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新しい演劇のつくり方成果公演・特別編「『ほんとぜんぶ光る』のつづき」を開催します

開催概要

『ほんとぜんぶ光る』のつづき
作・出演:菊池祐輝、渡邉拓彦
作・出演・演出:今野裕一郎(バストリオ)

日程:2026年7月20日(月/祝)
時間:開場 14:30/開演 15:00
会場:とをが(小金井市前原町5-8-3 丸田ストアー2階)
定員:30名程度(事前予約優先)
料金:1000円(税込)

[主催]GAKU

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まえがき

持ち寄られて成り立っているものは、始まりも終わりも曖昧になってくるように思います。
でも、だからこそ、ほんとが顔をのぞかせるし、光っているのだなとも感じます。

10代向けクリエイティブスクールGAKU設立の初期から発足された「新しい演劇のつくり方」と題された取り組み。総合ディレクターに、岡田利規さん(演劇作家/小説家/チェルフィッチュ主宰)、アドバイザーに徳永京子さん(演劇ジャーナリスト)、4期目となる2025年度のクラスのメイン講師に今野裕一郎さん(映画監督/演出家/バストリオ主宰)を迎えることが叶いました。「ほんとぜんぶ光る」とは、11名の10代、今野さん、さらにバストリオのメンバーが、感性や経験を持ち寄ることで数カ月にわたって進めてきたクリエーション成果のタイトルです。感性や経験を持ち寄る。さまざまな人が集まる。今野さんは、まさにそのことの可能性を問い応えているように思います。

2026年3月末に公演された「ほんとぜんぶ光る」の後、数ヶ月を経て「『ほんとぜんぶ光る』のつづき」が公演される運びとなりました。

その運びには、ジレンマがエネルギーに転じて流れていくようなものを感じます。なぜなら、この新しい公演はその過日の公演本番において、とある不本意な(という感情が生まれる)状況を前にしたときに、「だからこそ、また演る意味がある」「リベンジのようにして発表をしてはならない」「また、やろう」という応答が生まれ、結ばれた約束が果たされるものだからです。それは突発的な出来事ではありましたが、これまでの生きられた時間という、ほんとが顔をのぞかせた瞬間のひとつでもありました。そして、それを駆動力として「また演る」という機会がほんとに実現します。

それを前にして、これは演劇なのか?という問いはあまり意味を持たなくなって来るように思ってしまう一方で、それは必要だったか?となると、はっきりと「そうだ」と言える確信があります。きっと演る側にとっても観る側にとっても。そして、それがこれからの手がかりになるとも感じます。ご来場を心よりお待ちしています。

熊井晃史(GAKU事務局長/とをが主宰)

 

インフォメーション

新しい演劇のつくり方
多様な演劇の作り手の方々を講師に迎え、経験を問わず様々な10代が集まる機会を大切にしながら、「新しい演劇のつくり方」を探求しています。(総合ディレクター:岡田利規、アドバイザー:徳永京子)
https://gaku.school/class/atarashii-tsukurikata2025/

ほんとぜんぶ光る
演劇のクラス「新しい演劇のつくり方(第4期)」の成果公演は『ほんとぜんぶ光る』と名付けられ、多くのご来場を頂くことが叶いました。
https://gaku.school/news/atarashii-tsukurikata2025_hontozenbuhikaru/

ほんとぜんぶ光る ふりかえりトーク:変形と寄合の演劇教育
公演をふりかえることで、演劇と教育についての議論を深め広げることを試みています。https://gaku.school/news/hontozenbuhikaru_talk/

今野裕一郎
映画監督、演出家、パフォーミングアーツコレクティブ「バストリオ」主宰。
京都造形芸術大学で映画監督の佐藤真に師事。ドキュメンタリー映画制作から表現を始める。2007年に劇作家・演出家の宮沢章夫が主宰する「遊園地再生事業団」に映像・出演で参加したことから演劇の現場に参加。バストリオでは全作品の作・演出を担当し、映像作家、俳優、音楽家、ダンサー、美術家、画家、料理人など様々なジャンルで生きる人たちと表現を展開している。第14回せんがわ劇場演劇コンクールで演出家賞を受賞。映像でもインディペンデントな活動によってドキュメンタリーと劇映画を制作し、国内外での映画祭に参加、ポレポレ東中野では監督作品の特集上映も開催。東京・足立区で「こどもえんげき部」講師や、北海道・知床斜里で「葦の芸術原野祭」の立ち上げ・運営に参加するなどジャンルを跨いで様々な地域で暮らす人たちと共に表現と生活が地続きの活動をしている。

バストリオ
ライブパフォーマンス作品を制作するコレクティブ。生きていく中で個人が出会うビビットな瞬間をドキュメントしながら、感覚すべてを用いて固有の生態系を構築するクリエイションを行う。水・音・光・もの・声・身振り・現実・フィクションから起こる現象を編み上げ、一度きりの体験を起こす舞台表現を立ち上げる。いくつもの行為や出来事、モチーフがバラバラのまま重層的かつ渾然一体となる上演は、音楽的なグルーブを帯びながら“名付けようのない生”を描き出す。存在そのものを肯定する祝祭的な時空間は観客の想像力を喚起し、世界を捉える視点に奥行きをもたらす。第14回せんがわ劇場演劇コンクールにて、グランプリ・オーディエンス賞・演出家賞・俳優賞を受賞。
https://www.busstrio.com/