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ワークショップ「日々を踊ろう:消えゆくものと、現れる記憶 / AIT」を開催します

 

AITと共同で、日本に滞在している中国広州出身のアーティスト・ダンサーのアーガオ(Er Gao)による即興ダンスのワークショップを実施します。

授業概要

「日々を踊ろう:消えゆくものと、現れる記憶」

記憶=頭でする作業、と考えがちですが、「身体はさながらカメラのように記憶や物語を映し出すもの」だとアーガオは言います。身体に残る「日々の記憶」は、一体自分にどのような影響を及ぼしているのでしょうか。精神障害等をかかえた当事者の地域活動拠点 「べてるの家」(北海道浦河町)に滞在し、交流やワークショップを行ったアーガオの記憶に残る「べてるの家」の人々の動きを共有しながら、即興のダンスを通して自分の「身体の記憶」を体感してみよう。

日時:2020年2月24日(月・振休)13:00-16:00(12:30より受付)
参加費:子ども・学生無料 / 一般大人1,000円(付き添いの保護者を除く)
*ソフトドリンク・お菓子付き
対象:小学4年生以上(大人も参加可)
お問い合わせ:アーガオによる即興のダンス・ワークショップ「日々を踊ろう:現れるものと消えゆくもの」

講師紹介

アーガオ / Er Gao

ダンス、映像、インスタレーションなど、さまざまなメディアと実験的な手法を用いながらダンサー、振付家として活動。2001年、広州の広東歌劇学校を卒業後、広東舞踏学校にてコンテンポラリーダンスを学ぶ。2006年には、奨学生として香港の演芸学院を卒業。
2007年、自身のスタジオとしてErgao Dance Production Group (EDPG) を広州に設立し、シアターダンス、ダンスフィルム、コミュニティでの創作と教育を中心に継続的な活動を行っている。身体を最も重要なメディウムとして、中国国内における社会、文化的アイデンティティ、ジェンダーなどの題目に触れる作品を生み出している。
これまで、欧州からアジアまで数多くの会場で開催されたフェスティバルやイベントに参加。2019年、スイスアーツカウンシルの招きにより、Pro Helvetiaでアーティスト・イン・レジデンスプログラムに参加している。2015年、ドイツの放送メディア団体Deutsche Welleは、アーガオを「中国におけるコンテンポラリーダンサーの新星」と評した。
日本では、東京(AIT)と北海道浦河町(べてるの家)を横断しながら、両地でさまざまなワークショップを予定しているほか、参加者やコミュニティの当事者とメンバーにインタビューを行い、即興のダンスを構想している。

アーガオ ウェブサイト

特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]

現代アートと視覚文化を考えるための場作りを目的として、2001年に設立したNPO団体(2002年法人化)。 個人や企業、財団あるいは行政と連携しながら、現代アートの複雑さや多様さ、驚きや楽しみを伝え、それらの背景にある文化について話し合う場を、さまざまなプログラムをとおして創り出している。

AITウェブサイト

 

協力:時代美術館、浦河べてるの家
助成:令和元年度(平成31年度)文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業

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本件に関するお問い合わせ

GAKU事務局
MAIL:info@gaku.school