【自習室】ブンガククラブ & お茶会を開催しました
GAKUを週に1回、10代の方向けに無料開放している「自習室」。11月21日(木)の自習室では、生徒同士の交流を目的とした「お茶会」を開催しました。さらに、この日はワークショップ「ブンガククラブ」を開催。集まってくれたのは、各クラスを横断した生徒や卒業生、GAKUに関心を寄せてくれていた10代の皆さんです。
ワークショップでは、今年4期目の開催となるクラス「東京芸術中学(芸中)」のアシスタント、アレクサンドラ・プリマックさんを迎え「ブンガククラブ」を開催しました。芸中では、「言葉の編集」の授業の講師を努め、様々な小説の文章を例に、言葉の技法やスタイルをレクチャーしたアレクサンドラさん。今回はその番外編として、日本の文学をみんなで楽しみながら学んでいきました。芸中や「新しい演劇の作り方」を受講している皆さんや、初めてGAKUに足を運んでくれた方など、文学や言葉に興味があるメンバーが集まりました。太宰治の「メリイクリスマス」を読み、それぞれが感じたことを語り合ったり、文章に隠された技法を学んだり、とても充実した時となりました。
アレクサンドラさんは、イギリスと日本の大学で文学を学び、現在は、ロシア語の反戦詩の翻訳、海外の出版社の日本文学の翻訳についてのコンサルティングなど、様々な活動を手掛けています。その経験を踏まえつつ語られる文学観は、とても新鮮。「ブンガククラブ」は、今後も活動を進めていく予定です。
GAKUの自習室は、読書、作品制作、休憩、宿題などなど。もちろん、ふらっと遊びにきていただいても。10代の方ならどなたでも無償でご利用いただけます。興味のある方はぜひ、お気軽にお越しください。
1月の自習室のスケジュールは下記URLよりご覧ください。
https://gaku.school/news/jishuu202501/