- アート
歓待としてのキュレーション(第2期)
by GAKU
2025年11月30日(日)〜2026年3月8日(日) / 10代(中学生以上)〜20代前半
はじめに
新しかったり異質だったりするアイディアや存在を迎え入れることで、未来を拓くということ。
美術館やギャラリーなどで、現代アートの研究や展示イベントや教育活動を行うキュレーターのしごとの本質には、そのようなものがあると思います。その本質を掴んでいくと、その仕事の場は、美術館やギャラリーに限定されるものではなくなっていきます。
それぞれのわたしたちの暮らしから、社会や世界に働きかける。歓待としてのキュレーションでは、そのようなことを実践していきます。
メッセージ
私はキュレーションを行う際、インドネシアで出会った「Exhibition As A Social Playground(社会的な遊び場としての展覧会)」という言葉を大切にしています。これは、キュレーションの対象をオブジェクト(作品)だけにとどめず、そこに集う人々やコミュニティ、さらには社会へと広げていこうという考えです。それは作品を選定し、伝えたい文脈のもと空間を演出するだけでは叶わないように思えます。むしろ企画を「育てていく」ように、準備段階から会期中、そして終了後まで、さまざまな役割を横断しながら、アーティストに限らずさまざまな人々や社会と関係性を築いていくことで、初めて実現するのだと感じています。
今回はその実践のひとつを、皆さんとともに丁寧に体験していきたいと思います。
池田佳穂(インディペンデント・キュレーター)
開催概要
日程:2025年11月30日(日)〜2026年3月8日(日)
回数:全7回/1コマ2.5時間程度
対象:10代(中学生以上)〜20代前半
定員:10名程度
会場:GAKU(渋谷PARCO9階)他、渋谷周辺エリア
料金:無料
[主催]GAKU
[共催]東急株式会社
申込締切:【10月26日(日)23:59】
*現在、11月30日(日)開催のキックオフトークの一般参加を受け付けています。ぜひご参加ください。
トークイベント詳細はこちら
講師

池田佳穂
2016年より東南アジアを中心に、アート・コレクティブ、DIYカルチャーやカルチュラル・アクティビズムを調査。森美術館でアシスタントとして経験を積み、2023年春に独立。山中suplexの共同プログラムディレクターに加え、アートセンターBUG、T3 Photo Festival Tokyoのゲストキュレーターを務める。
近年の展覧会やラーニング事業の主な企画実績として、「バグスクール2024:野性の都市」(BUG、2024年)、「一人で行くか早く辿り着くか遠くを目指すかみんな全滅するか」(山中suplex、2024年)、「神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond」(兵庫、2024年)などがある。
https://bug.art/article/crawl_interview_ikeda-1/

熊井晃史
「GAKU」事務局長の他、ギャラリー「とをが」を主宰しつつ、一貫して、創造性教育の現場に携わる。
プログラム
インディペンデント・キュレーターの池田佳穂氏が継続的な調査を行っている、土着文化や社会情勢から発展したアジア圏のコレクティブやDIYカルチャーでは、実践者は多様な顔を横断し包含しながら活動を進めています。キュレーター、リサーチャー、アーティスト、エデュケーター、編集者、作品の設営を行うインストーラー、飲食を提供するシェフなど。一つの立場にとどまることがない様子は、とらえどころがなくときに困惑をもたらしますが、その融通無碍なあり方は多くの示唆を含んでいるように思います。
アートキュレーションを学ぶこのクラスでは、そのようなキュレーター観に基づき、キュレーションの可能性を探求していきます。今回は特にリサーチャーとしての側面にフォーカスをあてていきます。池田氏の調査スタイルは、例えば自身で主宰するポップアップ酒場である「池田BAR」が示唆するように、フィールドにコミットした実践型でもありつつ、調査という領域も超えて、それ自体がひとつの批評性を帯びているようにも思います。
第2期となる今回のクラスでは、「キュレーションやアートが持つ歓待性」「都市における歓待性」をリサーチし、とりまとめていきます。アートが持つ力を考えていきながら、キュレーション的にリサーチする。その方法を体感しながら学んでいきます。
1:【キックオフトーク】キュレーションやアートが持つ歓待性とリサーチの手つき
日程:2025年11月30日(日)16:00〜18:30
会場:GAKU(渋谷PARCO 9F)
「歓待としてのキュレーション(第2期)」のキックオフとして、本クラスを解題するトークを行います。
*この回では、一般の方のご参加も受け付けています。こちらからお申し込みください
2:リサーチとアーカイブ方法を考える
日程:2025年12月7日(日)16:00〜18:30
会場:GAKU(渋谷PARCO 9F)
国内外の様々な事例や池田氏のキュレーターとしてのリサーチの手つきに触れつつ、自分自身の興味関心にも目を向けていきながら、生徒それぞれが自分なりの都市でのリサーチとアーカイブ方法を考案していきます。みんなでアイデアを共有してフィードバックやコメントを贈り合いながら、実践のために必要なものや考えるべきポイントも併せて検討していきます。
3:方法を携えて都市に出る
日程:2026年1月10日(土)13:00〜18:00
会場:GAKU(渋谷PARCO 9F)
それぞれが考案したリサーチ方法を渋谷の街で実践し、その様子を写真やメモ、スケッチ等でアーカイブしていきます。
課題①:リサーチ結果をまとめる
4:経過発表
日程:2026年1月25日(日)13:00〜15:30
会場:GAKU(渋谷PARCO 9F)
それぞれの都市体験をみんなで分かち合いながら、その中にある「キュレーションやアートが持つ歓待性」「都市における歓待性」を捉えていきます。リサーチとアーカイブを行き来することで、考察を深めていきます。
課題②:追加リサーチ
5:成果発表
日程:2026年2月15日(日)16:00〜18:30
会場:GAKU(渋谷PARCO 9F)
それぞれのアーカイブを発表し、これまでの一連の活動を振り返ります。それらをもとに、このクラスとしてのアーカイブプロダクトを制作します。
6:アーカイブプロダクトの制作
日程:2026年3月1日(日)16:00〜18:30
会場:GAKU(渋谷PARCO 9F)
アーカイブプロダクトとしてのパンフレットの造本作業を行い、生徒全員で仕上げていきます。
7:ディストリビューション
日程:2026年3月7日(土)、8日(日)終日
会場:渋谷ストリーム
「SHIBUYA SLOW STREAM」イベント内で、簡易パンフレットの配布活動を行います。併せて展示や実演等も行い、活動の成果を地域で展開させていきます。
関連イベント
11月 8日(土)〜 10 日(月)の期間に開催予定のGAKU運営母体が主催するアートフェア「EASTEAST_TOKYO 2025」にて、本クラス講師の池田佳穂さんによるトークプログラムが実施されます。ぜひご参加ください。
「個から見る地域の文化・アートシーンの現在地」
日程:11月 9日(日)15:45〜18:45
会場:EASTEAST_TOKYO 2025(科学技術館)
コントリビューター:池田佳穂(インディペンデント・キュレーター)
登壇者:池田佳穂(インディペンデント・キュレーター)、家入健生(NPO 法人 BEPPU PROJECT ディレクター/ Art&Garden ねこぜ メンバー)、小山冴子(アーツカウンシル東京プログラムオフィサー)、近藤佳那子(アーティスト)、高橋喜代史(美術家/一般社団法人PROJECTA 代表理事)、三好剛平(三声舎代表/プロデューサー)
リファレンス
本クラスの活動を進めていくにあたって参考にしている文献やアートプロジェクトの事例をご紹介します。
こちらから *随時更新
第1期クラスの活動記録冊子について
昨年度に開講した第1期クラスの活動をまとめた日英バイリンガル冊子を、現在GAKUスペースにて無料配布しています。ぜひお手に取ってご覧ください。
詳細はこちら


授業外のサポートについて
GAKUでは授業の時間以外でも生徒の皆さんの学習や創作のサポートをしたいと考え、次のような運用をしています。
・自習室としてのGAKUの開放
毎週1回、GAKUを無料の自習室として10代に開放しています。課題の制作や生徒同士の交流のためにも自由にご利用いただけます。詳しいスケジュール等はこちらやGAKUのSNSにてご確認ください。
・オンライン配信や録画動画の提供
現地での対面授業を大切にしていますが、感染症拡大等によりやむを得ない欠席等へのフォローアップも必要であると考えています。具体的には、該当生徒の方を限定としたオンライン配信環境及び授業の録画動画の視聴環境を整備しています(授業によっては配信や録画が叶わないものもありますのでご了承ください)。
・オープンチャットの運用
主に課題に関する授業主宰者からの連絡や質疑応答等のために、GAKU事務局を管理人として生徒及び講師限定のLINEオープンチャットを運用しています。生徒ご本人の参加を想定していますが、保護者の方が代理として参加いただくことも可能です(LINEオープンチャットは個人のIDや連絡先を公開せずに参加できる「チャット」機能です。なお、LINEオープンチャット安全・安心ガイドラインに沿って運用します)。
お申し込みの流れとご留意事項
1)お申し込み
こちらのPeatixページよりお申し込みください。
*Peatixサイトの仕様により、一部対応していないブラウザがございます。推奨環境については、こちらよりご確認ください。
2)面談日程調整
GAKU事務局より、営業日3日以内に「オンライン個人面談日程調整メール」をお送り致しますのでご対応ください。
*「オンライン個人面談日程調整メール」が届かない場合、迷惑メールフォルダに入っている、もしくはお申し込みが完了していない場合がございます。お手数ですが下記よりお問い合わせください。
3)オンライン面談
クラスの詳細説明やマッチングのためにオンライン個人面談(30分程度)を実施させていただきます。
*少人数制の長期にわたるプロジェクトであるため、ご受講にあたっての目線合わせを大切にしたいと考えています。
*できるだけ多くの10代への参加機会の創出を趣旨に、他クラスの受講状況やクラスに望む熱意等を鑑みて、お申し込みを頂いたとしても、ご希望に添えない場合があります。
4)確定
申込締切日から営業日3日以内に、「ご受講に関するご案内メール」をお送り致します。
*「ご受講に関するご案内メール」が届かない場合、迷惑メールフォルダに入っている場合がございます。お手数ですが下記よりお問い合わせください。
申込締切:【10月26日(日)23:59】
授業日程
2025年11月30日(日)16:00〜18:30 1:【キックオフトーク】キュレーションやアートが持つ歓待性とリサーチの手つき
2025年12月7日(日)16:00〜18:30 2:リサーチとアーカイブ方法を考える
2026年1月10日(土)13:00〜18:00 3:方法を携えて都市に出る
2026年1月25日(日)13:00〜15:30 4:経過発表
2026年2月15日(日)16:00〜18:30 5:成果発表
2026年3月1日(日)16:00〜18:30 6:アーカイブプロダクトの制作
2026年3月7日(土)、8日(日)終日 7:ディストリビューション
クラスに関するお問い合わせ
GAKUではクラスのご見学を歓迎しています。お申し込みにあたって、「普段の様子が知りたい」「もう少し詳細を確認したい」など、何かありましたらお気軽にご連絡をください。事前のリアルないしZOOM面談や、クラスのご見学等をご案内致します。
GAKU事務局 佐藤海
info@gaku.school
共催

東急株式会社
東急株式会社は、214社7法人(2025年3月31日現在)で構成される東急グループの中核企業として、「まちづくり」を事業の根幹に置きつつ、長年にわたって、皆さまの日々の生活に密着したさまざまな領域で事業を進めています。東急グループは、「美しい生活環境の創造」を目標に、文化事業の展開や文化・スポーツ活動の支援も積極的に取り組んでいます。
授業へのお申し込みに関して
GAKUの授業への参加をご検討下さいまして、誠にありがとうございます。お申し込みにあたりましては、参加される生徒様の保護者の方による、参加へのご同意及び下記注意事項へのご承諾が必要となります。下記ご注意事項をご承諾いただいた上で、お申込みフォームへお進みください。
個人情報の取り扱いについて
お申し込み時にいただいた個人情報は、GAKUのプライバシーポリシーに基づき適正に管理し、授業一連の活動に関するGAKU及び授業主宰者からのご連絡、今後行うイベントの情報のお知らせ、その他これらの業務上必要な範囲でのみ利用致します。
※GAKUの個人情報保護方針(プライバシーポリシー)は、こちらをごらんください。
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当日の記録写真や作品等について
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※今回の授業の様子及び授業を通して企画するアート展の様子は、10代のクリエーションの発信機会の向上及び渋谷エリアの魅力訴求を趣旨に、東急株式会社及び東急株式会社のグループ会社が所管する、YoutubeやHP等のWEB媒体、SNS、メールマガジン、リリース、デジタルサイネージ等への掲載等の可能性があることをあらかじめご了承ください。
キャンセルについて
申し込みキャンセルの場合は、必ず事前にGAKU事務局(info@gaku.school)までご連絡ください。
ハラスメントポリシー
GAKUは、すべての生徒・職員、ファシリテーター等を含む講師として関わるクリエイターや専門家等が個人として尊重され、お互いに信頼しあって学び、指導あたることができる環境をつくり、これを維持していくことが何よりも重要だと考えます。そのためハラスメントポリシーを定めています。
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承諾をした上で、申し込み手続きを進める


