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「Shibuya Sports Academy」第2回 渡邊将広さん

「Shibuya Sports Academy」は、スポーツイベントの企画から制作、告知、実際に開催するまでを行なう「スポーツプロデューサー」の体験を通して、「支える」立場からスポーツの魅力を発見していくクラス。スポーツが好きだけど、どんな風に仕事にしていけるんだろう?そんな気持ちに答えて可能性を広げてくれる学びの場です。

2021年9月17日(金)は、「Shibuya Sports Academy」の第2回授業を開講しました。

今回のテーマは「スポーツイベントができあがるまで」。ゲストは、ブレイキンを中心にスポーツマーケティングやプロデュースを行なう、日本ダンススポーツ連盟の渡邊将広さんです。「現在はスポーツを広める仕事をしていますが、以前は『マーロック』という名前でブレイキンのダンサーとしても活動していました。マロさんって気軽に呼んでくださいね。」そんな渡邊さんの自己紹介から、本日の授業はスタート。

授業の最初には、前回出題された宿題の発表が。「渋谷の街でできるスポーツ、実際にやっているスポーツは?」をテーマに、それぞれが想像するスポーツを発表していきます。「ボーリングはやってるんじゃないかな。」「パルクールができそう。」「スカイダイビングできるんじゃない?」生徒の皆さんから様々な意見が。「どんな条件があれば実施できるかな?」「街の中にスポーツができる場所って、意外と少ないのかもしれない。」スポーツイベントを実施するために必要な環境についても、自然と考えが深まっていきます。

では、スポーツイベントって、誰によってどのように作り上げられているのだろう?世界にはどんなスポーツイベントがあるだろう?そもそも、なぜスポーツイベントを開催するのだろう?そんな疑問を、実際にスポーツプロデューサーとして活躍する渡邊さんが様々なスポーツイベントの例をあげながら解説してくれます。細かく紐解いて考えてみることで想像以上にたくさんの条件や必要な事があることに気づいたり、開催することの意味を知ったり。「イベントを作る上で一番大切なことは『何を伝えたいか』です。」渡邊さんからはそんなお話もいただきながら、ディスカッションを通して生徒同士でも意見交換しながら。構造的な視点からスポーツイベントに踏み込んでいき、自分たちがこれから作り上げるイベントのイメージを膨らませていきました。

「迷った時や悩んだときは、自分を見つめ直してみることが大切。自分が好きなことや得意なこと、苦にならないことをまず見つけてみましょう。それを増やしていけば、自然と自分の強みになっていくはず!」(事務局の意訳です♩)最後には渡邊さんからこんなエールをいただき、本日の授業は終了しました。

次回の授業は、スポーツイベントの現場で実際に使われている「GoPro」を使った特別授業!実際に「GoPro」のカメラに触れながら、写真や映像を使ってイベントを広く発信していくための方法について学んでいきます。

 

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