REPORT

「『私をつくる教室』をつくる」第7回 制作③


制作モードと発表モードを行き来することで生まれる学び
「『私をつくる教室』をつくる」は、世界的建築家・伊東豊雄さんが主催する建築塾「伊東建築塾」による建築のクラス。講師は、昨年度に引き続きPERSIMMON HILLS architectsの廣岡周平さんとKASAの佐藤敬さん。今年度は10回の授業を通じて、「教室」のアイデアを深めながら、実現していくことを目指していきます。

2月11日(日)に開講された第7回では、前回から引き続き個人で模型制作を進めつつ、講師の皆さんにむけてその途中経過をミニプレゼン。アイディアを、形だけではなく、言葉にしてみることで、普段とは異なる視点から、理想の「教室」を捉えてみます。

 




対話を通してアイディアを見つめる
講師の廣岡さん、佐藤さんに加えて特別講師の百田さんが、制作中の生徒を巡りながらそれぞれのアイディアに耳を傾けていく今回の授業。自分は何を学びたいか。その学びをどこで、どのように育みたいのか。そもそも、「学ぶ」とはどのようなものか。そのような問いと向き合いながら、「教室」を構想していった中間発表までの授業を踏まえ、それぞれの「学び」を実現するための空間のアイディアが語られていきます。

講師の皆さんからは「この部屋にあなたがいるとしたらサイズはちょうどよさそう?」「この形はどういう構造にすれば実現できると思う?」など、それぞれの空間をより細やかにイメージしていくための問いが投げかけられ、対話も広がっていきます。生徒の皆さんにとって、これまで形で想像してきたものを言葉に変換していく中で、制作におけるそれぞれの課題感やその先の展望を探っていく時間となったようです。

 




制作と発表が交わる時間
約15名の生徒が同じ空間で制作に没頭し、同時に、発表も行う。制作の手を止めて他の生徒の発表にじっくり耳を傾けたり、片耳で発表を聞きながら制作を続けたり。発表が終われば自然とそれぞれの意見を交換したり、実際に一緒に模型をつくるシーンも。制作と発表が交わる時間だからこそ生まれる状況が印象的でした。

 


次回も、引き続き模型制作
講師や生徒の皆さん同士の対話を通したインスピレーションがどのように模型にも活かされていくのか。次回以降も生徒の皆さんの模型制作は続いていきます。

 

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