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「新しい演劇のつくり方2022」を開講します

演劇のクラス「新しい演劇のつくり方」を昨年度に続き開講します。

今年度は総合ディレクターに岡田利規氏(演劇作家・小説家・チェルフィッチュ主宰)、講師に笠木泉氏(俳優・劇作家・スヌーヌー主宰)と山田由梨氏(作家・演出家・俳優・贅沢貧乏主宰)、総合ファシリテーターとして徳永京子氏(演劇ジャーナリスト)をお迎え。『三月の5日間』(チェルフィッチュ)を原作に、新たな物語の戯曲を書き、演出し、演じ、発表していきます。

開催概要

対象:中高生(未経験者歓迎)
定員:15名程度(先着順)
受講料:無料
*受講確定者は教材として書籍(2,200円/税込)を購入いただく予定です。
日程:2022年12月~2023年7月/原則隔週日曜
時間:原則13:00〜16:00
応募申込期間:10月21日〜11月30日(予定)

総合ディレクター


©宇壽山貴久子

岡田利規
1973年横浜生まれ、熊本在住。演劇作家、小説家、チェルフィッチュ主宰。2005年『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。主宰する演劇カンパニー・チェルフィッチュでは2007年に同作で海外進出を果たして以降、世界90都市以上で上演。2017年には90年代生まれのキャストと共に”再創造”した『三月の5日間』リクリエーションを上演。ダンサー、ミュージシャン、美術家、ラッパーなど、様々な分野のアーティストとの協働を積極的に行い、現在は作曲家 藤倉大とのコラボレーションによりチェルフィッチュにて新作音楽劇を制作中(2023年ウィーン芸術週間にて初演予定)。近年では欧州の公立劇場のレパートリー作品や歌劇『夕鶴』(2021年)で初めてオペラの演出を手がけるなど、活動の幅をさらに広げている。
https://chelfitsch.net/

講師


写真:明田川志保

笠木泉
俳優・劇作家・スヌーヌー主宰。1976年生まれ。福島県いわき市で生まれ、その後は宮城県仙台市、千葉県柏市、東京都北区と転居を繰り返す。日本女子大学在学中、俳優として宮沢章夫主宰の遊園地再生事業団に参加。以後、ペンギンプルペイルパイルズ、劇団、本谷有希子、劇団はえぎわ、岡田利規作品、ミクニヤナイハラプロジェクト等の舞台や映像作品に多数出演。自身で作・演出も手掛ける。2018年ぐらいから、自らが戯曲を書き演出する場所として「スヌーヌー」をスタート。「スヌーヌー」とはアラビア語でツバメの意。2021年に上演した「モスクワの海」が第66回岸田國士戯曲賞の最終候補にノミネートされる。


©️HIRAOKA SHOKO

山田由梨
1992年東京生まれ。作家・演出家・俳優。立教大学在学中に「贅沢貧乏」を旗揚げ。俳優として映画・ドラマ・CMへ出演するほか、小説・ドラマ脚本の執筆も手がける。『フィクション・シティー』(17年)、『ミクスチュア』(19年)で岸田國士戯曲賞最終候補にノミネート。2020・2021年度セゾン文化財団セゾンフェローI。

総合ファシリテーター・プランニング


©宮川舞子

徳永京子
演劇ジャーナリスト。東京芸術劇場企画運営委員。せんがわ劇場演劇事業外部アドバイザー。読売演劇大賞選考委員。ローソンチケットのサイト『演劇最強論-ing』企画・監修・執筆。朝日新聞首都圏版に劇評執筆。著書に『我らに光を──さいたまゴールド・シアター 蜷川幸雄と高齢者俳優41人の挑戦』、『演劇最強論』(藤原ちからと共著)、『「演劇の街」をつくった男──本多一夫と下北沢』。

授業詳細や申し込み方法は「新しい演劇のつくり方2022」クラスページよりご覧ください。