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観劇プログラム 第2回『ラビット・ホール』を開催します

はじめに

GAKUでは、昨年度より演劇のクラスを開催しています。今年度の「新しい演劇のつくり方2022」では『三月の5日間』(チェルフィッチュ)を原作とし、生徒の皆さんが新たな物語の戯曲を書き、演出し、演じ、発表していく授業が進められています。

同時に、10代と演劇との出会いをもっと広げていきたいと考えています。そこで、同授業の総合ファシリテーターでもあり演劇ジャーナリストの徳永京子さんによる観劇プログラムを開催します。参加者の皆さんと一緒に演劇作品を観劇し、それぞれの心象を交わすことで、個々の演劇体験を深めていきたいと考えていきます。

この観劇プログラムは合計3回の開催を予定しており、今回は2回目となります。演劇作品を初めて観る方から熱心なファンの方まで、どなたでもご参加ください。

開催概要

日程:2023年4月23日(日)11:00〜15:45
会場:PARCO劇場(東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ 8階)、GAKU(渋谷パルコ 9階)
*PARCO劇場での観劇後、GAKUに移動します
対象:10代の方どなたでも
定員:10名
*先着順
*定員に達したため、キャンセル待ち登録を受け付けています。詳細は下記「キャンセル待ちチケットについて」をご覧ください
特別価格:2,000円(税込)
協力:株式会社パルコ

応募〆切日:4月19日(水)17:00

プログラム

この「観劇プログラム」では、演劇ジャーナリストの徳永さんがセレクトした公演を実際にみんなで観劇し、その作品の出演者や演出家の方々も交えながら、自由に感想を交わしていきます。感想といっても、上手くスムーズに言葉にする必要はありません。つまずきながらでも、それぞれが素直に自分自身のなかにある言葉をゆっくりじっくり探っていきながら、同じ場所同じ時間で同じ作品を観劇した体験における、個々の違いや共通項を見出していきながら、演劇を鑑賞する愉しさをじっくり味わいたいと思います。

観劇予定の公演

PARCO劇場開場50周年記念シリーズ
『ラビット・ホール』

作:デヴィッド・リンゼイ=アベアー
翻訳:小田島創志
演出:藤田俊太郎
出演:宮澤エマ 成河 土井ケイト 阿部顕嵐/山﨑光(ダブルキャスト) シルビア・グラブ

4歳のひとり息子を亡くした若い夫婦ベッカとハウイー。息子は、飼い犬を追いかけて飛び出し、交通事故にあった。ふたりの悲しみへの向き合い方は真逆で、お互いの心の溝は広がるばかり。妻ベッカは、彼女を慰めようとする妹や母親の言動にもイラつき、深く傷ついていく。ある日、事故の車を運転していた高校生ジェイソンから会いたいと手紙が届く。それを読んだベッカは・・・・

悲しみの底から、人はどうやって希望の光を手繰り寄せるのか。人間の希望の本質とは何か。「ラビット・ホール」は、わたしたちの身の回りのありふれた風景や会話から、確かな希望の光を鮮やかに紡ぎ出します。
(プレスリリースより一部抜粋)

公演詳細はこちら

講師


©宮川舞子
徳永京子
演劇ジャーナリスト。東京芸術劇場企画運営委員。せんがわ劇場演劇事業外部アドバイザー。読売演劇大賞選考委員。ローソンチケットのサイト『演劇最強論-ing』企画・監修・執筆。朝日新聞首都圏版に劇評執筆。著書に『我らに光を──さいたまゴールド・シアター 蜷川幸雄と高齢者俳優41人の挑戦』、『演劇最強論』(藤原ちからと共著)、『「演劇の街」をつくった男──本多一夫と下北沢』。

トークゲスト

トークゲストには、観劇予定の公演『ラビット・ホール』で演出を務める藤田俊太郎さん、俳優でハウイー役を務める成河さんのお二人をお招きします。


藤田俊太郎
1980年生まれ、秋田県出身。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科在学中の2004年ニナガワ•スタジオに入る。近年の演出作に『LOVE LETTERS』『VIOLET』(英国版/日本版)『天保十二年のシェイクスピア』『NINE』『東京ゴッドファーザーズ』『ミネオラ・ツインズ』『ミュージカル手紙2022』『ミュージカルジャージー・ボーイズ』『ラビット・ホール』読売演劇大賞第22回優秀演出家賞・杉村春子賞/第24回最優秀作品賞・優秀演出家賞/第28回優秀作品賞•最優秀演出家賞、第42回菊田一夫演劇賞、第42回松尾芸能賞優秀賞受賞。あきた芸術劇場「ミルハス」アドバイザー。


成河
東京都出身。大学時代から演劇を始め、北区つかこうへい劇団などを経て舞台を中心に活動。11年に第18回読売演劇大賞優秀男優賞、昨年末に第57回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。近年の主な出演作品に、舞台『髑髏城の七人』Season 花、『エリザベート』『子午線の祀り』『タージマハルの衛兵』『スリル・ミー』『COLOR』『建築家とアッシリア皇帝』、木ノ下歌舞伎『桜姫東文章』など、映像ではNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(義円役)、映画『カツベン!』、吹替えに実写版『美女と野獣』、『長ぐつをはいたネコと9つの命』(3月17日公開)など。

授業へのお申し込みに関して

GAKUの授業へのご参加を検討を下さいまして、誠にありがとうございます。お申し込みにあたりましては、参加される生徒様の保護者の方による、参加へのご同意及び下記注意事項へのご承諾が必要となります。 下記ご注意事項をご承諾いただいた上で、お申し込みフォームへお進みください。

授業お申し込みに関するご注意事項

 

お申し込み方法(先着順/4月19日 17:00〆切)

1)お申し込み
peatixページより、ご参加を希望される回のチケットをお申し込みください。お申し込み手続きが完了次第、ご受講確定となります。

2)詳細のご案内
GAKUよりメールにて、当日の集合場所や持ち物、注意事項等、授業の詳細をご案内をさせていただきます。
*お送りしたメールが迷惑メールボックスに入ってしまっている場合がございます。ご案内メールが届いていない場合は、お手数ですがご確認くださいますと幸いです。

お申し込みはこちら

 

キャンセル待ちチケットについて

1)キャンセル待ち登録のお申し込み
peatixページより、キャンセル待ちチケットをお求めください。

2)申込確認
お申し込み後3日以内にGAKUよりメールにて申込確認通知をお送りいたします。
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3)その後のご案内
4月19日までにキャンセルが発生した場合、順次参加および料金のお支払い方法の詳細をご案内させていただきます。同日までに発生しなかった場合、その旨をご案内させていただきます。

 

お問い合わせ

GAKU事務局
info@gaku.school(担当:杉田)