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2021.06.20

#Beyond the Music #GAKUの授業風景 #音楽 / Report

【授業レポート】Beyond the Music 第5回

「Beyond the Music」は、音楽を通じて、言語、文化、歴史、物理、民族、テクノロジーといった、他の領域への学びを深めていくクラス。WONK/millennium paradeキーボーディストの江﨑文武さんが総合ディレクターを務め、授業ごとに様々なジャンルの方をゲスト講師に迎えます。

 

2021年6月20日(日)は、第5回授業を開講しました。今回のゲスト講師は、ボイスプレイヤーの細井美裕さん。自身の声を多重録音する手法でサウンドインスタレーションを中心とした作品を制作。過去に、NTTインター・コミュニケーションセンター、山口情報芸術センターにて、現在は羽田空港にて作品を展示しています。他アーティストの制作にも参加し、江﨑さんとは学生時代から共作しているそう。さらに、プレイヤーとしてだけでなく、ディレクターとして、millennium paradeをはじめとした他アーティストのライブ演出も手がけています。

 

 

そんな細井さんによる今回の講義のテーマは「芸術と科学」。大学時代、プログラミングなど音楽とは異なる分野も学んだ細井さんは、「芸術」は「表現したいこと」、「科学」はそれを「実現させるための方法」であると言います。講義の中では、24個のスピーカーを立体的に配置し、音だけで空間をつくりあげる作品をはじめ、自身がこれまでに手がけた作品をシェアしながら、どんなことを表現したかったのか、そのためにどんな科学的な方法をとったのかを振り返っていきます。

 

 

 

「たくさんのスピーカーも、世の中で流行っている最先端技術も方法であって、表現そのものではないんです。それらがいつか古くなったとしても、表現自体が古くならないこと。私はこれをずっと意識しているし、これを実現した作品はきっとすごく良いものだと思います。」(事務局の意訳です♩)と細井さん。江﨑さんは、そんな作品の一例として、音を伸ばすためのペダルがない時代のピアノでつくられた、バッハの楽曲を挙げ、クリエイションにおける本質的な「良さ」とはなんなのか、そんな点について、受講生の皆さんと分かち合っていきました。

 

 

 

講義の最後には、エンジニアや、キュレーター、プロデューサー、コーディネーターなど、様々な形で細井さんの「表現したいこと」を共につくりあげる人々が挙げられていきます。「芸術への関わり方は本当にたくさん。どんな形でも、ぜひ興味を持ってもらえれば嬉しいです。」そんな細井さんのコメントで今回の講義を締め括っていただきました。

 

 

 

次回の「Beyond the Music」は最終回!スペシャルゲストをお招きした授業を開講予定です。授業日程や申し込み方法など、詳細情報は決まり次第、GAKUウェブサイト、SNSにて発信していきます。このクラスは単発での生徒募集を行なっているので、興味のある方はぜひご参加ください。

 

Beyond the Musicクラスページはこちら