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  • サステナビリティ

農暮らす/agri class

by GAKU×株式会社パルコ

2021年10月31日(日)〜 全4回 / 10代

はじめに

限界を迎える地球で、クリエーションができること。

これからの時代を生きる10代の皆さんにとって、10年後20年後の地球環境は、人生に大きく影響する重要な課題です。気候変動や大気汚染、海水面の上昇など、数えきれないほど多くの問題を抱え、プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)と言われる今、新しく何かを作り生み出すことに罪悪感を抱く人もいるかもしれません。

地球環境を守るためにクリエーションは必要ないのでしょうか?そんなことはありません。環境に配慮するためのアイディアや活動は、クリエイティブな思考から生まれています。GAKUは、サステナビリティとクリエーションが共存する豊かな未来を守るために、まずは今地球で起きていることを知ること、身近に感じ体験すること、そして自分の生活に直結する“自分ごと”として考えることが大切だと考えます。

このプログラムでは、地球環境を宇宙から観測し続けてきたJAXAと、環境の変化をダイレクトに受ける農業や食を中心にサステナブルな活動を行う専門家やクリエーターと共に、環境問題を知り、感じることで、プラネタリー・バウンダリー時代のクリエーションを考えていきます。

 

概要

日時:2021年10月下旬〜2022年3月下旬/全4回 *開催日は順次公開
会場:GAKUと各講師のフィールド
対象:10代
定員:15名程度
主宰:株式会社パルコ、GAKU
プログラム協力:JAXA

 

内容

各回のテーマごとに、農や食を中心にサステナブルな取り組みを行うクリエイターや専門家を招き、それぞれが普段活動するフィールドでワークショップを実施します。毎回冒頭では、日本の宇宙開発を担い宇宙から地球環境の変化を観測し続ける「JAXA」職員による特別講義も行われます。地球規模で進行する環境問題を知識として学び、クリエイターの視点から最前線の課題意識や取り組みに触れ、体験を通して実感することで、これからの時代のクリエーションのあり方を考えます。

授業の流れ
1.JAXA職員より、観測結果を踏まえた地球環境に関する特別講義
2.専門家やクリエイターによるワークショップ
3.講義や体験を通して感じたことに対するディスカッション

 


開催済みのクラス


第1回 野菜とダイバーシティ 2021年10月31日(日)
概要:日本の在来種の野菜を身近なスーパーマーケットでみかけることはあまりありません。また標準規格外の野菜は、栄養や味とは関係なく廃棄の対象となってしまいます。本来、自然と同じように野菜にはもっと多様な姿があります。江戸時代から続く須永農園の須永さんは、年間250種以上の野菜苗や生鮮野菜を生産され、野菜本来の可能性を探求し続け、プロの料理人の評判を呼んでいます。「野菜とダイバーシティ」では、実際に須永さんの農園を訪れて収穫体験もしながら、ダイバーシティを体で実感し、これからの農のあり方について考えます。

特別講義:JAXAによる観測結果を踏まえ、地球環境の変化と身近な暮らしとのつながりを紐解き、ダイバーシティの必要性を学びます。

日時:2021年10月31日(日) 10:00 – 12:30
会場:須永農園(埼玉県鴻巣市屈巣 2757)
講師:須永真一郎(須永農園代表)
特別講師:岡 綾乃(JAXA 第一宇宙技術部門 衛星利用運用センター)
協賛:キユーピー株式会社

講師プロフィール:

須永真一郎(須永農園代表)
1974年生まれ。法政大学経済学部卒。須永農園代表。大学卒業後、江戸時代から16代続く家業に就農。独学で農業技術を習得。近年、美味しくない野菜が増えていることに疑問を感じ、代々続く苗の生産と並行してレストラン向けの野菜の生産を始める。年間250品種の野菜をレストラン向けに生産している。http://www.bluenote.co.jp/jp/news/food/9224/


岡 綾乃(JAXA 第一宇宙技術部門 衛星利用運用センター)
理工学研究科 修士課程修了。入社以来、地球観測衛星の開発や衛星データ利用促進に従事。趣味は家庭菜園や昆虫観察など。

協賛:

キユーピー株式会社
1919年創業。私たちは「おいしさ・やさしさ・ユニークさ」をもって、世界の食と健康に貢献するグループをめざします。2022年春、埼玉県深谷市との『花園IC拠点整備プロジェクト』において、野菜の魅力を体験できる複合型施設『深谷テラスヤサイな仲間たちファーム』を開業予定。https://www.kewpie.co.jp/

 

第1回授業のレポートはこちらから

 


第2回 食肉とCO2
概要:食肉や畜産が及ぼす環境課題が指摘されて久しくなります。例えば、牛のゲップは世界の温暖化ガスの4%を占め、アマゾンの森林伐採も家畜のえさとなる大豆の栽培が原因となっています。一方で、食肉をしないライフスタイルが浸透したり、昆虫食、「害獣」食、代替肉食といった分野にも注目が集まっています。料理家の森枝さんは、食における新しいあたりまえを生み出すために、環境課題に向き合える美味しい食のあり方を探求され続けています。「食とCO2」では、森枝さんと、同じく渋谷パルコに店を構える掛川さんがクリエイティブアレンジを加えた代替肉を食べながら、これからの食のあり方を考えます。

特別講義:宇宙から見た気候変動の観測結果などから、食肉と畜産による地球への影響を学びます。

日時:2021年11月28日(日)11:30〜14:00
会場:渋谷PARCO 9階 GAKU
受講料:3,000円(税別/ランチ代込み)
講師:森枝幹(料理家、CHOMPOOシェフ)、掛川哲司(オーナーシェフ)
特別講師:重藤真由美、粕谷順子(JAXA 第一宇宙技術部門GOSAT-2プロジェクトチーム)
協賛:ネクストミーツ株式会社

講師プロフィール:

森枝幹(料理家、CHOMPOOシェフ)
調理師専門学校を卒業後、世界のベストレストランの常連の「Tetsuya’s」(オーストラリア)等で修行を積み、2011年「Salmon&Trout」のシェフに。2019年11月より渋谷パルコにタイ料理店「CHOMPOO」をオープン。フードマガジンの発行や、レモンサワー専門店のプロデュースなど、従来の料理人に枠にとらわれず活動する。
https://www.instagram.com/chompoo_shibuya/


掛川哲司(オーナーシェフ)
1978年生まれ。鎌倉出身。
都内数件で研鑽を積み箱根”オーベルジュ•オーミラドー”へ。その後、青山 “NARISAWA”を経て独立
2012年に代官山にて”Ata”をオープン 瞬く間に予約の取れない人気店へとおしあげた。その後”goodluck curry””Varmen”など都内で7店舗を経営。2019年には8店舗目”au deco”を
広尾にオープン。2021年度版ミシュランで一つ星の栄誉に輝いる。


重藤真由美(JAXA 第一宇宙技術部門GOSAT-2プロジェクトチーム)
理工学研究科卒。温室効果ガス観測衛星であるGOSAT-2プロジェクトチームで運用業務に携わっている。趣味はインドアで音楽、ゲーム、アニメ等。


粕谷順子(JAXA 第一宇宙技術部門GOSAT-2プロジェクトチーム)
理学院物理学専攻 修士課程修了。三菱電機 鎌倉製作所に入社、現在はJAXAに出向し温室効果ガス観測衛星GOSAT-2のデータ解析に従事。旅行が好きで、バックパック一つでヨーロッパや南米大陸を渡り歩く。猫好き。

 

協賛:

ネクストミーツ株式会社
「地球を終わらせない。」を理念として掲げ、気候変動問題に立ち向かうべく、代替肉の分野で事業活動を爆速で進める。2017年から共同創業者2名が研究を始め、プロダクト完成の2020年6月に法人化、202年1月にはSPACスキームで米国のOTCBBに上場を果たす。「気候変動問題は日本だけでは解決できない」との視点からアメリカ、シンガポール、台湾、香港、ベトナムなど10を超える国・地域に進出している。 https://nextmeats.co.jp/

 

第2回授業のレポートはこちらから

 


第3回 綿花と水
コットンのTシャツを1枚につくるために2.7tもの水が使われているといいます。そして、国内でも毎年10億着もの服が廃棄されているそうです。ファッション産業が及ぼす環境課題は重大です。とはいえ装うことの営みは、豊かな暮らしに欠かせません。近年、古着屋リメイクなどが改めて着目され、若者世代の消費意識も変化してきているといわれます。ファッションが「消費」するものから、誰もが「生産」するものへと変遷しているようでもあります。そこで、これからのファッションのあり方を提唱する石川クリス陽大さんをお招きし、実際にアップサイクルとしての「ハンカチ」を一緒に製作しながら、これからのファッションのあり方を考えます。

特別講義:JAXAによる地球環境の観測結果から、綿花栽培による影響と水資源の問題を学びます。

日時:2022年1月16日(日)14:00〜17:00
会場:渋谷PARCO 9階 GAKU
受講料:1,000円(税別)
講師:石川クリス陽大(デザイナー・クリエイティブディレクター)
特別講師:山本晃輔(JAXA 第一宇宙技術部門地球観測研究センター 研究開発員)

講師プロフィール:

石川クリス陽大(デザイナー・クリエイティブディレクター)
静岡県生まれ、南カルフォルニア育ち。 Rhode Island School of Design でテキスタイルデザインを学んだ後に、ニューヨークで12年間、様々なファッションブランドにて、テキスタイルデザイナーとしてキャリアを積む。デザイナーとして働きながら加速し続けるファッション業界の生産量と廃棄率に疑問を持ちはじめたことから、ファッションにおけるサステナビリティの研究をParsons School of Design の大学院にて学び、修士号を取得。2019年に論文の一部として、アップサイクルブランド Felix House を立ち上げ、ECを中心に展開している。日本ではセレクトショップSuper A Market などで取り扱いがある。 2020年に帰国し、現在は、Felix Houseを運営しながら東京のクリエイティブエージェンシーにて、デザイン、ブランディングやコミュニケーションの仕事をおこなう。
https://yanyanknits.com/pages/felix-house


山本晃輔(JAXA 第一宇宙技術部門地球観測研究センター 研究開発員)
工学研究科 社会基盤工学専攻修了。JAXA第一宇宙技術部門地球観測研究センターにて、全球降水計画(GPM)主衛星の利用研究や陸上の水循環シミュレーションシステム(Today’s Earth)の研究開発・運用などに従事。趣味は音楽(DTM作曲、ギター・ピアノ・サックス演奏)、旅行、自転車。

 

第3回授業のレポートはこちらから

 


第4回 地球とミライ
最後の授業で皆さんと取り組むのは「課題解決のためのクリエイティビティ」です。JAXAは、さまざまな地球観測衛星を開発し、地球環境を観測しています。その中の一つが温室効果ガス観測衛星の「いぶき」。「いぶき」から見えたのは、増え続ける温室効果ガス、止まらない温暖化の現状です。温暖化と言うと多くの方は砂漠化や海面上昇などを想像されるかもしれません。しかし、それだけではなく大雨や猛暑日の増加、農業・酪農業・漁業など私たちの生活にも既に影響が出ています。ですが、こうした科学的なデータや事実を公開するだけでは、なかなか人々の目には入らないし、最も大事なことである「みんなで一致団結して立ち向かおう」という機運を生むことが難しいという現実もあります。その現実は、「いぶき」の低い認知度が物語っていました。いくら“正しく”ても、それだけでは人の心は動かせない。だからこそクリエイティビティを通して、その“正しさ”を伝える新たな方法を探ることが必要なのです。

今回は、この「いぶき」の認知拡大を目的に行われて大きな反響を呼び、カンヌ国際広告祭も受賞した「未来レストランいぶき」というプロジェクトをその裏側も含めてご紹介していきながら、「地球の環境課題にどのように取り組んでいけばいいのか」を考えたいと思います。

講義ではJAXAの人工衛星から見た地球環境を紹介し、地球温暖化と気候変動について学びます。そして、それらの環境課題を多くの10代に伝えていくためのクリエイティブなアイデアを、参加者の皆さんと一緒に考えていきます。環境問題と言う大きな課題でも、私たちが直面する個人的な課題であっても、クリエイティビティは役立ちます。課題を的確に分析し、解決する方法を考える。本講義で学ぶことが10代の皆さんの”ミライを生きる力“になればと願っています。

日時:2022年3月27日(日)11:00〜15:00(11:00開場/11:15授業開始)
会場:渋谷PARCO 9階 GAKU
受講料:無料
講師:安部眞史(JAXA 第一宇宙技術部門衛星システム開発統括付 研究開発員)
特別講師:大塚智(ADK Marketing Solutions クリエイティブ・ディレクター)

講師プロフィール:

安部眞史(JAXA 第一宇宙技術部門衛星システム開発統括付 研究開発員)
理工学研究科 電気工学専攻 修士課程修了。2009年のJAXA入構以来、地球観測衛星の研究開発に従事。温室効果ガス観測技術衛星2号(GOSAT-2)の開発を経て、現在の業務は人工衛星の新規ミッション検討。趣味は音楽(パンクロック)、読書、釣り、ファッション、広告。


大塚智(ADK Marketing Solutions クリエイティブ・ディレクター)
物理とアートを学んだのち、広告会社ADKに入社。仕事は、あらゆるクリエイティブのスタイルで、ブランドづくりの可能性を探ること。結果、広告を作るはずが、料理をつくったりジオラマをつくったり盆栽をつくったりしている。趣味はDIY。東京のオフィスと山梨の山小屋の2拠点で活動中。

 


 

主宰


株式会社パルコ
「多様な個性と感性をつなぎ、次世代と共に、心躍るサステナブルなライフスタイルを共創する」をサステナビリティ方針に掲げ、サステナビリティ活動を通して、さまざまな社会課題の解決に貢献していきます。

https://www.parco.co.jp/


GAKU
GAKUは、10代の若者たちが、クリエーションの原点に出会うことができる学びの集積地です。さまざまなクリエイターや専門家と10代が向き合い、創作する授業を開催しています。
https://gaku.school/

 

プログラム協力

JAXA
宇宙航空研究開発機構JAXA(ジャクサ)は、 2003年に宇宙科学研究所(ISAS)、航空宇宙技術研究所(NAL)、宇宙開発事業団(NASDA)の3機関が統合して誕生しました。政府全体の宇宙開発利用を技術で支える中核的実施機関と位置付けられ、同分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一頁して行う機関です。経営理念を「宇宙と空を活かし、安全で豊かな社会を実現する」と定め、先導的な技術開発を行い、幅広い英知と共に生み出した成果を、人類社会に展開します。
https://www.jaxa.jp/

 

お申し込み(先着順)

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2)ご受講確定
ご入金が確認できましたら、主宰者より、メールにてご受講確定通知をお送りいたします。こちらのご連絡をもってご受講確定となります。
*ご入金後3日以内にメールが届かない場合は、大変お手数ではございますが、下記の問い合わせ先までご連絡をいただけますようお願い致します(迷惑メールフォルダのご確認もお願い致します)。

3)プログラムへの参加
授業当日、指定の会場にお集まりください。

 

授業内容に関するお問い合わせ

GAKU事務局
info@gaku.school(担当:杉田)

 

 

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新型コロナウイルス感染症防止への対応について

1.授業参加にあたって
①施設入場時の検温と手指のアルコール消毒、施設利用時のマスク着用にご協力お願い致します。
②授業当日に 37.5℃以上の熱があった場合には、いかなる理由があっても、授業には参加出来かねますので、ご了承ください。

2.感染の疑いがある場合
①37.5℃以上の発熱が 3 日以上続いた場合、その他発熱や体調不良等が続き感染が疑われる場合、2週間以内に海外に渡航している場合、新型コロナウイルスへの感染を疑われる人との接触可能性が本人または同居家族にある場合には、当該事実の判明後、直ちにクラ ス主催者にご連絡の上、授業の参加をお控えください。
②授業中に参加者の体調不良などが確認された場合には、感染拡大防止のため、当日の活動を中止し、参加者皆様のご帰宅をお願い致します。ご了承ください。

3.感染が確認された場合
①万が一、GAKU の利用者に、新型コロナウイルス感染症が発症した場合、保健所の指示に従い、速やかな対応を行います。必要な情報提供にご協力お願い致します。 ②渋谷 PARCOの他施設内で感染者が確認された場合、授業の実施を延期する場合もございます。その際、授業料返金は致しかねますのでご了承ください。
③万が一新型コロナウイルス感染症に感染された場合の責任は負いかねます。

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トピックス

  • 「農暮らす/ agri class」第4回 地球とミライ

  • 「農暮らす/ agri class」第3回 綿花と水

  • 「農暮らす/ agri class」第2回 食肉とCO2

  • 「農暮らす/ agri class」第1回 野菜とダイバーシティ