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  • 音楽

Beyond the Music2022

by 江﨑文武

2022年3月下旬〜8月下旬 / 10代

はじめに

Beyond the Musicは、音楽を志す/あるいは音楽に関心のある受講生に対し、音楽を通じて、言語、文化、歴史、物理、民族、テクノロジーといった、他の領域への学びを深める試みです。

今日、音楽を取り巻く環境は急速に変化しています。CDビジネスからデジタル配信・ストリーミングサービスへの移行、アジアのポピュラー音楽の欧米進出、あるいはアフリカのポピュラー音楽の隆盛、さらにはアーティストとBLMをはじめとする社会問題の関係まで。少し気を抜けばあっという間に時代の変化に取り残されてしまういま、アーティストはただ音楽をつくる・表現するだけではなく、こうした背景を理解することがますます重要になってきています。

それでは、そうした俯瞰的な視点を持つためにはどうすればいいのでしょうか。その答えの1つには「統合的に学ぶ」姿勢があると考えます。たとえば、音楽を「音波」として捉えると「物理学」との関わりが見えてきます。歌詞に目を向けると「言語学」との関わりが見えてきます。

本講義は、こうした統合的に学ぶ姿勢の獲得を1つの到達点とし、音楽を軸に様々な学問領域を横断しながら展開する、オルタナティブな学びの場です。

 

開催概要

日程:2022年3月下旬〜8月下旬(予定/全6回)*詳細の日時は随時お知らせします
時間:各回120分
対象:10代
参加方法:開催毎に事前募集
主宰:江﨑文武
協賛:WEGO、Manhattan Records

 

主宰


江﨑文武(音楽家/WONK、millennium paradeキーボーディスト)
音楽家。1992年、福岡市生まれ。
4歳からピアノを、7歳から作曲を学ぶ。東京藝術大学音楽学部卒業。東京大学大学院修士課程修了。
WONK, millennium paradeでキーボードを務めるほか、King Gnu, Vaundyなど数多くのアーティスト作品にレコーディング、プロデュースで参加。映画『ホムンクルス』(2021)をはじめ劇伴音楽も手掛けるほか、音楽レーベルの主宰、芸術教育への参加など、さまざまな領域を自由に横断しながら活動を続ける。
2021年、ソロでの音楽活動をスタート。
HP       ayatake.co
Instagram  @ayatake
Twitter      @ayatalce

 


今後のクラス

第5回「音楽と音響(PA編)」

​​音楽と音響の違いは何でしょうか?その関係性はどのようなものでしょうか?音響について考えを深めることは、音楽についての理解を深めてくれるものでもあります。『音響と物理』をテーマに開催された昨年度の授業では、物理や数学の仕組み、考え方を通して、「音とは何か」というそもそものところから紐解いていきながら、音楽の存在を捉えていきました(昨年度授業を元に収録されたPodcast番組も無料配信中です)。今回の授業では、ライブやレコーディングの現場で良質な音を生み出す「PA」という仕事を通して、音楽の存在に迫っていきます。音のバランスや音色を調整する「ミキシング」という音響の技法を使って、生徒自身が自分で音楽を整えていくことにも挑戦していきます。 

日時:2022年8月14日(日)15:00〜17:00
会場:渋谷PARCO 9階 GAKU
定員:15名程度(対面参加)
受講料:3,000円(税別) *現地清算
申し込み締め切り:8月8日(月)17:00
*応募多数の場合、抽選となります

ゲスト講師:

染野拓

2017年、東京藝術大学音楽環境創造科卒業。
卒業後はフリーランスのエンジニアとして活動。
WONK、ものんくる、odol、をはじめインディーズバンドを中心にレコーディング/ミックスを手がける。2019年よりStyrismへ所属し、CHARA、SIRUP、春野、TENDREなどを手がける。
また、サマーソニックやフジロックを始め地方の大型フェスでのPA経験も豊富で絶大な信頼を得ている。レコーディング、ミックス、ライブPA、とマルチに活躍する新時代のエンジニア

 

無料オンライン配信に関して

授業の様子は無料でのオンライン配信を予定しています。ご視聴希望の方は、事前にフォームよりオンライン配信チケットを選択の上、お申し込みください。配信用URLをGAKU事務局より開催前日までにご案内致します。(ご利用のpeatixアカウントのメッセージをご確認ください)

 

対面参加のお申し込み

1)仮申し込み
peatixページよりご応募ください。

2)抽選/受講確定
定員を超えるお申込みがあった場合は抽選とさせて頂きます。申し込み締め切りの後(営業日3日間程度)、GAKU事務局より抽選結果等をご案内致します。

 


開催済みのクラス

第1回「音楽と食」
「人間の食欲は空間から強い影響を受けるが、空間の居心地を決めるもっとも重要な要素はBGMである」「ゆったりとしたクラシック音楽は食欲を増進させるが、ロックなど激しい音楽は食欲を減退させる」といった先行研究もあるぐらい、音楽と食には深い関わりがあります。また、ロッシーニをはじめ、音楽家と料理人の双方の顔をもつ人物も少なくありません。この授業では、音楽家でありながら料理人としての活動も展開しているゲストをお招きし、食文化の歴史や音楽との関わりを紐解くほか、2つの領域を跨ぎながらの各人の活動についても深くお聞きします。ワークショップでは、参加者と講師が協力し合って、誰かに作ってあげたい「妄想レシピ」を考案します。

ゲスト講師:

休日課長(「ゲスの極み乙女。」ベーシスト)
ベーシスト。1987年2月20日生まれ、埼玉県出身。大学時代にベースを始める。2012年、川谷絵音に誘われ「ゲスの極み乙女。」に加入。11年に東京農工大学大学院を卒業後、14年までは一般企業に勤めながらバンド活動を展開。17年に「DADARAY」、18年に「ichikoro」、21年に「礼賛」にベーシストとして加入。趣味は「食」。
Twitter     @eninaranaiotoko
Instagram    @kyujitsu_kacho


長塚 健斗(「WONK」ボーカリスト)
WONKのボーカリスト。個人では、冨田ラボやKing Gnu、millennium parade、Ryohu、elephant gym(台湾)らの作品に参加。料理人としての一面も持ち、大学在学中よりイタリアンやフレンチの有名店出身のシェフの下で本格的に修行を開始。卒業後には都内ビストロの立ち上げに料理長として携わる。現在、自身のYouTubeチャンネル「Kento’s Kitchen」も開設しているほか、所属レーベルEPISTROPH ではオリジナルブレンドコーヒーシリーズや、フレグランスシリーズのプロデュースも行なう。
Instagram  @kentwits
Twitter     @Kent_kg

第1回授業のレポートはこちらから

 

第2回「音楽する脳」
私たちの脳は音楽に彩られています。カラオケや合唱を楽しんだり、大好きな音楽を鑑賞すると自然に身体が動いたりと、実は私たちは皆、生まれながらに音楽家なのかもしれません。しかし、「もっと表現したい」と望めば望むほど、適切な指導を受けたり、練習を積み重ねたりする必要があります。時にそれは面白くないかもしれませんし、悔しい想いを伴うかもしれません。色々な「もどかしさ」から解放されて、自由自在に音楽を表現するために、音楽の教育や練習の仕組みをどうすれば進化させられるか、妄想してみませんか?この授業では、音楽を鑑賞・演奏する脳や身体の仕組みについて紹介し、どこに創造性を発揮するための「伸びしろ」が隠されているかを考えるきっかけを提供します。

アスリートが最高のパフォーマンスを発揮する上でスポーツ科学が不可欠であるように、音楽家をサポートするための科学やテクノロジーが必要です。「ダイナフォーミックス」という研究は、音楽家が創造性の限界を突破し続けられるための新しい音楽教育を創り出すことに取り組んでいます。このワークショップでは、肉眼では捉えられないスキルを「見えるように」「感じられるように」するシステムを使って、皆さんと一緒に新しいトレーニングや音楽の教育の方法について考えたいと思います。

ゲスト講師:

古屋晋一(脳科学者)

ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー・シニアプログラムマネージャー,ハノーファー音楽演劇メディア大学 客員教授,社団法人NeuroPiano代表理事,上智大学 特任准教授,京都市立芸術大学・東京音楽大学・エリザベト音楽大学 講師.大阪大学基礎工学部,人間科学研究科を経て,医学系研究科にて博士(医学)を取得.ミネソタ大学 神経科学部,ハノーファー音大 音楽生理学・音楽家医学研究所,上智大学 理工学部にて勤務した後,現職.主な著書に,ピアニストの脳を科学する,ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと.国際学会Neurosciences and MusicにてScientific Board Memberを務める.
www.neuropiano.net

第2回授業のレポートはこちらから

 

第3回「音楽と建築」
音楽を聴いたり、演奏したりする時の周りの環境を意識したことはありますか?例えば、学校で合唱や演奏をする時。音楽室で練習をするのと校庭や屋上のような屋外の空間とでは、音の響きが少し違って聴こえてきませんか?さらに、同じ屋内でも空間によって聴こえ方に違いがあったり、どんな楽器を演奏するのかによっても、その変化の具合は変わってくるかもしれません。どこで何を聴くか、どこで何を奏でるか。そこには音楽と建築の深い関わりがあり、歴史を辿ると、それらが互いに影響を与え合いながら発展してきた経緯もみえてきます。

「音楽と建築」をテーマとする今回は、建築家の吉村順三氏が音楽家の園田高弘氏のために設計した「伊藤邸(旧園田高弘邸)」を訪れての特別授業。この建物は、クラスを主宰する江﨑氏がご自身の作品「薄光」のMV撮影の舞台として使用した場所でもあります。音楽家はなぜこの建築を選んだのか。建築家は、どのような想いを込めて設計したのか。実際に「伊藤邸(旧園田高弘邸)」の空間に身を置きながら、音楽と建築の関係性を紐解きつつ、音楽家が建築を捉える感性と、建築家が音楽を捉える感性についても考えていきます。

ゲスト講師:

花摘知祐(建築家)
1990年東京生まれ。2015年東京理科大学大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了。2015年より永山祐子建築設計勤務、現在は番頭を務める。2022年より国士舘大学非常勤講師。主な設計担当作に「2020年ドバイ国際博覧会日本館」(2021年)、「東京駅前常盤橋プロジェクトTorch Tower低層部デザイン」(2027年度竣工予定)、「LIXIL社屋オルタナティブトイレ」(2019年)など。住宅、商業、公共建築、都市開発、プロダクトデザインなど、ジャンルや規模を問わず担当。建築や都市空間が持つ「大きさ」という概念に着目し、設計を行う。

第3回授業のレポートはこちら

 

第4回「音楽とグラフィックデザイン」
音楽を聴くためにレコードやCDを購入することが一般的だった時代には「ジャケ買い」という言葉がありました。音楽の中身を把握せずに、ジャケットの見た目だけで音楽を購入するのです。それほど、音楽における「ジャケット(カバーアート)」は音楽と同等あるいはそれ以上の役割を担っていました。例えば、アンディ・ウォーホルが手がけた「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」のあの有名なバナナのアルバムジャケットは、ポップアートのアイコンとして音楽そのもの以上に知られていますし、ザ・ビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブバンド」のジャケットは巨額を投じてポップアートの巨匠、ピーター・ブレイクによって制作されました。

ストリーミング全盛期の今日もそれらのカバーアートの文化は残り続けています。本当はもはや正方形である必要もないのですが、昨今ではジャケットの一部が動画になっているものもあり、音楽のシンボルそのものとして進化を続けています。今回の講義では、音楽に欠かせない要素であるジャケットデザインを皮切りに、音楽とグラフィックデザインの関わりを考えます。

ゲスト講師:

Cota Mori / 森洸大
所属:DWS / millennium parade / PERIMETRON / 圓
色流シ家 / アートディレクター / アジテーター / グラフィック&マスクデザイナー
兵庫県の家系に生まれ、川崎、ロサンゼルス、藤沢で育つ。
2010年 バンタンデザイン研究所特殊メイク&ボディアート専攻を卒業後フリーランスで特殊メイク/造形を中心に活動開始。
2015年 新井緑、岩本薫と共に“極彩色流シ表現集団”DWSを結成。
2016年 佐々木集と出会い色々共にする。
2020年 PERIMETRON / millennium paradeに参入。
東京を拠点にグラフィックデザイン、造形/マスク制作、アートディレクション、ペイント等様々な表現スタイルを武器に活動中

第4回授業のレポートはこちら

 

お問い合わせ

GAKU事務局
info@gaku.school(担当:佐藤)

 

協賛

WEGO
全国に約160 以上のショップを展開する「WEGO」。ファッションの提案にとどまらず、ストリートから派生しているカルチャーをピックアップして、多岐にわたった商品開発やイベントを展開しているライフスタイル&カルチャーストア。
公式HP      wego.jp
公式Instagram   @wego_official
公式Twitter     @WEGO_press

Manhattan Records
1980年に渋谷でスタートした、クラブミュージックの専門店。
R&Bやヒップホップをはじめとするミュージックシーンの最先端を紹介しつづけている。さらに販売事業だけでなく、レコードレーベル「Manhattan Recordings」として、ヒップホップ/R&Bを中心とした国内外のアーティストをマネジメントし作品をリリース。 レコードカルチャーの聖地と呼ばれ、クラブカルチャーにおける伝説の存在に。
公式HP       manhattanrecords.jp
公式Instagram  @manhattan_records
公式Twitter    @ManhattanR

 

授業の日程

2022.3.27 SUN 16:00~18:00「音楽と食」 ゲスト:休日課長、長塚 健斗
2022.4.22 FRI  16:30~18:30「音楽する脳」 ゲスト:古屋晋一
2022.5.29 SUN 14:30~16:30「音楽と建築」 ゲスト:花摘知祐
2022.6.28 TUE 16:30~18:30「音楽とグラフィックデザイン」 ゲスト:森洸大
2022.8.14 SUN 15:00~17:00「音楽と音響(PA編)」 ゲスト:染野拓

 

クラスの様子

このクラスの様子の一部を下記「トピックス」でご紹介しています。ぜひご覧ください。

授業へのお申し込みに関して

GAKUの授業への参加をご検討下さいまして、誠にありがとうございます。お申し込みにあたりましては、参加される生徒様の保護者の方による、参加へのご同意及び下記注意事項へのご承諾が必要となります。下記ご注意事項をご承諾いただいた上で、お申込みフォームへお進みください。

個人情報の取り扱いについて
お申し込み時にいただいた個人情報は、GAKUのプライバシーポリシーに基づき適正に管理し、授業一連の活動に関するGAKU及び授業主宰者からのご連絡、今後行うイベントの情報のお知らせ、その他これらの業務上必要な範囲でのみ利用致します。

※GAKUの個人情報保護方針(プライバシーポリシー)は、こちらをごらんください。
https://gaku.school/privacy/
※個人情報の訂正、削除等をご希望される場合には、下記のコンタクトフォームよりご連絡ください。
https://gaku.school/contact/

当日の記録写真等について
当日の記録写真及び動画、作品などは、GAKU及び授業主宰者や開催協力・後援団体の業務 (ホームページやパンフレット等への掲載を含む)に使用させていただく場合があります。 また、授業の配信や記録動画の販売が行われる場合があります。なお、当日は、新聞やテレビ、インターネットサイトなどの取材が入り、授業の様子が報道されることがあります。氏名と顔が判別される動画像の同時掲載の際には、改めてご承諾をいただくようご連絡を致しますが、ご懸念の点がありましたら、お申し込みの備考欄やコンタクフォームより、お気軽にご連絡ください。

キャンセルについて
授業のキャンセルに伴うご返金に関しては、各授業主宰者のご案内をご確認ください。

新型コロナウイルス感染症防止への対応について

1.授業参加にあたって
①施設入場時の検温と手指のアルコール消毒、施設利用時のマスク着用にご協力お願い致します。
②授業当日に37.5℃以上の熱があった場合には、いかなる理由があっても、授業には参加出来かねますので、ご了承ください。

2.感染の疑いがある場合
①37.5℃以上の発熱が3日以上続いた場合、その他発熱や体調不良等が続き感染が疑われる場合、2週間以内に海外に渡航している場合、新型コロナウイルスへの感染を疑われる人との接触可能性が本人または同居家族にある場合には、当該事実の判明後、直ちにクラス主催者にご連絡の上、授業の参加をお控えください。
②授業中に参加者の体調不良などが確認された場合には、感染拡大防止のため、当日の活動を中止し、参加者皆様のご帰宅をお願い致します。ご了承ください。

3.感染が確認された場合
①万が一、GAKUの利用者に、新型コロナウイルス感染症が発症した場合、保健所の指示に従い、速やかな対応を行います。必要な情報提供にご協力お願い致します。 ②渋谷PARCOの他施設内で感染者が確認された場合、授業の実施を延期する場合もございます。その際、授業料返金は致しかねますのでご了承ください。
③万が一新型コロナウイルス感染症に感染された場合の責任は負いかねます。

承諾をした上で、申し込み手続きを進める

トピックス

  • 「Beyond the Music2022」第4回 音楽とグラフィックデザイン

  • 「Beyond the Music2022」第3回 音楽と建築

  • 「Beyond the Music2022」第2回 音楽する脳

  • 「Beyond the Music2022」第1回 音楽と食

  • Beyond the Music 2020-2021