「まちの中の私とみんなの居場所 -対話を育むかたち-」第8回 製作②
最終発表に向けて、模型作りを通した構想を進める
「まちの中の私とみんなの居場所 -対話を育むかたち-」は、世界的建築家・伊東豊雄さんが主催する建築塾「伊東建築塾」との第6期目の建築のクラス。講師は、昨年度に引き続きPERSIMMON HILLS architectsの廣岡周平さんとKASAの佐藤敬さん。今年度は西小山エリアを舞台に、「私とみんなの居場所」という言葉から空間のあり方を探求し、建築アイデアを構想していきます。
授業の中での製作の時間は、今回を含めてあと2回。前回のフィールドワークや地域の方々によるレクチャーを踏まえながら、2月15日の第8回では引き続き模型作りを通した構想を進めていきました。
模型に気持ちを乗せる
中間発表や改めてのフィールドワークを踏まえながら、中にはアプローチを大幅に変えたり、アイデアを展開する「敷地」を改めたりする生徒も。製作の折り返し地点であり、ターニングポイントでもある今回の授業。講師のお二人はその様子を見守りながら、「自分のアイデアの原点はどこか?本当にやりたかったことができているか?」ということを一人ひとりに問いかけていきます。
まず、自分の心が動くかどうか。それを前提として、そこにいる人や周りとの関係性をどのように考えていくか。「まちの中の私とみんなの居場所」を構想していく上でのポイントとして、そのようなことが繰り返し強調されてきたこれまでの授業。模型作りにおいては、自分のプランが形として示せているか、ということと共に「模型に自分の気持ちが乗っているかどうか」「模型から楽しそうな雰囲気が伝わってくるかどうか」ということにも目を向けていく様子が、とても印象的でした。
次回は授業内での最後の製作
次回は最終発表会前の最後の授業。発想を広げていくことと、形として立ち上げていくこと。それを往復しながらの製作活動が続いていきます。
撮影・執筆:佐藤海