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「グラフィックデザインの拡張」 第6回 モーショングラフィック

カメラを向けたり向けられたりして生まれるモーショングラフィック
「グラフィックデザインの拡張」は、都市を舞台に視覚表現を探求するプロジェクト「都市へのユーモア」の一つとして開講するグラフィックデザインのクラスです。講師は、グラフィックデザイナー/アートディレクターの小池アイ子さん。机の前でPCを開いて作業するというよりも、街に身を置いて、そこにあるものからインスピレーションを得ることもグラフィックデザインの一環としてみなしていくこのクラス。街での偶然の発見を手掛かりに、ほぼ毎回の授業で即興的な創作を重ねていきます。

最終回となる第6回はクラス全員でのモーショングラフィックの制作。これまで個々人で様々なグラフィックデザインの制作を重ねてきた生徒の皆さん。その中で浮かび上がってきたそれぞれの興味関心に基づいて共同制作が進んでいきます。例えば、第2回のモーショングラフィックを通して、そのカメラワークが注目された人が撮影を担当したり、第4回のZINEを通して、身の回りの素材を使ったものづくりやイラストが注目された人たちが中心になってダンボールで衣装をつくったり。そのほかにも、普段から使っているスマホアプリでロゴをつくったり、家にあるギターを演奏したり、映像の細かな仕上げを担当したり。約3ヶ月の中で垣間見えた、一人ひとりのあり方が重ね合わされます。

同時に、これまでの授業を通じて、偶然や即興がクリエーションを広げていく経験も積み上げてきたこのクラス。今回のモーショングラフィックも、第5回のくじ引きで決まった「ピーフェユ」という、自分たちの意図や意志から離れた言葉から、実際に撮影する内容を膨らませていきました。







このモーショングラフィックは授業会場の宮永ビルの最寄「三越前」駅前のサイネージにて、6月13日(土)から「都市へのユーモア」プロジェクトのもう一つのクラス「都市映像群」との合同作品展の会期中に公開予定。日本橋の人々が往来する場所に、自分たちの作品を置くこと。その場に起こる変化も想像しながら、撮影は進んでいきました。同展では、これまでの授業で生徒の皆さんが個々人で制作してきた作品も展示されます。ぜひご来場ください。

撮影・執筆:杉田聖司(GAKU事務局)

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