REPORT

新しい演劇のつくり方(第4期)第10回


創作の輪郭を掴む
GAKUが2020年より開講している演劇のクラス「新しい演劇のつくり方」。これまで3期の開講を通じて、多様な演劇の作り手の方々を講師に迎え、経験を問わず様々な10代が集まる機会を大切にしながら、まさに「新しい演劇のつくり方」を探求していきました。今期は講師に今野裕一郎さん(映画監督、演出家、「バストリオ」主宰)を迎えています。

2月8日(日)、10回目の授業となる今回は降雪のため、対面とオンラインを並行して開講。公演のタイトルのアイディアを出しあったり、これからそれぞれが取り組みたいことを持ち寄ったり、会話を重ねることで、クラスで進めている創作の輪郭を掴んでいく時間となりました。




持ち寄って成り立たせる
それぞれの経験や興味関心を持ち寄ることで時間を過ごしてきたこれまでの授業。その持ち寄られ方の延長のように、公演のそれぞれの担い方についてもアイディアが集まります。「多くの人にこの場を見てもらいたいから、広報や記録写真をやりたい」「クラスでもずっと絵を描いてきたので、チラシを作りたい」と、話し合いが進んでいきます。また、留学などの都合でどうしても今後の授業への参加が難しくなってしまったという生徒の方も。とはいえ、「留学先のパリからテキストや写真を送りたい!」といった提案されるなど、公演の「つくり方」や「関わり方」についても議論が及んでいきます。

さらに今回はタイトルの検討も。これまでの日記、写真、メモも足がかりに、10代の皆さんはもちろん、クラスのクリエーションに伴走しているバストリオメンバーの橋本さん、黒木さん、本藤さん、中條さんも共に考え、一人ひとりが、これまで過ごした時間に想いを巡らせながら言葉を探していく時間が訪れます。それぞれの案を集め、最終的なタイトルの決定は今野さんに託されました。





個々での時間も大切に
授業の後半は、オンラインで参加するメンバーと会話を重ねたり、それぞれの「担い方」に応じてギターを弾いたり、チラシのデザインを考えたり、書き続けている日記の内容をシェアしたり。同じ舞台に立つことを前提としながら、一人ひとりが今できることを進め、次回授業にはそれぞれの成果を持ち寄っていく予定です。

【リフレクションノート】
このクラスでは、文章やイラストや写真など、形式を問わずに生徒の皆さんの持ち回りで順番にリフレクションノートを提供してもらっています。それぞれの生きてきた経験。授業に参加して味わった体験。その体験が終わったあとの体験。さまざまな経験と体験が連なりながら、このクラスが進んでいきます。

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