REPORT

「Music Making Workshop」第4回 岡村綾子さん、佐藤公俊さん

「Music Making Workshop」はAbletonによる音楽のクラス。音楽制作ツール「Ableton Live」の使い方を学びながら、音楽の幅広い世界と出会い、個々の作品を作り上げていきました。そんな「Music Making Workshop」の最終回は、生徒の皆さんによる作品発表。講師には、前回授業の講師を務めたAbleton認定トレーナー・岡村綾子さんに加え、音楽家/サウンドデザイナー・佐藤公俊さんをお迎えしました。

約2週間の制作期間を経ての発表会。授業開始前には、制作作業や発表練習を行なうオープンスタジオとしてGAKUを開放しました。思い思いに集まつつ、講師の方々に質問したり、作品に没頭する様子からは緊張感も漂います。誰もが音楽制作に挑戦できる。でも、極めようとするともちろん奥深い。敷居の低さもありつつ、そんな奥行きを感じることができるのも、今回の授業ならではの魅力です。発表会の前後では、Liveを活用したパフォーマンス方法や音楽制作の理論を学べるAbletonのウェブサイト、音楽にまつわる様々なお仕事の紹介など。今後、生徒の皆さんが自分たちで学びを深めていくための道しるべとなる情報も、丁寧に解説されていきます。

発表会では、GAKUの音響機材にそれぞれのパソコン接続して会場中に音を鳴らします。電車や雨の音、スポーツのテレビ中継で聞こえてくる音、おもちゃの音、子どもの声など。「サンプリングの音だけで作品をつくりたかった」「プリセットの音とサンプリングの音を混ぜたかった」「どうしてもこの音を使いたかった」など、制作プロセスをインタビューしつつ、それぞれの作品制作のテーマを発表してもらいます。自分が工夫すると、他のひとの工夫もよく分かる。講師のお二人からのフィードバックとともに、生徒同士でもコメントを寄せ合いました。(ビートもメロディも十人十色の作品は、インスタグラムハイライトにて、生徒の皆さんの発表映像を一部公開中です。ぜひチェックしてみてください!)

「とにかく好きなことを突き詰めることが大切。好きな音、好きなリズムをたくさん見つけて、それを磨いていくことが、自分の武器になります。音楽の仕事、といっても、本当に様々です。色々挑戦して、可能性を増やしていってくださいね。」「GAKUの自習室で音楽イベントをやるのもいいですね。その時は遊びに行くので、ぜひ教えてください!」(事務局の意訳です♩)講師のお二人からそんなお話もいただき、今回の授業は終了しました。そして、Abletonから生徒の皆さんへ、受講修了のプレゼントとしてAbleton Liveのライセンスとともに、なんとAbleton製品の特別クーポンが贈呈!生徒の皆さんがこれからどんな音楽を作り上げていくのか、今後の活躍がとても楽しみです。

生徒の皆さん、先生方、本当にお疲れ様でした!

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