボーグであること」。現在、人工知能の存在が私たちの暮らしに浸透していくなかで、人と技術の関係性の歴史を紐解きながら、未来のあるべき姿を考えていきました。

授業の最後には、「課題図書を読んで、一番印象に残ったシーンを絵やイラストで描いてみる」という課題が出ました。課題図書は、カズオイシグロ著の『クララとお日さま』です。AIを搭載した人型ロボット「AF(人工友達)」と、その周りのヒトとの暮らしが描かれる本作を通して、人と技術の関係性、人と人同士の関係性のあり方を考えていきます。




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