REPORT

「東京芸術中学(第3期)」第24回 柴田文江さん(後半)


編集者・菅付雅信さんと13人の世界的クリエイターによる『東京芸術中学』。11月25日は、プロダクトデザイナーの柴田文江さんによる2回目の授業です。

前回出された生徒のみなさんへの課題は、「自分自身で贈る相手を設定して、マカロンのパッケージをデザインする」こと。生徒の皆さんは模型を準備して発表しました。「花好きな母親のための花形パッケージ」「英語の先生におくる風呂敷型パッケージ」「遊べない大人に贈る、びっくりばこパッケージ」など喜んでもらいたい、ハッとさせたいなど、気持ちを呼び起こすようなデザインが並びます。柴田さんも興味津々で生徒の皆さんの作品を手に取り、じっくり観察されていました。

生徒の皆さんの発表を通して、「面白いアイデアがたくさん詰め込まれていた、次はどのアイデアを研ぎ澄ませたいのか、デザインは明快にすることも大切です」と、次のステップを示すようなコメントもくださいました。「丁寧に形にすることも大切ですが、形になりづらいアイデアだからこそ、これまでにないものが生まれるチャンスでもあります。そのチャンスをぜひ活かしていってください」とエールも送られました。




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