「農暮らす/ agri class」第4回授業の募集を開始しました
プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)のなかで、クリエーションはどうあるべきか。「農暮らす/ agri class」では、このような問いを立て、各分野の専門家やクリエイターと連携し、10代とともにこれからのクリエーションとサステナビリティのあり方のビジョンを展望したいと思います。プログラムは、日本の宇宙開発を担い宇宙から地球の気候変動を観測する「JAXA」の協力を得て構成され、全授業でJAXA職員による地球規模の環境課題に関するレクチャーも行われ、大きな環境課題が我々の生活の身近な部分ではどのような影響をもたらすのか、多角的に考える授業を実施します。
今回は3月27日(日)に開催予定の第4回授業の生徒募集を開始しました。講師はJAXA 第一宇宙技術部門衛星システム開発統括付 研究開発員の安部眞史さんと、ADK Marketing Solutions クリエイティブ・ディレクターの大塚智さん。今回は、温室効果ガス観測衛星「いぶき」の認知拡大を目的に行われて大きな反響を呼び、カンヌ国際広告祭も受賞した「未来レストランいぶき」というプロジェクトをその裏側も含めてご紹介していきながら、「地球の環境課題にどのように取り組んでいけばいいのか」を考えたいと思います。
講義ではJAXAの人工衛星から見た地球環境を紹介し、地球温暖化と気候変動について学びます。そして、それらの環境課題を多くの10代に伝えていくためのクリエイティブなアイデアを、参加者の皆さんと一緒に考えていきます。環境問題と言う大きな課題でも、私たちが直面する個人的な課題であっても、クリエイティビティは役立ちます。課題を的確に分析し、解決する方法を考える。本講義で学ぶことが10代の皆さんの”ミライを生きる力“になればと願っています。
開催概要
日時:2021年10月下旬〜2022年3月下旬/全4回 *開催日は順次公開
会場:GAKUと各講師のフィールド
対象:10代
定員:15名程度
主宰:株式会社パルコ、GAKU
プログラム協力:JAXA
募集中のクラス
第4回:地球とミライ
日時:2022年3月27日(日)14:00〜17:00
会場:渋谷PARCO 9階 GAKU
受講料:無料
講師:安部眞史(JAXA 第一宇宙技術部門衛星システム開発統括付 研究開発員)
特別講師:大塚智(ADK Marketing Solutions クリエイティブ・ディレクター)
講師
安部眞史(JAXA 第一宇宙技術部門衛星システム開発統括付 研究開発員)
理工学研究科 電気工学専攻 修士課程修了。2009年のJAXA入構以来、地球観測衛星の研究開発に従事。温室効果ガス観測技術衛星2号(GOSAT-2)の開発を経て、現在の業務は人工衛星の新規ミッション検討。趣味は音楽(パンクロック)、読書、釣り、ファッション、広告。
大塚智(ADK Marketing Solutions クリエイティブ・ディレクター)
物理とアートを学んだのち、広告会社ADKに入社。仕事は、あらゆるクリエイティブのスタイルで、ブランドづくりの可能性を探ること。結果、広告を作るはずが、料理をつくったりジオラマをつくったり盆栽をつくったりしている。趣味はDIY。東京のオフィスと山梨の山小屋の2拠点で活動中。
授業詳細や申し込み方法は「農暮らす/ agri class」クラスページよりご覧ください。