- ファッション
ナラティブとしてのファッション
by GAKU × coconogacco
2025年9月20日(土)〜2026年1月12日(月祝)11:00-15:00 / 10代(中学生以上)*ファッションデザイン未経験者大歓迎
はじめに
語り託されるものとしてのファッション
装うことのいとおしさを考えると、目に見える一着の服と同時に、目には見えない幾つもの記憶や想いが思い起こされます。一人ひとりが持つ、一着への記憶や想いにまつわる「物語」。一着が出来上がり手にされるまでの、誰かの「物語」。このクラスでは、ファッションを「誰かの生きられた語りを託されたもの」と捉えて、創作に向かっていきます。
山縣良和は、自身の著作『ファッションは魔法』で、「物語の後に作られるのが服装であり、服装の後にまた新しい物語が始まる」と言います。その新しさ。それが拓かれる機会にしたいと思います。
YES第2期「intimacy lessons」について
肌に触れる装い、身体に取り込む食、身を置く都市。わたしたちは、それらへのいとおしさを感じることができているでしょうか?そこにいとおしさを感じたいという気持ち。それらを考えることは、一体何を見出すことになるのでしょうか?
「民藝のインティマシー:『いとをしさ』をデザインする」を著した哲学者の鞍田崇は、インティマシーを「いとおしさ」ととらえ、「古語において『いとほし』を漢字で表記をする際に、愛情の『愛』ではなく、労働の『労』の字をあてている事例がある」ということに着目していました。労(ねぎら)う。労(いたわ)る。鞍田は、生病老死をも肯定し「その生涯に寄せられる慈しみの情愛」こそを、いとおしさと言います。
社会に応答しながらも、折り合いをつけるというよりも、社会そのものを前進させる。地球環境の限界と言われるプラネタリー・バウンダリーの時代において、矛盾を常に孕むことになるクリエーションに向き合うことで、クリエーションや生を肯定し直す(「Yurakucho Earth Summit」の略字であるYESには、ジレンマの肯定という意味合いが掛けられていました)。雲を掴むような話ではありますが、向かうべき方向感覚はそのように掴んでいます。
YESの第2期となる「intimacy lessons」。「fashion as narattive」「関係美食論」「いきつけ都市論」の3つのクラスにより構成され、それぞれの探求やクリエーションの成果は小冊子にまとめていく予定です。
プロジェクト詳細はこちら
開催概要
日程:2025年9月〜2026年1月/全8回
場所:GAKUおよびcoconogacco(東京都中央区東日本橋2-26-8 MKKビル 8F)
対象:10代(中学生以上)*ファッションデザイン未経験者大歓迎
定員:10名程度
参加費:無料
[主催]GAKU [協賛]三菱地所株式会社
講師

山縣良和(writtenafterwardsデザイナー/ coconogacco代表/GAKUディレクター)
1980年鳥取生まれ。2005年セントラル・セント・マーチンズ美術大学ファッションデザイン学科ウィメンズウェアコースを卒業。2007年4月自身のブランド 「writtenafterwards」を設立。2015年日本人として初めて LVMH Prizeにノミネート。 デザイナーとしての活動のかたわら、ファッション表現の実験と学びの場として「coconogacco」を主宰。2019年にはThe Business of Fashion が主催するBOF 500に選出。2021年第39回毎日ファッション大賞 鯨岡阿美子賞を受賞。

coconogacco
2008年に「writtenafterwards」のデザイナー 山縣良和が開校した「世界と自分自身の装いの原点に向き合いながら、ファッションを学ぶがっこう」。受講生・修了生がLVMHプライズ、イエール国際モードフェスティバル、ITSなど国際コンペティションのファイナリストに数多くノミネートされるなど、国内外で活躍する多くのデザイナーやアーティストを輩出。
https://www.instagram.com/coconogacco/
ゲスト講師

向千鶴(編集者)
横浜市出身。東京女子大学卒業。デニムアパレル会社エドウイン営業職、日本繊維新聞社記者を経て2000年にINFASパブリケーションズ入社。記者として主に国内外のデザイナーズブランドの取材を担当。2015年に「WWDジャパン」編集長に、2020年4月に執行役員「WWDJAPAN」編集統括サステナビリティ・ディレクターに就任。記者業務に加えて、ファッションスクールでの講義、省庁の有識者委員なども通じてファッション産業のサステナビリティ・シフトに尽力。2024年8月に独立し、CRANE&LOTUSを設立。引き続き「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクターを務めつつ、活動の領域を広げている。

八木華(ドレスデザイナー)
1999年東京都生まれ。都立総合芸術高校卒業後、「ここのがっこう」で学ぶ。2019年に欧州最大のファッションコンペ「International Talent Support」ファッション部門に最年少の19歳でノミネート。現在は、妹と組んで映像制作にも取り組んでいる。
https://www.instagram.com/_hanayagi/
コーディネーター

杉田聖司(GAKU事務局)
1999年生まれ。学生時代からインディペンデントファッションマガジン『apartment』を発行。現在はGAKUの運営に携わりながら、ファッションスクール「coconogacco」事務局、apartment名義での編集者としても活動する。
プログラム
*原則、全てのプログラムに参加できることを条件としています
第1回 イントロトーク『「いとおしさ」から捉え直す衣食住』
2025年9月20日(土)15:00〜17:30
講師:鞍田崇(哲学者/明治大学理工学部 准教授)、熊井晃史(GAKU事務局長)
「intimacy lessons」の導入としてクラスの初回授業では、「民藝のインティマシー:『いとをしさ』をデザインする」の著書である哲学者・鞍田崇さんによるトークイベントを実施します。
*「intimacy lessons」の3クラス合同で開催します。
*この回では、一般の方のご参加も受け付けています。こちらからお申し込みください
第2回 ディスカッション
2025年10月5日(日)11:00〜15:00
講師:山縣良和、向千鶴
自分がファッションにおいて「いとおしさ」を感じる服を持ち寄ります。その一着への記憶や想いにまつわる「物語」を、メイン講師の山縣と生徒全員で語り合っていきます。同時に、ゲスト講師の向氏のレクチャーを通じて、その一着が出来上がるまでの過程にも目を向けます。1枚の服が手にされるまでの、誰かの「物語」にも想いを巡らし、リサーチを進めていきます。
課題①:持ち寄った服の背景にある、作り手の物語をリサーチする。
第3回 課題発表
2025年10月19日(日)11:00-15:00
講師:山縣良和、向千鶴
課題①の成果発表を行います。どのような人がその一着に関わり出来上がってきたのか、それぞれのリサーチ内容を共有し、作り手の物語を引き受けながら、自分の物語との関係性をより深めていきます。
課題②:自分と作り手の物語の続きを考え、テキストやイラストに落とし込む。
第4回 書き足す行為としての修繕
2025年11月1日(土)11:00〜15:00
講師:coconogacco、八木華
課題②の中間発表を行います。それぞれのテキストやイラストを持ち寄りながら、その物語を紹介していきます。同時に、ゲスト講師を迎えながら、物語を書き足す行為としてのリメイク技術を学んでいきます。
第5回〜第7回 制作
2025年11月16日(日)11:00-15:00
2025年12月7日(日)11:00-15:00
2025年12月21日(日)11:00-15:00
講師:coconogacco
それぞれのテキストやイラストをベースにした物語をお気に入りの一着に落とし込んでいきます。
第8回 リフレクション
2026年1月12日(月・祝)11:00-15:00
講師:山縣良和、向千鶴、coconogaccoo
完成したそれぞれの一着を持ち寄り、これまでのクラスでの一連の活動を振り返ります。
*授業終了後には、「intimacy lessons」生徒の皆さんの作品が収録された活動記録冊子のお披露目イベントの開催を予定しています。
日程:2026年3月下旬ごろ
場所:有楽町エリア
授業外のサポートについて
GAKUでは授業の時間以外でも生徒の皆さんの学習や創作のサポートをしたいと考え、次のような運用をしています。
・自習室としてのGAKUの開放
毎週木曜日に、GAKUを無料の自習室として10代に開放しています。課題の制作や生徒同士の交流のためにも自由にご利用いただけます。詳しいスケジュール等はこちらやGAKUのSNSにてご確認ください。
・オープンチャットの運用
主に課題に関する授業主宰者からの連絡や質疑応答等のために、GAKU事務局を管理人として生徒及び講師限定のLINEオープンチャットを運用しています。生徒ご本人の参加を想定していますが、保護者の方が代理として参加いただくことも可能です(LINEオープンチャットは個人のIDや連絡先を公開せずに参加できる「チャット」機能です。なお、LINEオープンチャット安全・安心ガイドラインに沿って運用します)。
お申し込みの流れとご留意事項
1)お申し込み
こちらのPeatixページよりお申し込みください。
*Peatixサイトの仕様により、一部対応していないブラウザがございます。推奨環境については、こちらよりご確認ください。
2)面談日程調整
GAKU事務局より、営業日3日以内に「オンライン個人面談日程調整メール」をお送り致しますのでご対応ください。
*「オンライン個人面談日程調整メール」が届かない場合、迷惑メールフォルダに入っている、もしくはお申し込みが完了していない場合がございます。お手数ですが下記よりお問い合わせください。
3)オンライン面談
クラスの詳細説明やマッチングのためにオンライン個人面談(30分程度)を実施させていただきます。
*少人数制の長期にわたるプロジェクトであるため、ご受講にあたっての目線合わせを大切にしたいと考えています。
*できるだけ多くの10代への参加機会の創出を趣旨に、他クラスの受講状況やクラスに望む熱意等を鑑みて、お申し込みを頂いたとしても、ご希望に添えない場合があります。
4)確定
申込締切日から営業日3日以内に、「ご受講に関するご案内メール」をお送り致します。
*「ご受講に関するご案内メール」が届かない場合、迷惑メールフォルダに入っている場合がございます。お手数ですが下記よりお問い合わせください。
授業日程
2025年9月20日(土)15:00〜17:30 第1回 イントロダクション
2025年10月5日(日)11:00〜15:00 第2回 ディスカッション
2025年10月19日(日)11:00-15:00 第3回 課題発表
2025年11月1日(土)11:00〜15:00 第4回 書き足す行為としての修繕
2025年11月16日(日)11:00-15:00 第5回 制作
2025年12月7日(日)11:00-15:00 第6回 制作
2025年12月21日(日)11:00-15:00 第7回 制作
2026年1月12日(月・祝)11:00-15:00 第8回 リフレクション
クラスに関するお問い合わせ
GAKUではクラスのご見学を歓迎しています。お申し込みにあたって、「普段の様子が知りたい」「もう少し詳細を確認したい」など、何かありましたらお気軽にご連絡をください。事前のリアルないしZOOM面談や、クラスのご見学等をご案内致します。
GAKU事務局 杉田聖司
info@gaku.school
協賛

三菱地所株式会社
三菱地所株式会社は「まちづくりを通じた社会への貢献」を基本使命に掲げ、東京駅周辺を主とした丸の内・大手町・有楽町エリアをはじめ、不動産に関する幅広い事業を展開する総合ディベロッパーです。2020年以降は「丸の内NEXTステージ」として有楽町・常盤橋を重点エリアと位置づけ、“人・企業が集まり交わることで新たな「価値」を生み出す舞台”を作ることを目指しています。中でも、有楽町エリアは“街の輝きは人がつくる”というコンセプトのもと、「有楽町 Micro STARs Dev.」というプロジェクトを始動し、クリエイティブな人材が集まり、活躍する場・仕組みづくりを推進しています。
関連HP https://yurakucho-msd.com/
授業へのお申し込みに関して
GAKUの授業への参加をご検討下さいまして、誠にありがとうございます。お申し込みにあたりましては、参加される生徒様の保護者の方による、参加へのご同意及び下記注意事項へのご承諾が必要となります。下記ご注意事項をご承諾いただいた上で、お申込みフォームへお進みください。
個人情報の取り扱いについて
お申し込み時にいただいた個人情報は、GAKUのプライバシーポリシーに基づき適正に管理し、授業一連の活動に関するGAKU及び授業主宰者からのご連絡、今後行うイベントの情報のお知らせ、その他これらの業務上必要な範囲でのみ利用致します。
※GAKUの個人情報保護方針(プライバシーポリシー)は、こちらをごらんください。
https://gaku.school/privacy/
※個人情報の訂正、削除等をご希望される場合には、下記のコンタクトフォームよりご連絡ください。
https://gaku.school/contact/
当日の記録写真や作品等について
当日の記録写真及び動画、作品などは、GAKU及び授業主宰者や開催協力・後援団体の業務 (ホームページやパンフレット等への掲載を含む)に使用させていただく場合があります。 また、授業の配信や記録動画の販売が行われる場合があります。なお、当日は、新聞やテレビ、インターネットサイトなどの取材が入り、授業の様子が報道されることがあります。氏名と顔が判別される動画像の同時掲載の際には、改めてご承諾をいただくようご連絡を致しますが、ご懸念の点がありましたら、お申し込みの備考欄やコンタクフォームより、お気軽にご連絡ください。
※今回の授業を通して完成した制作物は、10代のクリエーションの発信機会の向上及び有楽町エリアの魅力訴求を趣旨に、三菱地所株式会社及び三菱地所株式会社のグループ会社が所管する、YoutubeやHP等のWEB媒体、SNS、メールマガジン、リリース、デジタルサイネージ等への掲載、展示スペースでの展開等の可能性があることをあらかじめご了承ください。
キャンセルについて
申し込みキャンセルの場合は、必ず事前にGAKU事務局(info@gaku.school)までご連絡ください。
ハラスメントポリシー
GAKUは、すべての生徒・職員、ファシリテーター等を含む講師として関わるクリエイターや専門家等が個人として尊重され、お互いに信頼しあって学び、指導あたることができる環境をつくり、これを維持していくことが何よりも重要だと考えます。そのためハラスメントポリシーを定めています。
https://drive.google.com/file/d/1PbUwfGL-1I6VmlTnjVo3chpwVBsujcPX/view?usp=sharing
承諾をした上で、申し込み手続きを進める

