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【10代インタビュー】Yetilifeさん(「Beat,Flow and Promotion」元受講生)


それぞれの活動や作品制作について、今興味のあること、今後の目標などなど。GAKUに集う様々な10代の方にGAKUスタッフがインタビューする企画「GAKUと出会って」。今回は、「Beat,Flow and Promotion」元受講生のYetilifeさんにお話をお聞きしました。

 

「Beat,Flow and Promotion」について


ー「Beat,Flow and Promotion」では、音楽を作るところから配信するまで、音楽制作の様々なプロセスを学びました。今回受講してみて、どんなことを感じましたか?

最初は、「自分の音楽を配信できる」というところに惹かれて参加したのですが、授業を通して曲を作るだけじゃない、本当にたくさんのことを学べました。元々音楽は自分でも作っていたのですが、これまで周りに教えてくれる人がいなかったのでyoutubeなどを参考にしながら手探りでやっていて。自分のアーティストとしての方向性や目標も見えていなかったので、今回の授業をきっかけに2、3年後とかの近い目標が、自分の中で明確になった感覚があります。

ー特に印象に残った授業はありますか?

アーティストプロモーションの授業は、音楽を作るだけじゃなく、それで周りを動かしていくための大切なことが学べました。自分は作ることだけしかやっていなかったので、実際にそれをどう運営して自分を広げていくかっていう部分が知れて良かったです。あと、実際にアーティストと仕事をする弁護士さんから話が聞けたことも面白かったです。いろんな角度から学んだけど、やっぱそれら全部が繋がっていたり必要なことだったりしたのでどれもいい授業だったと思います。

ー授業に一緒に参加したほかの受講生や、それぞれの作品を聴いてどんなことを感じましたか?

あまり深く関われなかった人もいたのですが、曲を聴いただけでその人らしさが伝わってくる感じがして、どの曲も面白かったです。「そういうやり方もあるんだ」と学ぶことが多くありました。
今、18才とか17才の人とか、同年代のクリエイター人口はどんどん増えていると思うけど、出会う機会はなかなかなかったりして。ちなみに今回、授業内で制作した音楽にMVを作ってくれた人は学校の友達なんですけど、映像を撮っているってことは今まで知らなくて。たまたまこの授業の話をした時に初めて知ったんですよね。今回の授業をきっかけに、「自分の周りに、実はこんな人がいたんだ」ということにも気づいて、意外な繋がりが増えた。周りがどんどん面白くなってきている気がします。

 

自身の音楽制作について


ー授業内で制作した音楽「NEIGHBORHOOD」には、どんな想いを込められていますか?

僕が住んでいる横浜への想いを曲にしました。別に横浜だからっていうわけではなくて、(場所自体は)東京でも沖縄でもいいと思うんですけど。僕が感じてきた言葉にできない部分とかを全部まとめて、「自分の生まれ育った街」としての横浜を歌っています。なので、一般的に想像される横浜のイメージとは少し違う部分もあるかもしれないですね。ちなみにMVの中に出てくる渓谷は家の近くにある場所で、実際に音楽を作る時によく行っていました。

ー確かに、舞台が横浜と聞いて少し意外に感じました。受講前から音楽制作をされていたとのことですが、きっかけとなる出来事や体験があったのでしょうか?

ラップとか、ヒップホップが好きになったのは中学生くらいからです。その後、高校1年生になったタイミングで仲間で集まってみんなでフリースタイルみたいな感じでラップをして遊ぶようになりました。その中で「曲を作りたいね」という話になったのですが、その時ビートを作れたり、プロモーションができる人がいなくて。このままじゃ何もできずに終わっちゃうなと思い、自分で制作を始めました。

ー音楽は小さい頃から好きだったのですか?

小さい頃は音楽にあまり興味がありませんでしたが、親がよく聴いていたので音楽には触れていました。大きくなって自分で音楽を聴くようになってから、「これ車の中で聴いたことある」みたいな。今の自分の好きな音楽の感じとか雰囲気は、無意識のうちに小さい時聴いていた音楽に影響を受けているのかなと思いました。

ー今はどんな音楽を聴いていますか?好きなアーティストはいますか?

最近は、昔のJ-POPを聴いています。「OROGINAL LOVE」とか、あと日本のロックだと「クレイジーケンバンド」とか。ラップももちろん好きなのですが、最近は幅広く色んな曲を聴いています。

これからどんなことに挑戦してみたいですか?


ー今後の目標はありますか?

曲は引き続き作っていきたいです。近いうちにもう一曲新しいシングルを出したいと思っていて、その後は1〜2年くらいかけてアルバムEPを1つ制作できたらと考えています。
あと、自分がパソコンとかで音楽を作っていく中で、今回の授業みたいに教えてくれる人やそういう機会が少ないな、という実感があって。なので将来的にやりたいのは、youtubeで利用してDTMのノウハウだったりとかが、若い人にも伝わりやすいような動画を配信すること。そうしたらもっとみんなに、音楽をつくる面白さが伝わるんじゃないかなと思っています。

ー音楽に関することでもそうでなくても、楽曲制作以外に挑戦してみたいことはありますか?

時間があればMV制作とかももっと勉強してみたいですね。でも、音楽の方がまだ勉強不足なので。欲を言えば理論から、コードのこととかもある程度全部勉強したいです。あとプロモーションのこととかももっと勉強して、アイデアが沢山出せるようになりたいし。いろんなことを頭に入れておきたいというか、自分でやらなくても、いざ自分がだれかに発注した時にその仕組みがわかっていれば、頭の中で思い描いているものにより近づけていけるなと思っています。だから、もっといろんなことを勉強していきたいって思いますね。

受講を考えている10代に一言


ー最後に、「Beat,Flow and Promotion」への受講を考えている10代に向けて、メッセージをお願いします。

自分でやってみたい!という人は多いと思うし、僕もそうだったんですけど、1人で制作しているとうまくいかなくて落ち込んだり、将来のことを考えて不安になったり。一歩前に踏み出せなくて行き詰まってしまうことも多い。そんな時に、クリエイティヴなことを応援してくれるような場所に参加してみることで目標ができたり、自分とは違う視点が得ることができると思います。学べることがたくさんあると思うので、もし迷っている人がいたらぜひ参加してほしいです。

ーありがとうございました!

 

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