REPORT

「Shibuya Sports Academy 2022」 第4回 スポーツプロデューサーという仕事

スポーツプロデューサーという仕事の全体像を捉える
「Shibuya Sports Academy」は、スポーツにまつわるイベント企画を通して、そのシーンを学んでいく実践型のクラス。「スポーツプロデューサー」としての様々な知識や視点を学び、スポーツイベントやスポーツコンテンツを創りあげる一連の流れを、リアルな舞台で体験していきます。

15歳以下を対象としたストリートスポーツの大会「Next Generations Games」をケーススタディに、イベントにおける「広報」について考えていった前回。この大会は開催を控えて今まさに準備が進められています。そこで、10月28日(金)の第4回授業ではそれらの様子をご紹介頂きながら、スポーツプロデューサーという仕事の全体像をつかんでいきました。

 


準備も本番、スポーツプロデューサー
「Next Generations Games」の企画運営も担う、このクラスのチーフファシリテーターの上野さん。多くの人が関わるイベントだからこそ、混乱が生じないように誰かが道筋を立てこまめに進行管理をしていくことの必要性が説かれます。そこでは、「いつ・誰が・どこで・なにをするか」を徹底してシミュレーションするための想像力が求められます。スケジュール表や役割リスト、会場レイアウトといった実際に進行に使われている様々な資料を解説いただきながら、華やかな舞台の裏側の緻密な仕事の全貌に触れていきました。

 


若者による若者のためのスポーツイベントの可能性
スポーツイベントの裏側に触れることによって、スポーツプロデューサーという仕事の意味や価値をより深く感じることのできた今回。それらを踏まえ生徒のみなさんからは、「『Next Generations Games』の広報としても、そういった裏側の部分もSNSなどで発信して言ったらどうだろうか」というアイデアも出ていました。「Next Generations Games」は15歳以下のアスリートのためのスポーツイベント。若者世代による若者世代のためのイベントとして、運営も当日も盛り上げることができたら、これからの新しい感性の可能性をより感じられるものになるのではと思います。

この授業の約1ヶ月後の11月23日(水祝)に開催を控えている大会当日には、生徒の皆さんも上野さんと一緒に現場を訪れての実習を予定しています。今回の授業では、現地で着目すべき点などを養っていく機会となりました。

 


次回は「アスリートマネージャー」という仕事に迫る
次回の授業では、「IAM」アスリートマネージャーの金後優介さんをゲストにお招きし、選手たちを一番近くで支える「アスリートマネージャー」という仕事に迫っていきます。

 

「Shibuya Sports Academy2022」クラスページはこちら