REPORT

「花あそ部」特別講座 おくるはな


大切な人への想いを花で表現する
「花あそ部」は花いけジャパンプロジェクトによるいけばなのクラス。昨年の授業では、「​​人はなぜ、花をいけるのか?」という問いのもと、ゴッホやベートーベン、ガウディなど様々な創造表現にインスピレーションを受けながら、「いけばな」の表現を学んでいきました。2月11日(金)には、2月14日のバレンタインデーにちなんだ特別講座「おくるはな」を開催。今回は、より多くの方に体験してもらうために、随時参加型のスタイルでGAKUを開放し、個々の作品をブーケにしながら、パルコ9階のフロアも舞台に大きな作品を作り上げていきました。

 


枯れてしまうからこその美しさ
バレンタインデーは、かつてローマ皇帝の迫害を受けて殉教した「聖ヴァレンティヌス」のための記念日としてキリスト教圏で伝わり、今日では大切な人を想い、大切な人へ贈り物をする日として親しまれてきました。そしてこの日は、実は世界で一番お花を贈り、贈られる日でもあるのだとか。今回は、花の生産全国第1位の愛知県産のお花を用いて実施され、30種類以上の色とりどりの花がGAKUの壁一面に並びます。

花を手にとって選ぶ。葉や枝を整える。束ねる。ラッピングの色を選んで包む。すべての工程がいざやってみると、感性を問われたり、工夫が必要だったりすることばかり。花のプロフェッショナルである講師の方々にレクチャーしていただきながら、思い思いの作品をつくりあげていきます。講座の途中では、愛知県の花農家である藤目健太さんとオンラインで中継を繋ぐ場面も。「花は生きものだし、枯れてしまう。けど、だからこその美しさがあると思います。その残らないものとどう向き合っていくかが大事だと考えています。自分もそのような花に魅力を感じています」と、生産現場を実際に紹介いただきながら、想いを語ってくださいました。

 


みんなの一輪を集めて作品をつくる
今回の講座では、一人ひとりがブーケをつくりながらも、来場者全員で完成させる大掛かりな作品も創作しました。舞台は、GAKUを出て同じフロアにある渋谷の街が一望できる窓辺のスペース。「渋谷の街に花を贈る」というテーマのもと、それぞれが一輪の花をいけていきます。時間の経過によって変わっていく作品の前に、多くの方が足を止められていました。

 


花のクリエーションが渋谷PARCOに広がる
GAKUを飛び出て、花のクリエーションが広がった今回。9階のフロアだけではなく、1階のエントランスのインスタレーションともコラボレーションが実現していました(講師の曽我部翔さんによるフラワーアレンジメントです)。「花あそ部」では、来年度もクラスを開講予定です。是非ご期待ください。

 

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