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「眺める側のコンポジション」展&トークセッションを開催します

「使い手」の視点から、プロダクトデザインの新たなあり方を探求してきたクラス「眺める側のコンポジション」。講師に「Rondade」主宰/「alter.」クリエイティブ・ディレクターの佐久間磨氏を迎えたクラスでは、カリモクで製作される椅子の脚、ソファの座面等、家具になる前の部材の形状を見直し、新たな視点を見いだし組み替える(見立てる)ことで、固定化された既存の家具の使い方から離れ、そこに新たなモノと自分との間の関係性を見出すことをトライしてきました。(クラスの様子はGAKU公式Instagramのハイライトからご覧いただけます)

その成果として、昨年11月に開催されたデザインイベント「alter. 2025」では、それらの部材を組み合わせた什器のアイデアを記録した、11名の10代による映像作品の発表とプレゼンテーションを行い、同展のショップスペースにて、授業から発展制作された什器が実際に使用されました。

「alter.」との共催となる今回の展示では、前回のalter.で実践されたモノ(部材)をどう扱い組み替え、見立てるか?という課題に対し、現代美術、デザインのフィールドで活動する作家2名が、それぞれの製作視点を更に加え発展させた作品を製作。クラス「眺める側のコンポジション」を通して、昨年のalter.のために製作されたオブジェクトと共に展示します。
さらに製作されたオブジェクトとモノとの関係の視点を加えるため、会場内に仮のショップ空間を立ち上げ、ゲストショップによるセレクト、販売を同時に開催。加えて、クラスの成果をまとめた小冊子の展示や、alter.のアーカイブブックも販売予定です。会期初日および二日目には、ゲストを招いたトークセッションも開催します。
同イベントは10代に限らず、どなたでもご来場いただけます。ぜひご来場ください。

展示概要

会期:2026年6月12日(金)ー6月26日(金)
時間:13:00ー18:00
会場:KARIMOKU RESEARCH CENTER(東京都港区西麻布 2丁目 24-2)
対象:どなたでも入場無料/予約不要
休館日 : 土日 *6月13日(土)は除く
*会期が26日(金)まで延長になりました。この機会にぜひご来場ください。

[共催]alter./GAKU/Rondade
[協力]カリモク家具株式会社
[会場構成]FOLT/STUDIO大

作家

丸山のどか
1992年新潟県生まれ、愛知県在住。愛知県立芸術大学大学院彫刻領域修了 (2018)。合板や角材などの製材された木材を用いて、言葉や風景を表象的に切り取り、立体化する作品を制作。個展「鼠と松」 (Q SO-KO, 2026) / Art Site in Nagoya Castle 2023 ほか。
https://www.nodokamaruyama.com/


西頭慶恭
1994年福岡県生まれ。2016年京都造形芸術大学卒業。京都を拠点に活動。主な設計及び製作として、「arch.」(京都)、「fence」(大阪)、「shokki」(東京)、eukaryote、VOU 等での展示経験もある。
https://www.instagram.com/yoshiyasu_saito/

ショップ


Goods
百科事典や世界史には収録されないすべての「その他」を収集し、オンラインを通じて販売。並行して、出版ほか家具やジュエリー制作など、古物を手がかりにした新たな制作を広義に「レプリカ」と位置づけています。
https://goods-shopp.com/



苑ス
SKWAT KAMEARI ART CENTRE内にて、印刷物を主軸としたエフェメラ専門スペース「EPHEMERAL DOCK」を運営。ヨーロッパの実践者との協働による「Ephemera Primary Sources」を通じて国際的なリサーチとネットワーク構築を行うとともに、不定期にテーマごとのキュレーションを実施。エフェメラを現代的な視点から再解釈・再配置し、その新たな価値や可能性を探る活動を展開している。
https://www.instagram.com/ens_online/

トークセッション

眺める側のコンポジション。「眺める」のは使い手でもあり、消費者でもあります。「構成」や「組み立てること」を意味する「コンポジション」とは、その使い手でもあり、消費者でもある人が創造力と想像力を発揮する様子を指しています。この取り組みでは、このように使い手の創造性が最大化されていくこと、そこから同時につくり手の創造性も最大化されていくこと、そしてその循環を生み出すことを企図しています。

今回の展示は、その試みのプロセスや成果を発表する機会です。発表の形態としても、ショップという形式をとることで、作品を使われるものとして捉えることの可能性を探求したいと考えています。このような考えを深め広げていくために、本展示企画ではトークセッションを開催していきます。

「『使い手の創造性』について」
日時:2026年6月12日(金)17:30開場 18:00開始 19:00終了(予定)
会場:KARIMOKU RESEARCH CENTER(東京都港区西麻布 2丁目 24-2)
対象:どなたでも参加無料/事前予約優先
登壇:井上岳(建築家/GROUP共同主宰)、佐久間磨(Rondade主宰/alter.クリエイティブ・ディレクター/「眺める側のコンポジション」講師)ほか

「『眺める』ことについて」
日時:2026年6月13日(土)15:30開場 16:00開始 17:00終了(予定)
会場:KARIMOKU RESEARCH CENTER(東京都港区西麻布 2丁目 24-2)
対象:どなたでも参加無料/事前予約優先
登壇:大野友資(DOMINO ARCHITECTS代表)、桂川大(おどり場 / STUDIO大 代表)、冨田太基 (FOLT)、佐久間磨(Rondade主宰/alter.クリエイティブ・ディレクター/「眺める側のコンポジション」講師)ほか

お申し込み
トークイベントは終了しました。ご来場いただいたみなさまありがとうございました。

登壇

井上岳
石上純也建築設計事務所を経て、GROUP共同主宰。建築に関するリサーチ、設計、施工を行う。主な活動として、設計「海老名芸術高速 (2021)」「新宿ホワイトハウスの庭の改修 (2021)」「道具と広い庭(2023)」「夢洲の庭 (2025)」編著「ノーツ 第一号 庭 (2021)」「ノーツ 第二号 引越し (2024)」。展示、バーゼル建築博物館「Make Do With Now: New Directions in Japanese Architecture (2022)」、金沢21世紀美術館「DXP (2023)」、銀座マイナビギャラリー「島をつくる / Planning Another Island (2024)」ニューヨークa83「往復書簡 / Correspondence (2023)」、新宿WHITEHOUSE「手入れ / Repair (2021)」など。
https://www.groupatelier.jp/


大野友資
DOMINO ARCHITECTS代表/FICCIONES所属/東京藝術大学非常勤講師/一級建築士。1983年ドイツ生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、東京大学大学院修士課程修了。カヒーリョ・ダ・グラサ・アルキテットス(リスボン)、ノイズ(東京/台北)を経て2016年独立。2011年より東京藝術大学非常勤講師、2023年より東京理科大学非常勤講師を兼任。

DOMINO ARCHITECTS
デザインの実践と理論の両面から歴史や文脈への接続を試み、情報と物質、デジタルとアナログ、ハイテクとローテクを相対化するような設計を手がける。その活動はさまざまなチームとの協働によって形作られ、建築、インテリア、プロダクトデザイン、リサーチや執筆、教育まで多岐にわたる。
https://dominoarchitects.com/


桂川大
おどり場 / STUDIO大 代表。1990年岐阜県生まれ。2019年より愛知・岐阜を拠点に建築物やまちなか、マテリアルなどメディアを問わず設計・キュレーション・制作の実践をおこない、観客との時間を伴う建築・エリア・ものづくりに携わっている。近作に豊田市美術館「櫃田伸也ー 通り過ぎた風景」会場構成、素材を探求する「Material Learning Farm」など。


冨田太基
情報科学芸術大学院大学[IAMAS]卒業後、建築設計事務所を経て、2024年FOLT設立。岐阜県を拠点に、店舗・住宅・会場構成などの空間デザインやデジタルファブリケーション機器を活用した家具や什器のデザイン・制作を行う。設計の傍ら、ものづくり企業との資源や技術の協働ネットワークづくりや、持続可能な素材・技術開発を目的としたワークショップの設計も行う。
https://folt.jp/

会場


Photo Credit: Tomooki Kengaku
KARIMOKU RESEARCH CENTER
「KARIMOKU RESEARCH CENTER(カリモクリサーチセンター)」は、カリモク家具が2024年10月26日(土)に東京・西麻布にオープンした複合施設です。地上2階、地下1階からなる建物一棟をリノベーションしたこの施設は、新作の家具などを並べるスペースではなく、多種多様なパートナーとの新しいプロジェクトの共創を目的とした場です。これまで表に出ていなかったカリモク家具のコラボレーションアイテムや工場で作られる製品化前のプロトタイプ、また試験的に作られたカラー見本や加工見本などを、実際に手に触れることが可能です。館全体で表現される様々なエキシビションやイベント、見本展示など、木工家具メーカーとしてカリモク家具が日々研鑽を積んでいる技術や、デザインの細部に宿る魅力、加工することで表出する素材本来の特長に触れることで、新たな可能性に気づけます。
https://www.karimoku-research.com/jp

協力


カリモク家具株式会社
カリモク家具の起源は、創業者である加藤正平が江戸時代から続く材木屋を引き継ぎ、愛知県刈谷市で小さな木工所を始めたことをきっかけに1940年に創業。様々な木製品を生産することで技術を磨き、1960年代に入ると、自社製の木製家具の生産と販売 を開始。高度な機械の技術と職人の技を融合させる「ハイテク&ハイタッチ」という製造コンセプトを掲げて木材生産分野における土台を作りあげ、国産家具メーカーへと成長を遂げる。

共催

alter.
alter.は、次世代を担う多様な領域のクリエイターによるプロトタイピングやコラボレーションを促進し、オルタナティブなプロダクトデザインのあり方を提示するイベントです。
グローバルのデザインシーンを牽引するコミッティメンバーに選抜された11組のプロジェクト、計59名のクリエイターによるプロダクト展示と、トークセッション、マーケット等のプログラムを通じて、現代社会におけるプロダクトデザインの価値を問いなおします。
https://www.instagram.com/altertokyo/

Rondade/佐久間磨
さまざまなアートフォームを創造の初期衝動に立ち返り、既成の枠にとらわれない形と方法で具現化することを目的にRondadeを設立。アートブックや写真集を出版。空間、アートブックのディレクションに加え、キュレーション等も行い、活動は多岐にわたる。特にブックやスペースのデザインでは、作家のプロジェクト、プロダクト、インスピレーションソース等について、受け手の視点から関係性や解釈を見出し伝達する、実験的な取り組みを行う。
https://www.instagram.com/rondade_contents/
 

イベントに関するお問い合わせ

GAKU事務局 杉田聖司
info@gaku.school