REPORT

「Shibuya Sports Academy」第5回


今回はいよいよ、スポーツイベントの企画立案
仲間とともにスポーツイベントを作り上げていく「Shibuya Sports Academy」。このクラスでは、生徒自身がこれからのスポーツシーンを創り上げる「スポーツプロデューサー」となり、イベントの企画から運営、実現までを体験していきます。10月15日(金)の授業は、前回の課題「Next generation gamesの中でどんなことしてみたいか」を踏まえ、スポーツイベントの骨子をつくっていきます。授業は、生徒が考えてきたアイデアを紙にかき出し、壁に貼り付けるところからスタート。1週間練ってきたアイデアを一人ひとり発表し、その案をもとに「SDGs」「拡散」「演出」の3つのチームに分けます。そして、それぞれのテーマについて、オンライン配信、コンテンツ、運営方法など、様々な視点から、みんなでディスカッションを行いました。

 


生徒たちから出てきたアイデアは50個以上
「観客に、スポーツのアクロバティックな瞬間をリアルに届けるために、一つの視点からだともったいないから、360度カメラは使えないかな?」、「ダブルダッチとブレイキンのコラボ・パフォーマンスを、GoProで密着動画を作ってみるのも面白そう」、「観客の皆さんに審査基準を事前に説明したら、知らないストリートスポーツの盛り上がりどころもわかるかもしれない!」など、これまでの授業で学んできた「GoProでの発信」や、授業内で実際にスポーツイベントに足を運び、自分たちが『見る側』の立場で感じたことから思いついたアイデアが次々と出てきます。さらに、「『使う責任』ってSDGsにも関連していると思うので『完全にゴミを出さないイベント』として打ち出すのはどうだろう?」、「リサイクル素材を活用した渋谷のアパレルとコラボして服を作り選手に着てもらうとかすれば、発信に繋がるのでは?」など、環境意識の高い意見も多く出ていました。「選手の休憩時間のオフショットをイベント後にSNSに載せたら来年のNXGの告知にもなる気がしない?」イベント当日だけでなく開催後にまで話は広がり、ディスカッションは大盛り上がり。生徒から出たアイディアは全部で50以上。予想以上の数に講師の方々も驚いていました。

 


アイデアを具体化する、そこが一番楽しいところ
「生徒たちが、世の中の状況とか流行りとかいろんなことにアンテナを張りながら、頭を絞ってたくさんの引き出しを共有してくれてシンプルに嬉しかった」、「アイデアを実際に形にするところが一番楽しいところなので、ここからいっぱい悩みながらみんなでいいもの作っていきましょう!」前々回、前回と漠然としていたイベント像が少しずつ具体化してきた中、講師の方々からこんな励ましの言葉をいただきながら授業は終了しました。次回は今日出た様々なアイディアを、現実的な条件とすり合わせて精査し、実現のために具体的に動き出していきます。

 

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