REPORT

「Shibuya Sports Academy」第4回 山下泰広さん


アスリート本人がスポーツをしながら記録をすることができる時代へ
仲間とともにスポーツイベントを作り上げていく「Shibuya Sports Academy」。このクラスでは、生徒自身がこれからのスポーツシーンを創り上げる「スポーツプロデューサー」となり、イベントの企画から運営、実現までを体験していきます。10月8日(金)の授業は、GoProのPR/マーケティング担当・山下泰広さんをゲストにお招きし、「映像を使った発信」をテーマにした授業を開講。「スポーツを楽しみながら、その瞬間を記録することはできないか。」GoProはサーファーでもあった創設者のそんな想いから誕生したそうです。講師の山下さんご自身もブレイキンのプレイヤー経験をお持ちです。GoProの誕生によりスポーツはプレイと発信がシンクロする時代へと変化しました。そんなGoProを携えた山下さんと一緒に、スポーツにおける「発信」の新たな可能性を探っていきます。

 


スポーツの順位だけではない魅力、発信について考えることはその意味をとらえること
BMXのプレイヤーが、街中でお年寄りの忘れ物を届ける映像が話題に。GoProとスポーツや街、暮らしをキーワードに、いろんな事例を紹介してくれます。そこで見えてくるのは、アスリート本人が街のなかで臨場感をもって発信できるようになったことで、競技中には見えてこないようなアスリート自身の魅力を伝えることができるということ。そんな背景に触れることで、スポーツの楽しみ方もさらに広がっていきます。「実際に体験しているような感覚を届けられたら、アスリート自身を好きになれたら、スポーツに関心を持っていなかった人にも面白さが届くはず。(事務局の意訳です♪)」「発信」という一つの手段を通して、順位や勝ち負けだけではない、スポーツをすることそのものの目的や意味も、改めて浮かび上がります。


幸せや興奮は伝染していくもの、そんな臨場感を伝えるための技術
「存在は知っていたけど使ったことはないな。」、「興味はあったけど難しそうで、なんとなく食わず嫌いしてた。」生徒からはそんな声も聞こえる中で、GoProを実際にゆっくり触れてみる時間が訪れます。「映像を作り上げる上で大切なことは、『背景を伝える』ことと、その場にいるような『臨場感』を与えること。ぜひ意識してみてください。」実際に撮影をしてみると、自分なりの使い方を考えためのスイッチが入るよう。「GoProは体に取り付けたり、壁に貼ったり、地面に置いたり、様々な方法で撮影できるから、その時に合った適切な撮影方法をその都度考えることができます。」、山下さんからは、生徒の発想が広がるようなヒントをいただきながら、映像で伝える技術を学んでいきます。


技術を、GoProを、味方につけたら何できる?
今回はなんと、イベントを作り上げる際の発信の手段として、授業期間中、GoProのカメラを貸し出していただけることに。使い方を試行錯誤していけるよう、生徒それぞれがカメラを持ち帰って試すこともできるそうです。「機能がたくさんあるからこそ、『自分はどんなものを作りたいのか』ということに改めて立ち返ってみることが大切。その部分をしっかり考えることで自分なりの使い方が見えてきますよ。(事務局の意訳です♪)」最後には山下さんからそんなエールもいただきました。生徒の皆さんが、これから自分なりのスポーツの魅力をどのようにつかまえていくのか、とても楽しみです。

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