REPORT

「まちの中の私とみんなの居場所 -対話を育むかたち-」第6回 製作①

製作の後半戦がスタート
「まちの中の私とみんなの居場所 -対話を育むかたち-」は、世界的建築家・伊東豊雄さんが主催する建築塾「伊東建築塾」との第6期目の建築のクラス。講師は、昨年度に引き続きPERSIMMON HILLS architectsの廣岡周平さんとKASAの佐藤敬さん。今年度は西小山エリアを舞台に、「私とみんなの居場所」という言葉から空間のあり方を探求し、建築アイデアを構想していきます。

講師のお二人とともに、伊東豊雄さん、百田有希さんを講評者にお招きし、アイデアをブラッシュアップする手がかりを掴んでいった前回の中間発表会。それを踏まえつつ、2月1日の第6回授業から、また模型制作を通した構想を進めていきました。

自分の心が動いたかどうか、を判断基準におくこと
中間発表後の最初の製作の時間となった今回。講評者の方々からもらったフィードバックを踏まえながら、それぞれが今後の製作の方針やあり方を改めて検討していくような時間になりました。その手がかりとして、授業の始めには講師のお二人から以下のようなコメントが贈られました。

「それぞれ色んなフィードバックをもらったと思うけど、それはあくまで意見であり、正解ではない。必ずしも言う通りにしなくて大丈夫。自分が本当にやりたかったことに向かっていけるように、受け止めつつ、自分なりに判断をして案に取り入れていってほしい」と、佐藤さん。

「その言葉によって自分が変わったかどうか、ということを基準にしてほしい。自分が変わっていないのに、心を動かされていないのに、案を変えてしまうのは違うと思う。他者との対話を大切にするのと同じくらい、自分との対話を大切にしましょう」と、廣岡さん。

「私」と「みんな」の居場所。そのようなテーマにおいて、まず自分自身の心が動くことや、納得感が持てることを大切にしていくこと。手を動かしたり、講師やTAの方々と会話を重ねたりする中で、その原点を見つめ直すような時間になりました。

次回は西小山エリアでの敷地確認
次回は、アイデアの対象敷地である西小山エリアを改めて訪れて、現地でアイデアが展開されたときの姿を想像しながら、実際のスケール感や様子を確認していきます。「フィールドワークには、準備が大切。地図やメジャーなど、自分が敷地で確かめたいことに合わせて、持ち物も工夫しよう」と佐藤さん。実際の構想を持ちながら街を訪れ直すと、また新たな着眼や気づきが生まれていきそうです。

撮影・執筆:佐藤海

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