新しい演劇のつくり方(第4期)第12回

チラシも手に、つくり続ける
GAKUが2020年より開講している演劇のクラス「新しい演劇のつくり方」。これまで3期の開講を通じて、多様な演劇の作り手の方々を講師に迎え、経験を問わず様々な10代が集まる機会を大切にしながら、まさに「新しい演劇のつくり方」を探求していきました。今期は講師に今野裕一郎さん(映画監督、演出家、「バストリオ」主宰)を迎えています。
3月1日(日)、12回目の授業となる今回は、生徒が手がけた、月末に控える公演のチラシが完成。このチラシを置きたい場所や届けたい人。そんなイメージが広がっていきます。そして、今回もペアでの創作も重ねていきます。






違うことを前提に、ともに働きかけて、確かめ合う
同じ街を歩きつつ、異なる感覚を持ち寄ることから発表づくりが進んでいきます。1.5時間の散歩の中で、行列ができているクレープ屋に並んだり、いつもは通らない裏手をめぐったり。今野さんが言う、「お互いの歩幅も、お互いの向かう一歩目も、当たり前に違うことを良いこととして受け止めること」といったことを下地に置くと、グループごとにも、グループの中でも、様々なコミュニケーションが重ねられていきます。
コミュニケーションといっても必ずしも言葉だけが用いられるものではありません。音を鳴らしてみたり、空間や身体を動かしてみたり、スペースに置いてあったハンガーなどの道具を並べてみたり。それが些細なことだとしても、なにかしら働きかけることで、自分や相手に変化や反応があることを確かめていくように時間を過ごしていきます。そのような「確かめ」は、今期のこのクラスの特徴であるようにも思います。
【リフレクションノート】
このクラスでは、文章やイラストや写真など、形式を問わずに生徒の皆さんの持ち回りで順番にリフレクションノートを提供してもらっています。それぞれの生きてきた経験。授業に参加して味わった体験。その体験が終わったあとの体験。さまざまな経験と体験が連なりながら、このクラスが進んでいきます。

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