- 都市
いきつけ都市論
by GAKU
2025年9月20日(土)〜2026年1月23日(金) / 10代(中学生以上)
はじめに
いきつけという都市デザイン
人と都市の幸せな関係。その一つの現れが、「いきつけ」というものかもしれません。お店や広場や公園。隠れ籠もることができるような場所もあれば、交流や出会いの場所もあるように思います。いきつけを持つという体験から、その地域の魅力や可能性を見出す。普遍的な都市の姿を見出す。「都市とインティマシー」を探求することで、新たな都市デザインの地平を拓いていきます。
YES第2期「intimacy lessons」について
肌に触れる装い、身体に取り込む食、身を置く都市。わたしたちは、それらへのいとおしさを感じることができているでしょうか?そこにいとおしさを感じたいという気持ち。それらを考えることは、一体何を見出すことになるのでしょうか?
「民藝のインティマシー:『いとをしさ』をデザインする」を著した哲学者の鞍田崇は、インティマシーを「いとおしさ」ととらえ、「古語において『いとほし』を漢字で表記をする際に、愛情の『愛』ではなく、労働の『労』の字をあてている事例がある」ということに着目していました。労(ねぎら)う。労(いたわ)る。鞍田は、生病老死をも肯定し「その生涯に寄せられる慈しみの情愛」こそを、いとおしさと言います。
社会に応答しながらも、折り合いをつけるというよりも、社会そのものを前進させる。地球環境の限界と言われるプラネタリー・バウンダリーの時代において、矛盾を常に孕むことになるクリエーションに向き合うことで、クリエーションや生を肯定し直す(「Yurakucho Earth Summit」の略字であるYESには、ジレンマの肯定という意味合いが掛けられていました)。雲を掴むような話ではありますが、向かうべき方向感覚はそのように掴んでいます。
YESの第2期となる「intimacy lessons」。「fashion as narattive」「関係美食論」「いきつけ都市論」の3つのクラスにより構成され、それぞれの探求やクリエーションの成果は小冊子にまとめていく予定です。
開催概要
日程:2025年9月〜2026年1月/全7回
場所:有楽町・丸の内エリア *エリア内の様々な場所を拠点としながら授業を進めることを想定しています。各回の会場に関しては、決まり次第ご案内します。
対象:10代(中学生以上) *20代前半まで相談可
定員:10名程度
参加費:無料
[主催]GAKU [協賛]三菱地所株式会社
講師

鞍田崇(哲学者/明治大学理工学部 准教授)
1970年兵庫県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。現在、明治大学理工学部准教授。近年は、ローカルスタンダードとインティマシーという視点から、現代社会の思想状況を問う。著作に『民藝のインティマシー「いとおしさ」をデザインする』(明治大学出版会2015)など。
https://takashikurata.com/

熊井晃史(GAKU事務局長)
「GAKU」事務局長の他、ギャラリー「とをが」を主宰しつつ、一貫して、創造性教育の現場に携わる。編集・聞き手・執筆を手がけたものとして、『公民館のしあさって』南信乃介、モハメッド・アブデルミギード、アブデルミギード・美幸他、『頼まれなくたってやっちゃうことを祝う』田中元子、若林恵、猪瀬浩平(自主)など。
ゲスト講師

阿久根聡子(編集者)
1990年東京生まれの編集者。ナイトライフを通じた都市介入をコンセプトにしたzine「都市はわたしたちのダンスフロア」の出版やそのコンセプトを体現したイベントのキュレーション等を行っている。直近では、Emma Warren「Document Your Culture A Manual」の翻訳を手がける。
コーディネーター

佐藤海(GAKU事務局)
2000年生まれ。高校在学中に造本に興味を持ち、ZINE制作を始める。現在はGAKUの運営に携わりながら、アーティストや身近な他者と協働しながら本作りを行う。近年で造本したものとして、『渋谷にヌシは可能か?』伊藤龍平(自主)、『Bind Aokid’s Memobook』Aokid(自主)、『“この町を大事に思えるキオスク”活動記録冊子』GAKU(自主)他。
プログラム
*原則、全てのプログラムに参加できることを条件としています
第1回 イントロトーク『「いとおしさ」から捉え直す衣食住』
2025年9月20日(土)15:00〜17:30
講師:鞍田崇(哲学者/明治大学理工学部 准教授)、熊井晃史(GAKU事務局長)
「intimacy lessons」の導入としてクラスの初回授業では、「民藝のインティマシー:『いとをしさ』をデザインする」の著書である哲学者・鞍田崇さんによるトークイベントを実施します。
*「intimacy lessons」の3クラス合同で開催します。
*この回では、一般の方のご参加も受け付けています。こちらからお申し込みください
第2回 フィールドワーク
2025年9月27日(土)13:00〜18:00
講師:熊井晃史(GAKU事務局長)、阿久根聡子(編集者)
「いきつけ都市論」というテーマを紐解いていきつつ、実際に街で時間を過ごしていきます。気になった風景やもの、人の様子、聞こえてくる言葉や音などを各々の自由な方法(写真・スケッチ・メモ・録音など)で記録します。記録したものを見返してお互いに共有し合いながら、それぞれの着眼の癖や特徴のようなものを掴んでいきます。
課題①:記録したものの中で特に気になった場所へ、もう一度足を運んでみる。
第3回 課題発表
2025年10月31日(金)17:00〜19:00
講師:鞍田崇(哲学者/明治大学理工学部 准教授)、熊井晃史(GAKU事務局長)、阿久根聡子(編集者)
課題①の成果発表を行います。それぞれの考えてきたことを共有し、フィードバックや感想を贈り合いながら、「いきつけ」を持つということの都市デザインにおける意味や意義を探求していきます。
第4回 都市とテキスト
2025年11月21日(金)17:00〜19:00
講師:熊井晃史(GAKU事務局長)、阿久根聡子(編集者)
テーマに関連する書籍や文章を参照しながら、都市を舞台にした執筆に向けて、それぞれの文体を掴んでいきます。
第5回〜第6回 執筆
2025年12月12日(金)17:00〜19:00
2026年1月9日(金)17:00〜19:00
講師:熊井晃史(GAKU事務局長)
それぞれが選んだ場所を題材にしたエッセイの執筆を行います。再度その場所を訪れたり、場所に関連する人への取材を行ったりと、執筆に必要な素材の収集やリサーチも自分たちで行っていきます。
第7回 リフレクション
2026年1月23日(金)17:00〜19:00
講師:鞍田崇(哲学者/明治大学理工学部 准教授)、熊井晃史(GAKU事務局長)、阿久根聡子(編集者)
完成したそれぞれのエッセイを印刷し、みんなで読み合いながら、これまでの街での一連の活動を振り返ります。
*授業終了後には、「intimacy lessons」生徒の皆さんの作品が収録された活動記録冊子のお披露目イベントの開催を予定しています。
日程:2026年3月下旬ごろ
場所:有楽町エリア
授業外のサポートについて
GAKUでは授業の時間以外でも生徒の皆さんの学習や創作のサポートをしたいと考え、次のような運用をしています。
・自習室としてのGAKUの開放
毎週木曜日に、GAKUを無料の自習室として10代に開放しています。課題の制作や生徒同士の交流のためにも自由にご利用いただけます。詳しいスケジュール等はこちらやGAKUのSNSにてご確認ください。
・オープンチャットの運用
主に課題に関する授業主宰者からの連絡や質疑応答等のために、GAKU事務局を管理人として生徒及び講師限定のLINEオープンチャットを運用しています。生徒ご本人の参加を想定していますが、保護者の方が代理として参加いただくことも可能です(LINEオープンチャットは個人のIDや連絡先を公開せずに参加できる「チャット」機能です。なお、LINEオープンチャット安全・安心ガイドラインに沿って運用します)。
お申し込みの流れとご留意事項
1)お申し込み
こちらのPeatixページよりお申し込みください。
*Peatixサイトの仕様により、一部対応していないブラウザがございます。推奨環境については、こちらよりご確認ください。
2)面談日程調整
GAKU事務局より、営業日3日以内に「オンライン個人面談日程調整メール」をお送り致しますのでご対応ください。
*「オンライン個人面談日程調整メール」が届かない場合、迷惑メールフォルダに入っている、もしくはお申し込みが完了していない場合がございます。お手数ですが下記よりお問い合わせください。
3)オンライン面談
クラスの詳細説明やマッチングのためにオンライン個人面談(30分程度)を実施させていただきます。
*少人数制の長期にわたるプロジェクトであるため、ご受講にあたっての目線合わせを大切にしたいと考えています。
*できるだけ多くの10代への参加機会の創出を趣旨に、他クラスの受講状況やクラスに望む熱意等を鑑みて、お申し込みを頂いたとしても、ご希望に添えない場合があります。
4)確定
申込締切日から営業日3日以内に、「ご受講に関するご案内メール」をお送り致します。
*「ご受講に関するご案内メール」が届かない場合、迷惑メールフォルダに入っている場合がございます。お手数ですが下記よりお問い合わせください。
授業日程
2025年9月20日(土)15:00〜17:30 第1回 イントロダクション
2025年9月27日(土)12:00〜17:00 第2回 フィールドワーク
2025年10月31日(金)17:00〜19:00 第3回 課題発表
2025年11月21日(金)17:00〜19:00 第4回 都市とテキスト
2025年12月12日(金)17:00〜19:00 第5回 執筆
2026年1月9日(金)17:00〜19:00 第6回 執筆
2026年1月23日(金)17:00〜19:00 第7回 リフレクション
クラスに関するお問い合わせ
GAKUではクラスのご見学を歓迎しています。お申し込みにあたって、「普段の様子が知りたい」「もう少し詳細を確認したい」など、何かありましたらお気軽にご連絡をください。事前のリアルないしZOOM面談や、クラスのご見学等をご案内致します。
GAKU事務局 佐藤海
info@gaku.school
協賛

三菱地所株式会社
三菱地所株式会社は「まちづくりを通じた社会への貢献」を基本使命に掲げ、東京駅周辺を主とした丸の内・大手町・有楽町エリアをはじめ、不動産に関する幅広い事業を展開する総合ディベロッパーです。2020年以降は「丸の内NEXTステージ」として有楽町・常盤橋を重点エリアと位置づけ、“人・企業が集まり交わることで新たな「価値」を生み出す舞台”を作ることを目指しています。中でも、有楽町エリアは“街の輝きは人がつくる”というコンセプトのもと、「有楽町 Micro STARs Dev.」というプロジェクトを始動し、クリエイティブな人材が集まり、活躍する場・仕組みづくりを推進しています。
関連HP https://yurakucho-msd.com/
授業へのお申し込みに関して
GAKUの授業への参加をご検討下さいまして、誠にありがとうございます。お申し込みにあたりましては、参加される生徒様の保護者の方による、参加へのご同意及び下記注意事項へのご承諾が必要となります。下記ご注意事項をご承諾いただいた上で、お申込みフォームへお進みください。
個人情報の取り扱いについて
お申し込み時にいただいた個人情報は、GAKUのプライバシーポリシーに基づき適正に管理し、授業一連の活動に関するGAKU及び授業主宰者からのご連絡、今後行うイベントの情報のお知らせ、その他これらの業務上必要な範囲でのみ利用致します。
※GAKUの個人情報保護方針(プライバシーポリシー)は、こちらをごらんください。
https://gaku.school/privacy/
※個人情報の訂正、削除等をご希望される場合には、下記のコンタクトフォームよりご連絡ください。
https://gaku.school/contact/
当日の記録写真や作品等について
当日の記録写真及び動画、作品などは、GAKU及び授業主宰者や開催協力・後援団体の業務 (ホームページやパンフレット等への掲載を含む)に使用させていただく場合があります。 また、授業の配信や記録動画の販売が行われる場合があります。なお、当日は、新聞やテレビ、インターネットサイトなどの取材が入り、授業の様子が報道されることがあります。氏名と顔が判別される動画像の同時掲載の際には、改めてご承諾をいただくようご連絡を致しますが、ご懸念の点がありましたら、お申し込みの備考欄やコンタクフォームより、お気軽にご連絡ください。
※今回の授業を通して完成した制作物は、10代のクリエーションの発信機会の向上及び有楽町エリアの魅力訴求を趣旨に、三菱地所株式会社及び三菱地所株式会社のグループ会社が所管する、YoutubeやHP等のWEB媒体、SNS、メールマガジン、リリース、デジタルサイネージ等への掲載、展示スペースでの展開等の可能性があることをあらかじめご了承ください。
キャンセルについて
申し込みキャンセルの場合は、必ず事前にGAKU事務局(info@gaku.school)までご連絡ください。
ハラスメントポリシー
GAKUは、すべての生徒・職員、ファシリテーター等を含む講師として関わるクリエイターや専門家等が個人として尊重され、お互いに信頼しあって学び、指導あたることができる環境をつくり、これを維持していくことが何よりも重要だと考えます。そのためハラスメントポリシーを定めています。
https://drive.google.com/file/d/1PbUwfGL-1I6VmlTnjVo3chpwVBsujcPX/view?usp=sharing
承諾をした上で、申し込み手続きを進める

