トークイベント「音楽は都市のインフラだ!Sound Diplomacyに学ぶ音楽エコシステムのつくり方」にGAKUが協力をしています

クリエーションの学びが、未来社会を切り拓く。未来を感じる社会が学びの舞台になる。GAKUでは、10代向けの授業やワークショップにおいて、クリエイターと共に様々な活動や団体との連携を大切にしています。また、10代に限らず多くの方々へ向けた情報発信の機会創出も重要な活動の一環として捉えています。
7月23日(水)に開催予定のトークイベント「音楽は都市のインフラだ!Sound Diplomacyに学ぶ音楽エコシステムのつくり方」にGAKUが協力で携わるのも、そのような想いによるものです。ご関心のある方はぜひご参加ください。(当日は、GAKU事務局が運営サポートとして会場にもおります。以下は、主催者によるページからの転載になります)
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コンテンツレーベル黒鳥社から7月中旬に刊行される書籍『ミュージックシティで暮らそう 音楽エコシステムと新たな都市政策』は、音楽で都市を変えるコンサル集団「Sound Diplomacy」の創業者シェイン・シャピロが、ロンドン、アデレード、シドニー、オースティン、マディソン、ハンツヴィルなど多彩な都市の音楽都市の事例をあげながら、⾳楽を“社会のインフラ”ととらえ、まちづくりの戦略に⾳楽を取り⼊れる⽅法を説いています。
このたび、本書籍の刊行にあわせて著者のシェイン・シャピロを招聘し、音楽を活かした都市づくりに関心を寄せる全国各地を訪ね、多様なステークホルダーと「音楽」と「都市」の可能性を探るブックツアーを実施する運びとなりました。
7月23日(水)に東京・九段ハウスで開催するイベント「Music City Conference Vo.1」では、シェイン・シャピロのプレゼンテーションに加えて、ディベロッパー、音楽ベニュー、クラウドファンディング企業、弁護士などさまざまなプレイヤーをゲストに迎え、参加者の皆さんとともにディスカッションを行うセッションをご用意しています。
東京に音楽エコシステムをつくるための第一歩となる本セッション。ミュージシャンやイベントーオーガナイザー、レーベルスタッフなど音楽関係者のみならず、行政、ディベロッパー、メディア関係者、文化施設や街づくりに関心のある方々はぜひお集まりください!
開催概要
日時:2025年7月23日(水)18:00〜22:00(受付開始 17:40〜/懇親会 21:00〜22:00)
会場:九段ハウス(〒102-0073 東京都千代田区九段北1-15-9)
定員:会場40名/オンライン100名
参加費:会場3,300円(税込)/オンライン1,100円(税込)
[主催・運営]一般社団法人Night Lab./東邦レオ/黒鳥社
[協力]ナイトタイムエコノミー推進協議会/GAKU
出演者
シェイン・シャピロ|Shain Shapiro
Sound Diplomacy創設者/エグゼクティブ・チェアマン。Center for Music Ecosystems創設者/エグゼクティブ・ディレクター。音楽、文化、都市政策の融合における世界的ソートリーダー。都市や場所における音楽の価値について新しい考え方を定義し、それを通じて130以上の都市や場所に音楽と文化への投資を推進。都市、観光、ナイトタイムエコノミー、不動産、復興における音楽の役割について権威ある報告書を執筆。SXSWや国連世界都市フォーラムなど何百もの世界的な大会で講演し、都市における音楽の役割について史上初のTEDx講演を行う。ロンドン大学で博士号を取得。現在はイースト・ロンドンに在住。
大森みどり|Midori Omori
1985年に早稲田大学卒業後、森ビル株式会社に入社。六本木ヒルズの設計、海外建築家のマネジメント、森アーツセンターの立上げ、タウンマネジメントに従事。2009年より虎ノ門ヒルズ、麻布台ヒルズ、六本木五丁目計画の事業企画を主管し、マスターアーキテクトとして計画を統括。2025年6月、執行役員を退任。FOREST LYNK LLCを設立。
瀧島勇樹|Yuki Takishima
READYFOR株式会社 インパクト研究所 シニアフェロー。東京大学法学部卒、ハーバード大学公共政策学修士。経済産業省で、インドなど新興国へのインフラ輸出政策、 中小企業金融政策、デジタル政策に従事。「21世紀の公共の設計図 小さくて大きいガバメントのつくりかた」をとりまとめ。2021年からデジタル庁参事官。2024年8月よりREADYFOR株式会社にて、社会において寄付が果たしうる役割を研究。
岸本純一|Junichi Kishimoto
2000年にO-nestのブッキング担当からキャリアをスタートし、2004年にO-nest店長、2019年にはO-EAST店長に就任。現在は、株式会社シブヤテレビジョンの常務執行役員としてOグループ(O-EAST/O-WEST/O-Crest/O-nest)を統括しO-EASTのステージ背面に全面LEDビジョン常設やナイトタイムイベントの実施など20年以上渋谷を中心にライブエンタメに従事している。
齋藤貴弘|Takahiro Saito
弁護士/ナイトタイムエコノミー推進協議会代表理事。弁護士として法務コンサルティングを行うとともに、法規制対応等やルールメイキングを通じて新市場創出を支援。ナイトエンターテインメントを規制する風営法の改正を主導し、改正後はナイトタイムエコノミー政策の立案・実装をサポート。文化・観光・まちづくりといった複合的な視点観点から、多様な夜の価値創出を目指す。大の音楽ファンでもありL.A発の音楽コレクティブ “dublab.jp” のメンバーとして種々の音楽活動も行っている。著書に『ルールメイキング:ナイトタイムエコノミーで実践した社会を変える方法論』(学芸出版社)。
若林恵|Kei Wakabayashi
黒鳥社/TIGER MOUNTAIN コンテンツ・ディレクター。平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社設立。著書・編集担当に『さよなら未来』(岩波書店)、『実験の民主主義:トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ』(宇野重規との共著/中公新書)など。訳書にジョン・バージャー『第七の男』(金聖源との共訳/黒鳥社)。2025年2月、虎ノ門にTIGER MOUNTAINをオープン。