「Shibuya Sports Academy」第10回 Next Generations Games
次世代を担うアスリートとともに、これからのスポーツシーンを創る
仲間とともにスポーツイベントを作り上げていく「Shibuya Sports Academy」。このクラスでは、生徒自身がこれからのスポーツシーンを創り上げる「スポーツプロデューサー」となり、イベントの企画から運営、実現までを体験していきます。11月23日(火)には、生徒が作り上げたイベント企画の発表の場となる「Next Generations Games」が、代々木公園にて開催されました。「Next Generations Games」は15歳以下のアスリートたちが集い交流するストリートスポーツの大会。次世代を担うアスリートを、少し年上の生徒たちがイベントを通じて支える。そんな体験から、スポーツプロデューサーという役割を実践的に学んでいきました。
「演出」「発信」「SDGs」、3つのチームで企画を実践
イベントを通じてスポーツ以外のストリートカルチャーに触れてもらったり、スポーツをあまり知らない人にも足を止めてもらうためにライブペイントを企画した「演出チーム」。GAKUに集う10代を含む3名のペインターの描くライブペイントにはたくさんの人が集まりました。ストリートスポーツの選手とライブペイントの参加者が交流している様子は、この授業が目指している「これからのスポーツシーン」が生まれているような風景でした。
イベントの魅力をより多くの人に伝えるために、様々なアプローチのSNS発信に挑戦した「発信チーム」。事前にみどころを発信したり、イベント当日には出場選手へのインタビュー、タイムテーブルやイベント中の様子を細やかに更新したりなど、イベントを様々な角度から発信することで、ストリートスポーツを詳しく知らない人も惹きつけられるような、ライブイベントならではの魅力を伝えていきました。
「地球環境に配慮したイベントをつくりたい」そんな想いから、SDGsを呼びかけるマークを生徒自身がデザインし、作り上げたエコバックの配布キャンペーンを企画した「SDGsチーム」。今回の挑戦が、SDGsに挙げられている環境問題以外の取り組みとスポーツイベントとの関係性に目を向けるきっかけにもなったようです。
次回は、いよいよ授業最終回
これからのスポーツシーンを創り上げる一員として、自分たちのアイデアを自分たちの手で形にし、次世代のアスリートたちを支える。今回の「Next Generations Games」では授業の集大成として、そんなスポーツプロデューサーとしての役割を最後までやり遂げた生徒の皆さん。次回の授業では、自分たちの企画を実践した感想を語り合いながら、これまでの3ヶ月間をみんなで振り返ります。