【10代インタビュー】miriさん(「自分の興味をカタチにする」元受講生)
それぞれの活動や作品制作について、今興味のあること、今後の目標などなど。GAKUに集う様々な10代の方にGAKUスタッフがインタビューする企画「GAKUと出会って」。今回は、「自分の興味をカタチにする」元受講生のmiriさんにお話をお聞きしました。
「自分の興味をカタチにする」について
ーmiriさんは元々、伊東建築塾の「こども建築塾」で建築を学んでいたのですよね。今回の授業では家具デザインを行ないましたが、受講してみてどんなことを感じましたか?
建築ってスケールが大きいもので、そこで人が移動するからいろんな使い方を考えなきゃいけない。でも家具っていうのは、見てる時間より使っている時間が明らかに長いので、人の気持ちをちゃんと考えなきゃいけないなと思って。なんだかレベルアップした感じがして、面白かったです。
ー今回は3人グループで家具を制作しましたが、実際にどのように作り上げていったのですか?
私のグループは「GOCHA」と「koton」という2種類の家具を制作しました。小学生のyukariちゃん、高校生のrinoちゃんとの3人チーム。ボチャの方は元々yukariちゃんが考えてた案で、もう1つの方が私が考えてた案。そこにrinoちゃんが参加した感じです。今まで年下の人とか、年上の人と関わる機会が全然なかったのでグループ分けされた時は少し緊張しました。でもだんだん楽しくなってきて、みんなで意見が言い合えたかなって感じがします。
yukariちゃんはすごい思い切りがあって、「芸術は爆発だ!」って考えているような感じ。rinoちゃんはそういうタイプではないけど、それを指摘するんじゃなくて、もっと細かいところまで意識しながら、一緒にいいデザインを作っていくという感じでバランスが取れてた。改めて、人と考え方が違うのは面白いと思いました。
ーmiriさん発案の「koton」のアイデアはどのように思いついたのですか?
アイデア出しの授業で「日常の面白い景色」の写真を撮った時に、wifiみたいに見える「青海波」っていう模様を見つけて。その形がすごい面白いなと思ったので、そのまるっぽいところを生かして家具を作れたらいいなと思ったのがきっかけでした。
私は一発で作品が思い浮かぶタイプじゃなくて、周りからアイデアを得ることが多いので、写真を撮るやり方は、すごくいいなと思いました。
今、どんなことに興味がありますか?これからどんなことに挑戦したいですか?
ーどのようなきっかけで、建築やデザインに興味を持ちましたか?
お父さんとお母さんがデザイン系のお仕事をしていて、小さい頃からデザインの展覧会によく足を運んでいました。そこで興味を持って、伊東建築塾やGAKUに行きたいなと思ったのがきっかけです。
ー小学生から建築やデザインを学んでいるのは、とても素敵なことだなと思いました。将来、これらを仕事にしたいと考えることはありますか?
まだ将来のことは決まっていなくて全然わからないんですけど、デザインやものづくりをする仕事をしたいなと思っています。絵を描くこととかも好きで、紙に描くのも好きなんですけど、やっぱり立体的なデザインとかを見るとすごいなと思い、もっとやってみたいなと思います。
ーデザインのことでもそうでなくても、今、どんなことに興味がありますか?
音楽に興味があります。小学校一年生の時からずっと続けているダンスを続けていて、小さい時はとにかく必死についていく、という感じだったのですが、今は踊りだけでなく、踊っている音楽にも意識がいくようになりました。だから最近、音楽をもっと聴きたいなと思っています。普段は、今流行っている曲とかも聴くけど、電子音が入っている曲とかカッコイイ系の音楽が好きです。海外のアーティストさんの曲をよく聴いています。
ーこれから、どんなことに挑戦してみたいですか?
「こども建築塾」で建物を考えて、今回のGAKUでは家具を作ったので、今度はもっと小さい身の回りのデザインか、それとももっと大きいスケールで、人の流れを考えながら公園全体のデザインを考えたり。そういったデザイン系のことか、ずっと続けているダンスに関係することにも挑戦してみたいです。
受講を考えている10代に一言
ー最後に、「自分の興味をカタチにする」への受講を考えている1o代に向けて、メッセージをお願いします。
GAKUとか伊東建築塾って、小学生だから中学生だから高校生だから、っていうのがあんまりなくて。1人のデザイナーとして周りから見られるし自分でもそう思えるから、1つの作品に対する想いがすごい入る。作品を完成すると達成感もあるし周りからも意見をもらえるので、ぜひきて一緒にやりましょう、っていう感じです。
ーありがとうございました!