【Podcast】「Beyond the Music」 第2回 額田大志さん
2020年11月より開講している、キーボーディストの江﨑文武氏(WONK/millennium parade)が総合ディレクターを務める音楽の授業「Beyond the Music」。「音楽の向こう側」をテーマに、音楽を通じて、言語・文化・歴史・物理・民族・テクノロジーといった、他の領域への学びを深める試みとして、毎回テーマや担当講師となるクリエイターを変えて展開されています。また、最大15名の少人数での開催により、一人一人の体験と向き合う豊かな時間が生まれています。
より多くの方々に授業の内容やそこでの発見を届けたい。そんな想いから、授業を踏まえて新たに収録した特別番組をクラスと同名称にて配信。「音楽を通じて社会を捉える」をテーマに、7月3日(土)より毎週土曜日17時に公開しています。(全7回を予定)本日は第2回が配信スタート。東京藝術大学在籍時に結成した8人組バンド『東京塩麹』としてFUJI ROCK FESTIVAL’18に出演するほか、演劇カンパニー『ヌトミック』を主宰するなど、音楽に加え、演劇の世界でも活躍されている額田大志さんをゲストにお招きしています。
第2回『音と音楽の境界線』
普段の生活はもちろん、作文を書くとき、詩を読むときに私たちは言葉を使います。音楽における歌詞もその一つです。歌をはじめ、世界には様々な「発話」があり、何気ない言葉が音楽に変わっています。では、私たちがその言葉を音楽と感じるのはどのような瞬間なのでしょうか?今回は言葉が音楽になる境界、そして音そのものが音楽になる境界を探っていきます。
楽譜の代わりに台本を卒業制作に提出した額田さん/教会建築、蓄音機、ラジオまで、メディアの変遷と音楽の変遷/風の音、鳥の声が消えた日本のサウンドスケープ/音と音楽の境界を探った先人たち/文字だけの指示書から音楽を演奏してみる/二子新地の川辺から石を拾ってきました/石がぶつかる音は音楽?音楽じゃない?/言葉と音楽の境界を探る/10代の受講生たちによる、言葉と音楽を行き来するオリジナルソング/言葉が「歌化」する瞬間/あらゆる環境で豊かに音楽を楽しむこと/これからのメディアと音と人の関係性
MC:江﨑文武(WONK/millennium parade)
ゲスト:額田大志(作曲家/演出家)
協賛:WEGO/Manhattan Records