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「グラフィックデザインのパトス」合同展示会を開催します

2023年1月からのおよそ半年間にわたり開催されたクラス「グラフィックデザインのパトス」。講師陣は、前原翔一さん、脇田あすかさん、平野正子さん、岡﨑真理子さん。それぞれのデザイナーのクリエーション観に触れながら、手を動かし続けた生徒の皆さんの作品の展示会をクラスの舞台にもなった日本橋で開催します。およそ100年前に開通した昭和通りの地下歩道をギャラリー空間と見立ててメイン会場とし、半年間の成果を展示します。

 

開催概要

期間:2023年8月21日(月)〜9月3日(日)
*最終日のみ18:00まで
*期間中いつでもご覧いただけます
メイン会場:日本橋昭和通り地下歩道(中央区日本橋本町2丁目7付近
サイネージ発表:江戸桜通り地下歩道(中央区日本橋室町2-2-1 *東京メトロ三越前駅直結)
*サイネージ放映作品はメイン会場でもご覧いただけます。

入場料:無料
*この展示会は、7月7日(金)〜9月3日(日)の期間中に日本橋・八重洲・京橋エリアで開催予定の「ECO EDO 日本橋 2023」の連携イベントとして実施します。

 

特別イベント「展示ガイドツアー」

生徒自身による作品ガイドツアーも予定されていますので、是非ご参加ください。

日時:
2023年8月21日(月)第1部 13:00〜14:00/第2部 16:00〜17:00  *終了しました
2023年8月27日(日)第1部 13:00〜14:00/第2部 14:30〜15:30
場所:メイン会場(日本橋昭和通り地下歩道)
参加方法:事前予約制/先着順/各回5名程度
参加費:無料

お申し込みはこちらから

 

生徒一覧


カトタク

 


こはる

 


Sho

 


つほ**

 


向日葵

 


maika

 


moko

 


Ryo

 


れいんぼー

 

展示内容

メイン会場では、全授業の様子を紹介するとともに、それらの授業で制作された100点を超える作品が一同に会します。

授業1:「編集」としてのデザイン/脇田あすか
デザインにおける編集の考え方を学び、「日本橋散歩ビジュアルブック」を制作しました。

授業2:「拡張」としてのデザイン/平野正子
発想を広げていくためのリサーチ方法を学び、「自分のシンボルになるロゴ」を制作しました。

授業3:「翻訳」としてのデザイン/岡﨑真理子
コンセプトをビジュアルとして「翻訳」するための方法論を学び、日本橋の街で着眼したものを視覚化する実践演習を行いました。

授業4:「贈り物」としてのデザイン/前原翔一
「贈り物」としてデザインを捉えたときの可能性を学び、クラスメイトを紹介するポスターを制作しました。

授業レポートはこちら

 

会場について


メイン会場:日本橋昭和通り地下歩道

全長40mの地下歩道に100を超える作品が敷き詰められます。

サイネージ会場:江戸桜通り地下歩道
東京メトロ三越前駅直結の地下歩道のデジタルサイネージの16の画面に一挙に生徒の作品が投影されます。
*およそ5分に一回、繰り返し投影される予定です。

 

クラスについて

グラフィックデザインを
手を動かし続けることで学ぶ
手のはたらきで生まれる、色や形や線。
そこには言葉からははみ出る想いが宿ります。
なんだかうまく言えないけど、かっこいい。気になる。
なんだかうまく言えないけど、あそこがちょっと違う。気になってしまう。
色々なグラフィックに触れ、時に真似し、
自分なりの「しっくりくる」ことや「しっくりこない」を極めていった先には、
感性も技術も新たな広がりが出てくるはずです。
パトスとは情熱のこと。
まだ見ぬ視覚表現を生み出すための第一歩を始めましょう。

名称:グラフィックデザインのパトス
実施期間:2023年1月9日(土)〜2023年6月3日(土)
対象:10代
講師:前原翔一、脇田あすか、平野正子、岡﨑真理子
特別協賛:三井不動産株式会社

クラスページはこちらから

 

展示会に向けて

浮世絵などの印刷物、歌舞伎や人形浄瑠璃などの芝居、江戸前の食。五街道の起点である江戸時代の日本橋は、多くの人が集まり新たな文化的な営みが生まれる場所でありました。そして、それは現代でも、創業100年を超える老舗企業やお店、、歴史的な建造物や街並みといった形で引き継がれています。伝統と革新。簡単に口にするのが憚れるくらい、この地域にはそれが圧倒さとともに息づいています。そして、いつの時代にもその根底にあるのは、クリエーションに向かう人のパトス(情熱)であるようにも思います。今回、10代が第一線で活躍するデザイナーから学びつつ、日本橋という地域からのインスピレーションを受けつつ、情熱に身を任せてデザイン創作に打ち込み続けました。それらの作品が一同に会する舞台として、日本橋の歴史ある街並みの一つである地下歩道で展示会を行います。街の文化が人を育て、人が街の文化を育む。本企画がそういった、人と街との幸せな循環を顕在化していく試みになっていくことが叶えば望外の喜びです。

 

「ECO EDO 日本橋 2023」について

2008年より、毎年夏に日本橋・八重洲・京橋エリアで開催されるイベント『ECO EDO 日本橋』。期間中には街を舞台に、江戸時代に育まれた環境にやさしい日本人の生活の知恵を活用し、日本橋ならではの夏の過ごし方を提案する様々なプログラムを実施しています。

日程:2023年7月7日(金)〜9月3日(日)
「ECO EDO 日本橋」イベント詳細はこちら