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「花あそ部2024」特別講座『ひとりとみんなと、つくるお花見の時間』を無料開催します

GAKUで開講している花いけのクラス「花あそ部」の特別講座を無料開催します。是非ご参加ください。

はじめに

人はなぜ、花をいけるのか?

そのような問いを抱えて、GAKUではその設立以来、
花のクリエーションに着目したプロジェクト「花あそ部」を開催してきました。

遊ぶ、あそぶ、あそ部。
言葉遊びのような、その名前に込められていたのは、
誰にもひらかれた気軽さと、それぞれが真剣になることができる奥深さ。
なんだかよくわからないけど、
花を、見てしまう、飾ってしまう、たむけてしまう。
その花の力に、GAKUスタッフも魅了され続けています。

花が咲いている。咲こうとしている。
茎が、根が、伸びようとしている、伸びている。
わたしたちも、生きている。
ただある、その事実そのものに、
時として、驚かされたり、畏怖したり、喜んだりします。

今回は、「ひとりとみんなと、お花見の時間をつくる」
という1日限りの特別講座を開催します。

「ひとりと」というのは、他でもない自分自身として、
花と向き合うということです。
「みんなと」というのは、そのひとりとひとりが
そのままに寄り合って、ということです。

そうして生まれる「お花見の時間」とは、どのようなものでしょうか。
もちろん花いけが初めての方も、
と言いますか、初めての方こそ大歓迎です。
みなさんのご参加を心よりお待ちしています。

 

開催概要

日時:2024年3月10日(日)13:00〜17:00
会場:渋谷PARCO 9F GAKU
講師:日向雄一郎(花美術家)
対象:10代を中心に20代前半まで
参加費:無料
参加方法:事前予約制(先着20名)

[主宰]一般社団法人 花いけジャパンプロジェクト
[事業主体]国産花き需要拡大推進協議会

お申し込みはこちら

 

メッセージ

古来より、人は花を愛でてきました。
少し大袈裟に言うならば、
人はそうすることで、人になったのかもしれません。
人と花の関係には、
気の遠くなるくらいの長い時間においても
変わらない何かがあるのだと思います。

とはいえ、その変わらなさの一方で、
新しい、人と花のあり方、出会い方、つながり方の
訪れは常に待たれているのだとも感じます。

この取り組みでは、変わらぬ花の魅力とともに、
まだ見ぬ、そのような新しさをも皆さんと一緒に、
感じて考えていきたいと思います。

日向雄一郎(花美術家)

 

プログラム

①花いけ(桜のインスタレーション)
GAKUを会場としつつも、大きなガラス越しに渋谷の街を見渡すことができる「渋谷パルコ9階」の共用部も舞台です。そこで、桜の花をいけていくことで、みんなで桜のインスタレーションを制作していきます。どこに、どのように、いけるのか。自分自身の差配で、花の表情や佇まいが大きく変わっていきます。一人一人のそういった実感が集まることで、大きな作品が完成していきます。

②お花見
完成した作品を、みんなで鑑賞します。じっくりよく見る。それは案外とても難しいことです。自分自身で工夫をして花をいけてみると、他の人の工夫がありありと感じられたり、その場の雰囲気をいつもより色濃く感じたりすることができます。制作することと鑑賞することは実は折り重なっていたりもするのですが、いずれにしてもみんなで手を動かして生まれた成果を喜びあいたいと思います。

③ふりかえり
やってみてどうだったか。すぐ言葉にならないことの方が大切だったりするので、言葉にならない想いも含めて、自由に感想を共有したり、次はこういうことをやってみたいというアイディアを交わしたいと思います。

 

主宰


一般社団法人 花いけジャパンプロジェクト
日本の花文化にとって、いまの時代にふさわしいかたちとは何かを考え、「花いけバトル」というかつて前例のないアプローチで取り組むプロジェクトを全国各地で仕掛けているのが、花いけジャパンプロジェクトです。「花いけ」の素晴らしさを一人でも多くの人たちとわかちあいたい。花いけの魅力をわかりやすく伝え、感じることができる場づくりは、日本の伝統的な花文化が、知らず知らずのうちに見落としていた大切なモノやコトを拾い上げるアクションとなり、日本の花文化の振興に大きなインパクトを与えながら、今日に至っています。2017年「日本フラワービジネス大賞」受賞(農林水産省)、2018年イベントアワード「日本イベント大賞」受賞(経済産業省)。

 

講師


日向雄一郎(花美術家)
HINATA IKEABANA STUDIO/草月流(草月流師範会 理事)/一般社団法人 花いけジャパンプロジェクト 代表理事
祖父と父に花を学ぶ。2001年草月新人賞を受賞後、花をいけることの本質と向き合い、共に生きることを決意。植物が織りなす「間」を紡ぎ出し、独自の視点でいけばなの住処を提案。日本が育んできた花文化をいまの時代に創造するために、新世代のいけばな師範は“花美術家”という独自のポジションを築き、現在に至る。

 

授業へのお申し込みに関して

GAKUの授業へのご参加を検討を下さいまして、誠にありがとうございます。お申し込みにあたりましては、参加される生徒様の保護者の方による、参加へのご同意及び下記注意事項へのご承諾が必要となります。 下記ご注意事項をご承諾いただいた上で、お申込みフォームへお進みください。

授業お申し込みに関するご注意事項

 

お申し込み

1)申し込み
こちらのpeatixページよりお申し込みください。

2)詳細のご案内
GAKU事務局より受講の詳細をメールにてご案内致します(3営業日以内目安)。
*お送りしたメールが迷惑メールボックスに入ってしまっている場合がございます。ご案内メールが届いていない場合は、お手数ですがご確認くださいますと幸いです。

 

お問い合わせ

GAKU事務局
info@gaku.school(担当:佐藤)

 

これまでの授業の様子


 

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