REPORT

「東京芸術中学」第8回 片山真理さん(前半)

編集者・菅付雅信さんと15人の世界的クリエイターによる、「本物のクリエイティヴ」に出会うアートスクール『東京芸術中学』。2020年10月24日(土)の授業では、アーティストの片山真理さんがゲスト講師として登壇!

片山さんが、生まれてきてからこれまでの記憶を「星」にして、机いっぱいに広げた大きな模造紙に描きこんだこの授業。リアルタイムに自身の記憶を語りながら、受講生たちとの対話の中で制作が進んでいきました。

ピンク色のスカートを履く男の子と仲良くなったこと、自分がみんなと違うことに驚いたこと、制作における大事なアドバイスを先生からもらったことなどなど。。。四肢疾患を持ちながら表現活動を行う片山さんのこれまでの道のり、多くの人との交わりを聞きながら、紙面には様々な形の星が描かれていきます。

気づけば、星だけでなく、花や川、動物たち、受講生が持ってきたお菓子の袋までがごちゃ混ぜになった模造紙。最後に、片山さんによって、それらを結ぶ白い橋が描き加えられました。完成した絵を見ながら片山さんが仰った「アーティストは人と人をつなげる存在」という一言が、今日の授業、そして片山さん自身を表しているようでした。

今回の課題は自分の「星」を描いてくること。自分のこれまでの記憶を振り返り、片山さんの次回授業日、11月21日に受講生それぞれが発表を行います!

 

第12回 片山真理さん(後半)のレポートはこちら

東京芸術中学クラスページはこちら