REPORT

「Shibuya Sports Academy」第6回

適切な形で情報を届けるために、まずは構造理解から
仲間とともにスポーツイベントを作り上げていく「Shibuya Sports Academy」。このクラスでは、生徒自身がこれからのスポーツシーンを創り上げる「スポーツプロデューサー」となり、イベントの企画から運営、実現までを体験していきます。10月22日(金)の授業は、アクションスポーツメディア「FINE PLAY」の運営や、このクラスの主催する「NEXT GENERATIONS」のSNS運用も行う、株式会社ZETAの財満栄治さんと橋田樹台さんがゲストに。情報を得る手段としてテレビよりもSNSが普及している今。SNSを通じて、スポーツを魅力的に発信するためにはどんなことを大切にされているのか。個人で発信することと企業や団体として発信することには、どんな違いがあるのか。実は、世界には100個以上のSNSが存在していて、それぞれ用途に合わせて使い分けていることもあるそう。そんな情報発信の裏側から、イベントを広めていくための具体的なルールやポイントも教えてくれました。「どんな風に投稿したらそのスポーツの魅力が伝わりやすいか、しっかり考えて工夫することで、『このメディアに取り上げられるために頑張りたい』と、プレイヤーのモチベーションにも繋がったり。発信するだけでなく、発信してどうなるのか、その先のこともイメージすることが大切です」(事務局の意訳です♩)そんな講師の方々のお話から、情報発信の仕方だけでなく、情報発信を通して自分がどんなものを伝えたいのか、その目的や受け取り手の気持ちにも自然と意識が向いていきます。

アイデアが少しずつ具体的に
そんな情報発信についてのお話の後は、前回の授業に引き続き、「SDGs」「拡散」「演出」のチームに分かれてディスカッション。これは実現できるかな?どう形にしようか?講師やメンター、ゲスト講師の方々にアドバイスをいただきながら、前回出し合ったアイデアをさらに深めていきました。「会場は屋外だから寒いかもね。お客さんがゆっくりイベントを楽しめるように、再利用が可能なカイロを作って配ったらいいかも」、「審判にどうしても男性が多い印象がある。ジェンダーバイアスを考慮したジャッジの男女比を同じにしたいな」議論を重ねていくにつれ、そんな細やかな気づきも。「TikTokアカウントを開設しました。これからイベント告知に向け、試行錯誤してみます!」ゲスト講師の方々からアドバイスをいただき、拡散チームは実際にSNS運用をスタート。

お互いのコミュニケーションから広がるイベントの可能性
「SNS投稿も作業的にならず、みんなで色々試しながらやってみましょう。投稿していくことも必要だけど、自分たちがどんな目的で、どんなことを伝えたくて発信をするのかを常に考えることが大切。イベントが終わった時に、みんなでこの活動を振り返れるようなものになったらいいなと思います」、「みんなのアイデアにが、自分たちが思いつかないこととかやらないようなものが本当にたくさんあって驚かされます。そんな、それぞれのアイデアのいいところを大切にしながら、実現していきましょう!」(事務局の意訳です♩)最後には上野さんからこんな言葉もいただきました。授業以外の時間も、オープンチャットを通して講師やメンターの方々にサポートをいただきながら、チームごとにコミュニケーションを重ねながら、引き続きイベント企画を作り上げていきます。

 

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