REPORT

新しい演劇のつくり方(第4期)第11回


持ち寄られ続けて成り立つ公演
GAKUが2020年より開講している演劇のクラス「新しい演劇のつくり方」。これまで3期の開講を通じて、多様な演劇の作り手の方々を講師に迎え、経験を問わず様々な10代が集まる機会を大切にしながら、まさに「新しい演劇のつくり方」を探求していきました。今期は講師に今野裕一郎さん(映画監督、演出家、「バストリオ」主宰)を迎えています。

2月22日(日)、11回目の授業となる今回は、生徒の皆さんからチラシのデザイン、空間のアイディアが持ち寄られます。授業を通じたこれまでの時間、これからの時間をどのように観客に届けていくか。そのクリエーションに取り組みながら、引き続き一人ひとりの日記を持ち寄ることからつくる発表とそのフィードバックも重ねていきます。





『ほんとぜんぶ光る』を、それぞれに担っていく
生徒の皆さん、バストリオの皆さんがそれぞれに案を出した前回の授業を経て、決定した公演のタイトルは『ほんとぜんぶ光る』。そのタイトルを受け止めて、生徒の皆さんから様々なアイディアが持ち寄られます。

宣伝美術を担当する生徒の方からはチラシのアイディアが。「別人を演じるのではなく、そのままの、裸の自分たちで発表作ってきたこれまでの授業ともリンクする」と新たに描き下ろされたイラストの原画とデザインが披露されます。また空間設計を担当する生徒の方からは「『透明なもの』を持ってきてほしいです!」とクラスに呼びかけが。それらを実際に空間に置くことでどのような変化が生まれるか。その実証も行います。さらに中にはオリジナルソングをつくっている方々も。それぞれの担い方を通じて、これまでの授業で積み重ねてきた時間や関係性が、発表とは異なる形にもなって現れていきます。






そのまま、が一番難しい
「緊張しすぎて外に空気を吸いに行っていました」「緊張するのは、この場を大切にしているということ」といったように、発表を控えた生徒と講師の今野さんとのやりとりも印象的。そのままで良い。そのままが良い。でも、それが一番難しい。何度も重ねている発表では、一人ひとり、そして全員で、その難しさとも向き合う時間が流れています。

【リフレクションノート】
このクラスでは、文章やイラストや写真など、形式を問わずに生徒の皆さんの持ち回りで順番にリフレクションノートを提供してもらっています。それぞれの生きてきた経験。授業に参加して味わった体験。その体験が終わったあとの体験。さまざまな経験と体験が連なりながら、このクラスが進んでいきます。

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