REPORT

【Podcast】「Beyond the Music(第2期)」 第2回 花摘知祐さん

2022年11月より開講している、キーボーディストの江﨑文武氏(WONK/millennium parade)が総合ディレクターを務める音楽の授業「Beyond the Music」。「音楽の向こう側」をテーマに、音楽を通じて、言語・文化・歴史・物理・民族・テクノロジーといった、他の領域への学びを深める試みとして、毎回テーマや担当講師となるクリエイターを変えて展開されています。また、最大15名の少人数での開催により、一人一人の体験と向き合う豊かな時間が生まれています。

より多くの方々に授業の内容やそこでの発見を届けたい。そんな想いから、授業を踏まえて新たに収録した特別番組をクラスと同名称にて配信。「音楽を通じて社会を捉える」をテーマに、12月1日(木)より毎週木曜日18時に公開しています。(全6回を予定)

 

第2回「音楽と建築」

音楽を聴いたり、演奏したりする時の周りの環境を意識したことはありますか?例えば、学校で合唱や演奏をする時。音楽室で練習をするのと校庭や屋上のような屋外の空間とでは、音の響きが少し違って聴こえてきませんか?さらに、同じ屋内でも空間によって聴こえ方に違いがあったり、どんな楽器を演奏するのかによっても、その変化の具合は変わってくるかもしれません。どこで何を聴くか、どこで何を奏でるか。そこには音楽と建築の深い関わりがあり、歴史を辿ると、それらが互いに影響を与え合いながら発展してきた経緯もみえてきます。

「音楽と建築」をテーマとする今回は、建築家の吉村順三氏が音楽家の園田高弘氏のために設計した「伊藤邸(旧園田高弘邸)」を訪れての特別授業を実施。この建物は、クラスを主宰する江﨑氏がご自身の作品「薄光」のMV撮影の舞台として使用した場所でもあります。音楽家はなぜこの建築を選んだのか。建築家は、どのような想いを込めて設計したのか。実際に「伊藤邸(旧園田高弘邸)」の空間に身を置きながら、音楽と建築の関係性を紐解きつつ、音楽家が建築を捉える感性と、建築家が音楽を捉える感性についても考えていきました。

MC:江﨑文武(WONK/millennium parade)
ゲスト:花摘知祐(建築家)
協賛:WEGO/Manhattan Records

GAKUで開講した実際の授業のレポートはこちら

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