REPORT

「Beyond the Music(第3期)」第9回 制作③ 録音・音色加工演習(アレンジメントビュー)


楽曲制作演習の最終回
「Beyond the Music」は江﨑文武さんによる音楽のクラス。多角的な視点で音楽表現のあり方や可能性を見つめていきながら、全12回の授業を通して生徒一人ひとりが音楽作品を作り上げていきます。

Ableton認定トレーナーの森谷諭さんを講師にお迎えし、Abletonの音楽制作ツールであるLiveやPushを扱いながら、楽曲制作の基礎演習に取り組んできたこれまでの2回の授業。12月17日の第9回はその最終回となり、以降は生徒の皆さんそれぞれの個人制作が始まっていきます。それに備え、今回は、オーディオインターフェース「Scarlett Solo Studio」を扱った音のレコーディング方法なども学びながら、曲作りの可能性の幅をさらに広げていきます。

 


オリジナルの音を楽曲に取り入れる方法を学ぶ
Liveに搭載されている様々なオーディオサンプルを打ち込んだり組み合わせたりすることを通して、楽曲制作に取り組んでいったこれまでの授業。今回の授業では、その応用として、オリジナルの音素材を作り上げ、楽曲に取り入れていくための方法を学んでいきます。

そこでは、例えばオーディオサンプルを自分なりにアレンジして新しい音素材を作ったり、歌や生楽器の音をレコーディングしたり、身の回りの音を録音・加工して音素材として楽曲に取り入れたりと、様々な方法が紹介されます。生徒の皆さんはオーディオインターフェースを使ってそれらの方法を実践し、その可能性を体感しながら、自分なりのやり方で楽曲を作り進めていくためのヒントを掴んでいきました。

 


手を動かしながら感覚を磨くこと
「ゼロから音を生み出さなくても、十分オリジナリティを出していける。その方法は、オーディオサンプルをよくよく吟味して選ぶことやアレンジしてみることかもしれないし、日常の音に耳を澄ませることかもしれない。焦らなくて大丈夫。どうしたらいいかわからなくなったら、まずは音を鳴らして、先に進んでみよう。トライアンドエラーを繰り返すことがとても大切です」と、森谷さん。

これから個人制作に向かっていく生徒の皆さんを後押しするようなコメントが贈られ、授業が締めくくられました。

 


次回は、楽曲の最終調整
次回の授業までのおよそ1ヶ月間、Pushを自宅に持ち帰り、生徒の皆さんそれぞれが個人制作に取り組んでいきます。これまでの授業の資料やアーカイブ映像、森谷さんによるサンプル音源集や応用資料、情報共有や相談の場としてのオープンチャットを活用しながら、それぞれがクリエーションに向き合っていく時間になります。

次回の授業では、森谷さんからフィードバックをいただきながら、楽曲の最終調整を行います。

(写真・執筆:佐藤海)

「Beyond the Music(第3期)」クラスページはこちら